23エクスセンスXRインプレ!実釣と廉価版シーバスリールの使い道と買うならこの番手!

23エクスセンスXRのインプレです。

ご存じシマノのシーバスに特化したリールの廉価版として長く愛されている定番です。

歴代エクスセンスを3世代にわたって使ってきた筆者が久々に手にしたXRとして新しく生まれ変わった新生エクスセンスリールの実釣した感想と中心にご検討中の人におすすめの使い方と番手選び方について解説します。

執筆した僕のこと
3世代に渡ってエクスセンスCi4+シリーズを使い続けてきた経験をもとに今回もインプレします。
いつもシーバス狙ってるけどほぼコレクター化してる釣り道具マニアですw
よろしくお願いしますm^^m

23エクスセンスXRとは

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23エクスセンスXRはこれまでエクスセンスシリーズのリールの中で軽さを追求しコストパフォーマンスに優れたモデルとしてリリースされていたエクスセンスCi4+の後継モデルです。

21エクスセンスの上位機種の金属製ボディと違い、軽い素材のCi4+を使うことで軽量化が図られています。

また価格帯が上位機種の21エクスセンスなどと比べると半分以下に抑えられているためシーバス中級者の方でも入手しやすくなっています。

シマノ 23エクスセンスXR 3000MHG

自重(g)200最大ドラグ(kg)9
巻き取り長(cm)86巻糸量(m)1-190
ベアリング数9/1ハンドル長(mm)55

シマノ 23エクスセンスXR 4000MXG

自重(g)225最大ドラグ(kg)11
巻き取り長(cm)101巻糸量(m)1.2-25
ベアリング数9/1ハンドル長(mm)55

歴代エクスセンスci4+を辿る

旧エクスセンスCi4+
はじめて手にしたエクスセンスのリール。14エクスセンスCi4+

筆者はこの23エクスセンスXRでエクスセンスのリール(安いほう)はこれで3台目になります。

最初に手にしたのは14エクスセンスCi4+でした。

それまで10,000円以下のエントリーモデルしか使ったことのなかった自分はリール自体の軽さと、巻きの滑らかさにド肝抜かれたのを思い出します。

けどあとから知ったのですがそのときの14エクスセンスCi4+はあまり評判が良くなかったみたいですねww

まだストラディックもなかった時代の話です!

ヴァンフォードに関しては2020年に出たばかりの後発品もいいところ、新米リールです。

それから17年にステラなど同じ金属ボディの上位機種のエクスセンスが発売されますが、その頃はまだそれを購入できる経済力がなくてそれから翌年に出た18エクスセンスCi4+を購入。

巻き感や軽さには満足していたのですが・・・

…が、この頃にはすでに自分なりのリールを選ぶ感性が育っていて、あることを理由にすぐにその年発売された念願の18ステラに買い替えしてしまいます。

そこから月日が経ち今回の23エクスセンスXRなのです。

そのときの「ある理由」も織り交ぜながら、なぜ今またエクスセンスなのかもお話していきます。

23エクスセンスXRの位置づけと使い方

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23エクスセンスXRは上位機種である21エクスセンスと比べると価格が安いことでシーバス釣り初級者から中級者向けのリールだと思います。

過去の僕のようにエントリーモデルしか使ったことのなかった人ほどその違いに驚かされると思います。

また、上級者のサブリールとしてもおすすめしたい番手が23エクスセンスXRのラインナップにあります。

後でおすすめの番手のところで詳しくお伝えします。

●シーバス初級者~中級者のステップアップに
●上級者のサブリールにも!

エクスセンスXRで青物は?

シーバス用リールですがライトショアジギングくらいであれば中型青物(ワラサ(ハマチ)、サワラクラスまで)なら併用も可能です。

ただしこれも選ぶ番手によります!

C3000番台では心もとないです。4000MXGならOKです!

Cはコンパクトボディ軽量だけじゃない!!

理由はCはボディが小さい分、中のギアも小さいので受け止める負荷に対する剛性が一段低くなります。

4000MXGやC5000XGだとほぼ中身は4000番なのでほぼ変わりはありませんが、3000番クラスならターゲットによってはあからさまにパワー不足を感じるはずです。

リールは耐えられる負荷を超えてしまうと真っ先にギアから壊れていきます。

ギアはリールにとって生命線ですから、そこ壊れたらリール事おじゃんに等しい大ダメージです。

軽さや感度を優先しターゲットが小さい釣りならばCもありですが、大型のターゲットも視野に入れる場合はCではパワー不足です。

実は筆者が14から18まで自分が選んだのは2台ともC3000MHGでしたが、ある日めちゃくちゃ元気な70cmのシーバス掛けた時に、結果釣れましたけど巻いて寄せてくる間にリールの力不足を実感したのです。

