メガドッグ 180インプレ!特徴と実釣で得た適したタックルと使い方

メガドッグ180のインプレです。

メガバスの大人気ビッグペンシルベイトであるオリジナルモデル220のダウンサイズ版。

購入し実際に2シーズンにわたり実釣した感想と特徴から

適したロッド、リール、ラインのこととメガドッグ180の性能を100%引き出す使い方を解説します。

メガドッグ 180の特徴

メガドッグの180はメガバスが誇る大人気のトップウォータービッグペンシルベイトのオリジナルのダウンサイジングモデルとして発売されました。

兄貴譲りのストロークの長い左右へのスライドアクションと、操作性はそのままに大きさだけ変更された形です。

重さと長さ

オリジナルのダウンサイジングモデル

特徴|メガドッグ180,インプレ

ダウンサイズといっても長さ180mmで(オリジナルは220mm)決して小さくはなく重さも72gあります。

このようなビッグベイトの類に入る大きさでありながらもその水面をまるで滑るように

しかも簡単にドッグウォークさせることができる操作性も兼ね備えています。

メガバス メガドッグ180

全長:180mm 自重:72g フック:#1 リング:#4

浮き姿勢

浮き姿勢|メガドッグ180,インプレ

この手のソルトで使用するビッグペンシルベイトは水面に浮かせるとダイビングペンシルのようにほぼ直立ですが、

このメガドッグ180は浮かせているとボディ全体を斜めに頭の一部が出ている状態でほぼ浮き姿勢は水平です。

表層が風を受けて波立っている状況でもちょうど波の上に乗っかってるいる状態になります。

スイベルアイ

スイベルアイ|メガドッグ180,インプレ

経験者ならわかると思いますがトップウォーターの場合ドバッと大きなバイトがあっても乗せきれない悔しいさを何度も味わったことがあると思います。

その原因のほとんどはフックポイントがシーバスの動きに追従できていないから起こります。

それを軽減してきれるのがこのスイベルアイです。フックが回転するためにフッキングできるタイミングを逃しません。

3連になっているフックはすべてこのスイベルアイで接続され、1.2mmの極太の貫通ワイヤーでフロントアイから一体で結ばれています。

人気カラー

メガドッグ180にはシーバスなどソルトウォーターで魅力的に感じるカラーが揃っています。好みにもよるので一概には言えませんが一番人気が高いのはおそらくスパークルドチャート☆彡

なぜかこれだけどこ探しても在庫あまりなくて、買おうとしたら定価の倍とかww ザラにあります。

または、GGイワシやGGボラなどナチュラルベイト系や、レッドヘッド、チャートヘッドやGLXダブルチャートなどチャート系が人気が高いです。

それ以外にも限定カラーがたくさん出ているので、自分で「これいい!」と思ったら即買っておいたほうがいいかもしれません。カートに入れて悩んでるうちに無くなってしまうほどすぐになくなりますよw

ちなみに定価ですが、180サイズで売価が3600円くらいですw 巷に出回っている人気カラーがどれほど高値かわかります…。

メガドッグ180とメガドッグXの違い

メガドッグXとの違いメガドッグXの違い
ドチャートカラーはソルト仕様で、キラーピンクはメガドッグ-X

メガバスのメガドッグはオリジナルモデルのほかにこの180と、もうひとつメガドッグ-Xというものがあります。

この二つの違いはソルトウォーター用のラインナップがメガドッグ180で、バス釣り用がメガドッグ-Xです。

詳細はわかりませんが、長さも重さも同じで
違いはフックとカラーのラインナップが違います。

この記事内で登場するメガドッグのGGイワシとドチャートカラーはソルト仕様で、キラーピンクはメガドッグ-Xです。

フックは180には太軸でスプロート形状のトレブルフックになっています。フックの種類が違います。シーバス用にそのまま使うのであればXよりも180の方が向いています。

メガドッグ 180インプレ

ここからは実際に2シーズンに渡り実釣して得た感想をお伝えします。

飛距離

飛距離|メガドッグ180,インプレ

もうこの手の大きさのルアーをたくさん使ってきましたがジョイントベイトでない限り、それ以外のビッグペンシルなどは重さもありよく飛びます。

その中でも中の重心移動ウエイrと風を切るような鋭角なボディ形状で飛距離はバツグンです。

飛距離|メガドッグ180,インプレ

PE4号でベイトタックルで何度か測ってみて最高が39m、ほぼ40。平均35mくらい。

ビッグペンシルでこれくらい飛んでいれば十分です。

トップゲームにおいて、いかに素早く広い範囲をサーチできるかに貢献できる飛距離の差はアドバンテージがかなり大きいです。 

ドッグウォークのしやすさ

簡単に左右にスライディング

ドッグウォーク|メガドッグ180,インプレ

僕が使い始めていちばん驚いたのはこの操作性。

軽いロッドアクションと力のいらないリーリングで簡単に水面を滑空!

