シーバスおすすめショックリーダー6巻!太さと長さの決め方も解説します

シーバスのおすすめのリーダーをご紹介します。

シーバスに適した長さ、太さ(号数)の決め方、結び方についても詳しく解説していきます。

おすすめのシーバスリーダーだけにどどまらず、ここだけでシーバスのリーダーについてのすべてがわかる手引き書になっています!

ぜひ、最後までお付き合いください。

※尚このページでは通常のシーバスゲームに限ったショックリーダーに絞って解説しています。シーバスビッグベイトゲームのラインいついては別の章にまとめます。

シーバスでリーダーの必要性

リーダーの必要性|シーバスおすすめショックリーダー

シーバスでも今や釣り糸はPEの全盛期です。PEラインの性質上縦の直線強度については強く、同じ強度でも細くでき飛距離が伸びるなど利点のために効果的に用いられています。

しかし、直線強度は強いものの、横からの擦れ(摩擦)には脆弱で、水中のストラクチャーなどの障害物に触れたりしたときの横からの衝撃にはどのラインよりも弱く、ほんのちょっと擦れただけでいとも簡単に切れてしまいます。

しかもフッキングしてから、反対側に走ったり、エラ洗いをするシーバスはその確率が高くなります。

そのために、ライン先端部分に横からのショックを吸収し受け止められだけの強度を持ったリーダーの使用が欠かせません。

また。昨今のビッグベイトシーバスでは耐摩耗性と同時に、大きく重たいルアーを何度も繰り返しキャストするので、高切れしてしまうリスクを減らすために、PE本線に対してのショックをPEよりも伸びるリーダーで補うクッションとしての役割も果たします。

●PEの耐摩耗性を補う
●伸びないPEのクッション性を向上

シーバスのリーダーの種類

リーダーにはさまざまな素材でできた種類がありますが、現在シーバスではフロロカーボンとナイロン製のものが多用されています。

フロロカーボン

フロロカーボンは比重が重く、水の中でよく沈みます。横から擦れに強くもっとも強度があり、まっすぐの力でも伸びにくく感度がいいのも特徴です。現在シーバスゲームで定石となっているリーダーです。

ナイロン

ナイロンはフロロに比べて比重が軽く、若干水に浮きゆっくり沈みます。また直線での伸縮がよく少し伸びるため、その特性を生かして食いが弱い時期や状況なのでミスフッキングを防いだり、トップウォーターなどでラインを少し送ってやる必要があるときに用いるなどフロロとの使い分けができます。

ビッグベイトの際のクッションとしての役割には伸縮性のあるナイロンのほうが僕は適していると思っています。

●根の粗いポイントならフロロ
●ランカー狙いorビッグベイトの場合ナイロンがオススメ(主観的見解)

シーバスおすすめリーダー

シーバス釣りに使用されるリーダーは数多くのメーカーから発売されていますがこれまでにいろいろ使ってみたものの下記に紹介するものに最終的に落ち着きました。体験を基にした厳選6つおすすめリーダーをご紹介します。

バリバス シーバス ショックリーダー フロロカーボン 30m

バリバスの技術をすべて盛り込んだこだわりのシーバス用ショックリーダーです。感度、強度ともにリーダーに求められる性能は当然持ち合わせており、それなのにけっこうしなやかで癖がつきにくいです。

僕にシーバスを教えてくれた先輩はシーバス以外にショアジギでもずっとこれを使用し続けています。

「プレミアムなものしか使わない!」というシーバスアングラーにはおすすめできる信頼度も高く一番人気のシーバス用リーダーです!

バリバス シーバス ショックリーダー ナイロン 30m

シーバス釣りで極寒期などのハイプレッシャーな場面で”当たるけど乗らない”状況下では甘噛みで固くて伸びないフロロでは食わせきれないときがあります。そんな気にはナイロンリーダーです。

またポッパーやペンシルを使った水面にルアーを浮かせるシーバスゲームでは沈んでしまうフロロよりも水面に浮くナイロンの方がルアーの姿勢を保ち操作もしやすくトップルアー本来の動きを損ないません。また伸びることで吸い込みを良くしてミスフッキングを防ぎます。

通常ナイロンの約20倍の耐摩耗性を誇るVEP製法でしなやかさも確保されたシーバス用ナイロンリーダーにはこれがおすすめ!