それからというものシーバスではC3000クラスを選ばず3000MHGを選ぶようになりました。

釣れる釣れないの話ではなくて、パワーの余力です。

剛性だけで判断すると21エクスセンス

21エクスセンスはステラや20ツインパワーと同じ金属製ボディで剛性に安心感があります。

強化カーボンのCi4+は23ヴァンキッシュなど軽量化に重点を置いたハイエンドなクラスのリールにも採用されている素材なので決して剛性感がまったくないわけではありませんが値段が倍以上するので高価でおいそれと手に入れらないものです。

大型の青物や対ランカーシーバスだけを視野にいれるのであれば23エクスセンスXRよりも上のクラスの21エクスセンスのほうが高剛性だといえます。要は使い分けだと思ってます。

どんなルアーを使い、ターゲットのシーバスのサイズなどを考慮し剛性が必要でお金に余裕があれば21だし、比較すると剛性に差があることを理解したうえで23エクスセンスXRを使うのもありだと思います。

23エクスセンスXR実釣インプレ

ここからは筆者が購入した3000MHGの手にしてみたときと、実際に釣りした感想です。

価格はそれほど変わらず

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最近の値上がり傾向にある釣り道具にあって、23エクスセンスXRの価格も例外ではありませんがほかのリールと比べるとその差は微々たるもので、これまでの2万円台で収まっているので、多少高くなったとはいえ23ヴァンキッシュや22ステラなどの値上げ幅と比べると入手することを躊躇してしまうほどの開きはありません。

見た目はバッチリ

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旧モデルから受け継がれているマットブラック主体のボディ単に漆黒のブラックのみだった18エクスセンスと比べるとところどころにシルバーがアクセントになっていて23のほうがイケメンになった感じがします。

今年新しくなった23ディアルーナとの相性はバッチリ☆彡

軽い巻き心地

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巻きの感触はシマノらしい軽やかな仕上がりです。

ベアリングの数も違うし、上位機種ほどのスルスル滑るような巻き心地のシルキーさはありませんが、巻き心地は必要十分です。

巻きはけっして重くはありません。

自重の軽さ

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自重はCi4+ボディで軽いです。3000MHGで200gしかありません。

ハイスペックの軽量リールである23ヴァンキッシュと比べるとさすがに少しだけ(わずか15g)

数値上は重たいのですがそれでもロッドにセットしたときに手元だけが重たく感じるアンバランスさは微塵も感じさせません。

T型ハンドルノブ

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もうこのT型のハンドルノブも定番ですね。3000番クラスだとこれが一番握りやすいです。14エクスセンスの頃のラウンドタイプのほうがライトジギングなどの時にも重宝します。

もっとも力を入れやすい形状ですが、通常のシーバスシーンならこれで十分です。

リーリング際はぎっちり握らなくても2本の指を引っかけるだけで回せます。

安心できる操作感

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最近のシマノのリールは密巻き(スーパースローオシュレート)などの新しい技術や

ベールカムの接合部分が22ステラでは一新されるなどこれまでの常識を覆すようなものがたくさん採用されていますが、

23エクスセンスXRはリジットサポートドラグなど新たに採用されたものもあるものの、スタンダード路線が進化したものだけなので、使用した時の安定感があります。

買うならコレ!おすすめの番手

元がシーバスゲームの専用設計なわけですが、4つしかないラインナップでも筆者独自の主観的な判断でおすすめしたい番手があります。

その薦める理由とおすすめの番手をご紹介します。

シマノ 23エクスセンスXR 3000MHG

もうこの番手はザ・シーバススタンダードですね!大きなシーバスまで釣ることを前提にするのであればC3000MHGではなく3000MHGです。
途中でお話しした通りボディの大きさによって中のギアの大きさが違います。すなわちパワーが違うわけです。

シマノ 23エクスセンスXR 4000MXG

対ランカーシーバスをメインターゲットにするのと、磯ヒラやライトショアジギングにはこちら4000MXG。中型青物くらいまでなら楽勝でしょう。9.6ftクラスのレングスでMLまたはM以上のロッドとの相性もバッチリだと思います。

23エクスセンスXRインプレまとめ

23エクスセンスXRは21エクスセンスの廉価版ですが、見た目は負けず劣らず。

性能については価格の違いだけ差はありますが、

この価格帯のリールとしてはコスパは高く、必要十分なスペックは持ち合わせているリールだと思います。

シーバス釣りをすでにやっていて少しステップアップしたい人にイチオシなリールです☆彡