左右に動きながらスライドアクションしてくれます。

クロスやダウンではなく水流の影響を受けにくいまっすぐアップにした場合ならXGエクストラハイギアのリール半回転の

カクカクとデジ巻きでだけでも左右にドッグウォークしてくれます。

やっぱりデザインがカッコイイ

デザイン|メガドッグ180,インプレ

やはりなんといってもメガドッグシリーズの魅力はこのイケメンなルックス☆彡

ルアーマンであれば誰もが思う憧れのルアーってあるじゃないですか?

「これで釣りたい!!」と思わせてくれるルアーで…

それで釣ったら喜び3倍!みたいなww

そういうルアーの存在です。インテリアとして飾っておいてもカッコイイですよね☆彡

ま…釣りして実際に使ってなんぼですけどw

あえて欠点を挙げるなら…

弱点|メガドッグ180,インプレ

あえてひとつだけ欠点を言うとしたら、このスイベルアイのおかげでアイがくるくると回ってフックの交換がやりずらいことくらいですw

たったそれだけですw

このクルクル回るのがフッキングし難くさせていると思っている人もいます。そういう人はここをアロンアルファ等で固定しているみたいです。そこまでするならメガドッグにしなくても…。と僕は思っています。参考までに…。

メガドッグ 180のタックル

ロッド

メガドッグ180はオリジナルと比べると72gと軽いとはいえ、シーバスルアーの中では決して軽いほうではなく、扱うロッドはベイトロッド一択でしょう。

重量が72gですから、ロッドのキャスト可能な許容重量が最低でも~MAX100gはあったほうがいいです。

それ以下ですとやってみたらわかりますが、テイクバックした時点でティップだけ垂れ下がり投げずらく破損を招いてしまいます。

あまりおすすめはしません。

スピニングは!?

操作がしやすいとはいえこの重さですので正直メガドッグ180をスピニングで使うことはあまりおすすめできません。

ルアーの大きさや重さだけでいうのであれば・・・ショアキャスティングロッドとかですかね…。ご自身の判断でお願いいたします。

リール

ベイトタックルをおすすめしたので当然リールもベイトリールがおすすめです。

太いPEラインをより長く(50m以上)巻けるもので、

メガドッグ180のリーリングによるスライド幅を考慮するとノーマルギアよりもハイギア以上がおすすめです。

ライン

筆者の場合はPE4号にナイロンリーダー40lbを1ヒロほど巻いて使いました。

目安にするのであればPE2号以上~6号くらいまでが良いと思います。

ビッグベイトにおすすめのPEラインは下記で紹介しています↓

またビッグベイトに適したリーダーは
フロロとナイロンごとにおすすめをご紹介しています↓

また、ビッグベイトに適してた「強固で、簡単、ガイド抜けが良い」
PEとリーダーの結束方法も動画で解説しています。
ぜひご試聴ください↓

メガドッグ180の使い方

メガドッグ180の使い方

適した状況

メガドッグ180はビッグトップペンシルの部類ですから、ベイトが上ずっている状態で、ボラやコノシロの群れが水面すれすれにわんさかいる状態の時や、デカいシーバスほど水面を意識しているのでシーバスが上を意識しいてる状況に向いています。

また風が弱く(もしくは無風)のときはキャストもドッグウォークをしやすいのでおすすめです。

ほかの適した条件についてはいつものシーバスが釣れる条件や時期と同じで、流れの変化がある場所やベイトが溜まる場所などいつもと同じ条件を加味して考えてみてください。

●コノシロやボラなどなど大型のベイトをシーバスが食っている時期
●コノシロや落ち鮎、ボラが上ずっているとき
●水がクリアで風の弱いとき

動かし方①:ドッグウォーク

リール半回転~1回転でロッドをあおるワンピッチジャークの要領で一定のリズムで動かすだけです。それだけで簡単に左右に首を振りながら横滑りしてくされます。

インプレのところでも書きましたがメガドッグ180の場合は、流れの緩い場所やアップから引いてくる場合は、緩急つけた半回転のデジ巻きのみでもドッグウォークが可能です。

●一定のリズムでロッドをジャークの要領であおるだけ!!

動かし方②:ダイブ&スプラッシュ

上のドッグウォークの途中で一旦止めると、ややテールが沈み込むので、そこから勢いよくロッドを煽ると大きなスプラッシュを上げてゴッボンッとダイブします。

ドッグウォークだけでは食わせきれないときなど、一点ジャークの要領でその場でやるとシーバスの食い気を刺激することができます。

メガドッグ 180で釣った!という醍醐味

メガドッグ180のようなビッグベイトのシーバスゲームの場合、たとえ釣れたシーバスの大きさが60cmクラスのアベレージサイズであっても、いつものルアーで釣れたときよりも嬉しさは倍以上です!

しかもトップペンシルということでシーバスが水面を割ってドバッとド派手にバイトしてくるところも間近で目にしながらファイトに望めるので

楽しさも長さと重さに比例して”ビッグトップ”!

筆者がこれまでにいくつも試したビッグペンシルの中では操作性、アピール力、釣っているときの満足感を総合的に考えて一番出番が多いです。

気になっている方はメガドッグ180を使ってランカーシーバスを釣りにいきましょう!

メガバス メガドッグ 180