ちなみに僕は年中このナイロンリーダーを使用するようになりました。

シマノ エクスセンス リーダーEX 30m

もうこれもインスタとかでよく見かけるシーバスハンターに信者が多いエクスセンスのシーバス専用リーダーです。

信頼のあるシマノの製品なので、シーバス以外でもブリクラスの大型青物もこれでいけたという口コミもありました。価格もちょうどよく、これは他のリーダーよりもスプールがコンパクトでウェーダージャケットのポケットに入れても邪魔にならず釣行時の利便性が高いのも人気の理由です。

デュエル ハードコア パワーリーダー CN 30m

初心者の方ににおすすめ!コスパ抜群フロロリーダー
フロロカーボンの耐摩耗性、低伸度とナイロンの良さを合わせたCN(カーボナイロン)という複合材を用いたハイブリッドショックリーダーです。

安心して使える信頼度と強度があって、なんていったって他より安いハイコストパフォーマンスのリーダーです!ハードコア パワーリーダーの良さはこれに着きます。

シーバス用のショックリーダーとしても通販ショップの売れ筋ランクのいつも上位にいるので信頼度もあり、巻き癖がつきにくく扱い易さも優れていて、価格的にも初心者におすすめです。

ダイワ モアザンリーダーEX II TYPE-F(フロロ)

モアザンユーザー待望の新しくリニューアルされたモアザンリーダーEX。

モアザンの名に恥じずシーバス専用の設計を一から見直し開発がすすめられこだわりはLB数毎にしなやかさや糸サバキ、ノットの組みやすさなどを計算して作られております。

LB(号数)ごとにスプールバンドのカラーが違うので同時に持ち歩いても識別しやすくなっています。

シーガー グランドマックス ショックリーダー フロロカーボン

近所の釣具屋さんのリーダーのコーナーでも一番目立つ場所に置いてあり店員さんに聞いても「最も売れてる」と豪語するソルトウォーターの中では一押しのリーダーです。

強度と汎用性、使い勝手と料金に対してのお値打ち感などすべてがバランス良く整っています。

シーバスのリーダーの太さの決め方

おおまかな具体例だけ記しておきます。

太さの目安
(スピニングの場合)
PE0.8号⇔約16lb~18lb
PE1号⇔約22lb~25lb
PE1.2号⇔約25lb~28lb

※リーダーもメーカーによって号数とポンド(lb)の表記がまちまちなので一つの目安としてください。

ざっくり、僕の場合はこんな感じ。PEラインの強度と同等もしくは少し高めのものを選んでいます。

これにも諸説あって、僕のこの考え方だと根掛かりしたときにノットの部分で切れるので、そのたびにノットを組み変える必要が出てきます。

逆にPEの強度よりも低い強度のリーダーでノット組んだ場合、ルアーやスナップを結んだ部分で切れるので最悪ルアーをロストしてもノットだけは残ります。ただこれやると本来のPEの耐摩耗性を補うためのリーダーの目的が薄れてくるので、シーバスやショアジギングでは僕はあまりおすすめしていません。

●PEラインの強度と同等もしくは少し高めが目安

シーバスのリーダーの長さの決め方

シーバスに適切なリーダーの長さはおおよそ70cm~1mと言われています。先にお話しした通り、60cmを超える個体がエラ洗いをして水面から飛び出してきたり、水中でターンしたときをご想像ください…。

エラ洗いされたときとか、水中に潜って反転されたときに背びれにラインがこすれば切れてしまいます。

シーバスのリーダーの長さには昔から諸説ありますが、もう20年くらい前から河川や河口の干潟がメインのシーバスには70cm~1mがベストだとされています。

ターゲットになる魚の+10cmくらいが良いとされています。

根の粗いポイントの場合

しかしこのリーダーの本来の役割を果たすためには、シーバスを釣るフィールドの状況に合わせる必要もあります。

例えば沖堤防からの岸壁ジギングや、根の粗いサーフや地磯を横に通してくる場合です。そのような場合には、水深やゴツゴツとした地形に合わせてリーダーの長さを少し長めに取ります。

一般的なシーバスのスピニングロッドで1ヒロ(1.5m)もとってしまうと、キャストする際に垂らしの長さを合せると結束部がガイドを通ってしまいキャストのたびにガイドに引っ掛かることで結束部分がほつれてくる原因にもなり、飛距離も犠牲になりますからその点は長くする場合、そのことも頭に入れたうえでなら問題ないです。

●70cm~1mくらいが目安
●狙うポイントの状況も長さの判断材料に!

リーダーを上手に選んでシーバスを狙おう

ここではシーバスゲームで基本となるリーダーの長さや太さの決め方の解説とおすすめのショックリーダーをご紹介しました。シーバスゲームにおいてリーダーは他のタックルと比べるとあまり重要視されることはない部類ですが、その分一度決めてしまえば長く使えます。

ここで解説した決め方に基づいておすすめのリーダーから選べば長く安心してシーバス釣りに集中できます。

性能についてはいくらおすすめだとしても、一度使ってみなければ自分の釣り方との相性や感じ方、捉え方に合っているのかはわかりません。「これだ!」と思ったものをいくつかまず試してからお気に入りを決めていってはいかがでしょうか。