シーバスビッグベイトゲームをこれからはじめる初心者の方の為に厳選したおすすめビッグベイトをご紹介します。
季節になると盛り上がってくるシーバスビッグベイトゲームです。そのルアーの種類やしのぎを削る各メーカーが毎年のように新作を発表し、数も数年前と比べるとかなり増えました。
どれが本当に釣れるのかシーバスビッグベイト初心者の方は迷うことでしょう。
そんな方たちのために、多くの失敗をしてきた僕が…泣(´;ω;`)ウッ…
失敗も含めた体験から得た教訓を基に、これまで実績があり扱いやすく、釣れるシーバスビッグベイト初心者におすすめのルアーを選りすぐってお伝えします。
シーバスでビッグベイトが最も活躍できる時期
もう近年春からでもビッグベイトシーバスが楽しめ、シーバスでビッグベイトゲームがもっとも活躍できる時期は、大型のイナッコや秋の落ち鮎、コノシロなど、メインベイトのサイズが徐々に大きくなってくる、秋から冬にかけての時期になります。
僕が大好きなリバーシーバスからベイトで説明すると、特に晩秋からの落ち鮎とコノシロパターンです。この時期に河川や河口で、または港湾部でシーバスが好んで食すベイトのサイズはビッグベイトそのものです。
僕のホームではコノシロが街中の中流域(大型河川)まで上がってきます。
ビッグベイトはシーズン中、昨今お馴染みルアーになっているほどでフィールドでもビッグベイトアングラーと出くわす確率が上がるのがこの時期です。
シーバスビッグベイト初心者のルアーの選び方

これまで僕はビッグベイトゲーム用のルアーも買っては売りを繰り返し、中々自分の思ったものに出会わなかった頃に、たくさん失敗を重ねてきた経験からシーバスビッグベイトゲーム初心者の方にルアーの選び方をお伝えしたいのです。
最初にザックリお話しすると…
●まずは定番から使ってみる
●扱いやすさを優先に選ぶ
●はじめから釣れないことを覚悟(๑•̀д•́๑)キリッ
こまかく解説します。
まずは定番から使ってみる
初心者の方が自分で使ってみたいと思って釣れる根拠も弱く選んでしまい使ってみても、ほぼ釣れません。
いろいろ使ったみた挙句の果てにこれめっちゃ使い難いじゃん!とかいうダメルアーというか、自分の使い方には向いていないものも存在します。
まずは迷わず、実績の多い人気の定番ビッグベイトを選んでみるのが釣果にはいちばん近道です。
扱いやすさを優先に選ぶ
釣れる人気のビッグベイトとわかっていてもそれぞれに個性があって、場所やタックルが違えば使うアングラーによっては扱うのが難しいと思うものもあります。ビッグベイトの場合それが顕著に出やすいと思います。
ですから、まずは万能者向きで、慣れとか必要なく誰でも操作しやすいもののほうが楽しくはじめられます。
釣ってる間に「なんかこのルアー変だな!」って思ってるときは使い方間違ってるか、自分の意図した使い方に合っていないルアーのどちらかです。
そんなときは楽しめませんよね…。しかもそういう時は釣れません。
この最初に感じ取れる”楽しさ”ってビッグベイトゲームで超重要なんです!!
はじめから釣れないことを覚悟(๑•̀д•́๑)キリッ
釣っている間から楽しいと思えるルアーを選ぶことが大切な理由はこれです。
シーバスのビッグベイトゲームはよく釣れないと言われます。ほんと1匹掛けるまでの時間がめっちゃ長くてフィールドに通いつめ投げ倒すことがもっとも重要。
ビギナーズラックがあったとしてもそれは確率的に低く、とにかく釣れなくても釣れるまでひたすら投げ続ける覚悟が必要です。
そのためにも釣ってる間=釣れるまでのプロセスも楽しんでできると続けるモチベが湧いてきます。
そのために扱いやすくて、実績のある(釣れる)ルアーってめっちゃ重要なんです。
シーバスビッグベイト初心者におすすめルアー
シーバスのビッグベイトゲームは一種のロマンみたいなものがあってデカいお気に入りのルアーでランカーシーバスを狙う時間は至福の時でありシーバス釣りをやってるひとならいずれはやってみたいと初心者の方でも憧れること間違いないです。
厳選したシーバスビッグベイトゲームをこれからはじめる初心者の方におすすめのビッグベイトをご紹介します。
ビッグペンシル
まずはビッグベイトの中でも釣れた時の貴重な1匹の感動が倍増するトップウォーターのビッグペンシルから。
マルジン UKBP ビッグペン 150
ドッグウォークのしやすさを売りにしているビッグペンシルはたくさんあるし、そこそこ動きますが、これをはじめてつかったときの操作性の良さは驚きレベルMAXでした!!
使ってみてここまで「これいい!」って本気で思えたものって非常に稀なんです!!
スピニングタックルでもかっとぶ驚異的な飛距離、PEラインでの使用を考えた単にデジ巻きだけで簡単に左右にスライディングする操作のしやすさ。ボーン素材による軽快なサウンド。などなど、
どれを取っても、往年のトップペンシル”オリザラ”を超えた現代版丸形ペンシルベイトの決定版です☆彡
エバーグリーン アマゾン
メガドッグと肩を並べるシーバスが釣れるトップペンシルの名機です。もう10年以上前、まだSNSが今のように流行る以前(スマホがない時代)wからバサー畑のシーバスアングラーの間では夏秋のシーズンにこれで釣れてる話はよく見かけていました。
シーバスで騒がれるようになったのはほんの2,3年前に小沼さんが動画で伝えたのがきかっけで広まりました。
なので少し真新しさにかけると思い3番目のおすすめ紹介になってしまいましたが、これもMH以上ならスピニングタックルでも十分投げることが出来るのでビッグベイト初心者におすすめ。

メガバス メガドッグ 180
ビッグベイトゲームのトップといえば…メガドッグ。その大きさとアピール力の強さ、ドッグウォークの操作のしやすさなどどれをとってもこれは外せない魅力があります。
元祖は220ですが、もう少しタックルを選ばないサイズダウンの180は初心者の方向きです。
1匹のランカーを往年のルアーで仕留める夢を追いかけるアングラーにww

ジョイントベイト
ビッグベイトゲーム初心の方がいちばんイメージしやすいルアーがこのジョイントベイトではないでしょうか?
ジョイント系はゆっくりただ巻き、止めてポーズを入れたりなどスローな展開の使い方が基本ですが、速巻きに対応できるものや、ラインを繋ぐアイによってミノーやバイブレーションのようなアクションをするものもあります。
複数のタイプを揃えておいて使い分けすることで釣り方に幅を持たすことが可能なカテゴリです。
ガンクラフト ジョインテッドクロー シフト 183
ビッグベイトと聞くと真っ先に思いつくルアーはジョイントベイトではないでしょうか?
そのジョイントベイトの中でも特にナイトゲームでポーズ、ドリフトなどスローな展開の”静”の釣りならジョイクロの右に出るものはありません!
わずかな水流でも鮮やかなS字で揺らぎ。浮かせてポーズの最中も艶めかしい揺らぎを放ちます。このナチュラルな動きは他もものでは真似できません。
また、このジョイクロシフトシリーズから速巻きでもスイムアクションするようになっています。けどこのジョイクロの良さを最大限生かすなら止めたり流したりの釣り方におすすめします!

ジャッカル ダウズスイマー 180SF SWカラー
速巻きだと泳ぎが破綻してしまうジョイントベイトはどうしてもシチュエーションが限られてしまいますが、このダウスイはただ巻き、速巻きも可能で、軽いリーリングジャークで水面直下でダートさせることもカンタン!
ダウスイも220SFがメインですが、タックルを選ぶのでシーバスビッグベイト初心者には180SFをまず、おすすめしています。
エレメンツ ダヴィンチ 190 SW
イケメン過ぎて、こんなルアーで釣れるの?と思い半信半疑で買って使ってみてびっくりしたジョイントベイトがこちらダヴィンチ。
ジョイントベイト=S字スラロームと思っている既成概念を大きく覆すアクションで基本アクションはロールアクション。
口元と背中に2か所にアイがついていて種類の異なるアクションをし、背中のダイビングアイに繋ぐと前傾姿勢でバイブレーションするなど使い方も他とは差別化できるため、使い分けでほかと同時に持っておいてもOK
ノーマルのフレッシュウォーター用は細軸フックになため、シーバスにはウエイトとフックの種類が違うSWがおすすめです。
ヒフミ クリエイティング ブルージュ 190F
これまで紹介してきたジョイントベイトと異なるのはテール。
スイムテールと呼ばれる(シャッドテール)と通常のヒレ型のフィシュテールが付属しています。
このスイムテールのときの艶めかしい動きが秀逸。
(フィッシュテールの場合S字&スライドアクション。スイムよりアピール高め)
他のジョイントベイトでは真似できない動きなので、このブルージュを使うのであればスイムテール1本がおすすめの使い方です。

DRT タイニークラッシュ
シーバスのビッグベイトシーンでも圧倒的人気を誇るクラッシュ9(ナイン)の弟的存在のタイニークラッシュはサイズも17cm弱で、重さも約56gとMH以上のスピニングでも難なく投げれるサイズ感と扱いやすさが初心者向き。
ボートからの岸壁、ケーソン奥などに潜んでいるシーバスを引きずり出す魔力があります。
シマノ エクスセンス アーマジョイント190 F/S
ビッグベイトゲームのジョイント系ルアーは飛距離があまり伸びないことが一番の懸念点がつきまとっていましたが、このアーマジョイントは独欲のジョイント連結部分の採用によって、キャストすると着水までにボディが完全に折り畳まれ空気抵抗を減らし飛距離を稼ぐことができます。

ウェイクベイト
ビッグベイトゲームの時にトップではで切らない時に一気に下の水面直下のレンジを狙いにいくのではなく水面に皮一枚をまとったウエイク系を間に使ってみると出ることがあるので、一つは常備しておきたいビッグウエイクベイトのおすすめをご紹介します。
マルジン UK ビッグウエイク 170F
デカいサイズなのに抜群の水面レージキープ力を誇ります。
ウエイクベイトの使い方はデッドスローからスローリトリーブが基本で表層にわずかに背中を出して泳がせたいのですよね。波が立っていたり水流のある場所だと前のめりに頭から突っ込み気味になってしまったり、潜り込みすぎてしまい本来の使い方ができなかったりするのですが、UK ビッグウエイクはきっちり背中に水面をうっすらとまとったままユラユラと泳いでくれます。
絶妙な位置に配置された3つの移動式タングステンウエイトが、水平姿勢はもちろん飛距離も手に入れ
アクション時には不規則なサウンドを奏でてくれます。

ブルーブルー ガボッツ! 150
見るものを一瞬にして引き込む形状で「スイミングポッパー」という独自のカテゴリとされているため、ポッパーのような使いかたもできれば、潜らせて泳がすこともできます。
ここでおすすめの使い方は水面から背中を出して、水のベールを一枚背中にまとった状態でのデッドスロー。
ゆっくりV字波紋をつくり引き波を残しながらナチュラルなロールアクションをします。これがコノシロやサイズがデカくなったイナッコパターンにハマります。少し潜らせてからのただ巻きもOK!
この形ゆえに…あまり飛距離は期待しないほうがいいですw

ジャークベイト
水面直下を水中ドッグウォークさせるジャークベイト。普通にジョイントルアーでも可能なのですが、これを用いることでその手前、左右に移動する際の身体を揺らす際のフラッシング効果が期待できるものがこれ!!
ジャッカル ダウズジャーク 190
多くのメーカーが出しているカテゴリではあるし、ほかにもサイズが大きくて良いものもあるけどこれが一番アクションが良く扱いやすいです。大きさの割によく飛びます!
大きさと重さ的にベイトタックル向きです。
DUO ラフトレイル コノフラット160F
今回おすすめしようかどうしようか迷ったけど、シーバスビッグベイト初心者にスピニングでも扱えるジャークベイトとしてならこれ!
浮きやすいので足場の高い場所やボートからの方が扱いやすいです。

大きなルアーでデカいシーバスを釣ろう!
デッかいルアーでデッかいシーバスを釣るのには憧れのような一種のロマンみたいなものがありますよね。それがシーバスのビッグベイトゲームの醍醐味です。そうそう簡単には釣れさせてはくれない釣りですが、掛けてファイトの間はドキドキで苦労して獲れた1匹の重みは何ものにも代えがたい喜びが待っています。
このページでは単におすすめだけでなく、僕の経験からこれなら初心者の方がいきなり使っても慣れるのも早く、楽しんで釣りができるだろうというものだけを厳選しました。
これからはじめようと思う方はぜひ、ここでおすすめしたルアーから好みのものを選んでチャレンジしてみてください。ビッグベイトを使ってデカいシーバスを釣った時の嬉しさを味わってください。