チヌトップにおすすめポッパー12選!釣れる選び方と楽しさもお伝えします

チニングのポッパーのおすすめをご紹介します。

水温が高くなると面白くなるポッパー!!紛れもなくチヌを水面で狙うゲームです。

初夏(ゴールデンウィーク明けくらいになると)、僕はデイゲームでチヌのトップウォーターゲームを必ずやります。長年の経験から得た実際に使ってみた経験から得た、釣れるチニングおすすめポッパーのおすすめと僕なりの選び方について解説します。

チヌトップに欠かせないポッパー

チヌトップ、ポッパー、おすすめ

ご存知の通り国内ではチニングはボトム攻略が一般的です。(オーストラリアではミドルレンジ攻略が主流)
トップウォーターよりも底に近い水中の方がたくさん魚がいるのは事実。水中を狙った方がよく釣れますが、話はそうじゃないんです!!

チニングやってるひとなら一度は必ずやってみたいトッププラグ(ポッパーやフローティングタイプのトップペンシル)で狙う通称「トップチヌ」。

いろんな要素が組み合わさった時でないと、なかなか釣れない釣りではありますがボトムをズル引きする釣り方が基本のチヌが、水面までバイトしてくるその掛かった時のボコンッ!と水面が揺れる光景は一度体感するとやみつきになります。

シュポッシュポッと水面を這わせて、いきなり水面近くに黒い影がモワっと近づいてきたと感じたら、さっきまでポッパーの音しかしていなかった水面がバサッと上がってきて、ぐいっとルアーを水中へ引き込まれます!

この一瞬のやり取りがたまらなくめっちゃおもしろいんです。

私は6月~9月中旬くらいまではチニングはほぼトップばかり。「なぜ?」ってその応えは、ただただ “おもしろい”からです!^^
釣行前に準備だけしているだけでもワクワクしてきます。

釣れるようになったら辞められなくなります!ポッパーで狙うときは投げてルアーを動かしている時も楽しいのです!

チヌに効くポッパーの選び方

ポッパーはたぶん、ワームやラバジグとかよりも僕自身が試した種類はずっと多いと思います。

ソルトウォーター用だけでなくバス釣り用もいろいろ「釣れるとか」聞くとなんでも試してみました。ただ好奇心で自分で実釣で試してみたかっただけなんですが、いろいろ試しました。

そんな中で気づいたことがありましたので要点を下にまとめます。

●尻下がり(立ち)姿勢
●サイズは小さめ(5~7cmがベスト)

これくらいかなぁ。特にこだわりなく使っていた中でも扱いやすく(ポッピングしやすい)、フッキングもしやすさなどを念頭に置くとこの二つが揃っていると釣りやすいことがわかってきました。

尻下がり姿勢

これは2つの動作に起因することで、一つ目はポッピングのしやすさです。尻下がりということは前方のカップは動かす前は水面より上を向いているので、少し、ロッドティップをチョンチョンッと下げるだけで、ジュボッと音と泡を立てることが出来るのでポッピングしやすいです。これややこしいですがペンシルの場合だと逆にスライドさせにくくなるので×です。そこはまた別の章で詳しく解説します。

2つ目の理由は、チヌのフッキングしやすさです。下からガボッと食ってきても口が小さく顎の硬いチヌはバラシやすいんです。最初から尻下がりでフックポイントが水中にあると、当然フッキング率がアップします。

サイズは小さめ

ポッパーの場合、チヌに使うならばサイズは10cm以下がいいです。できることなら5cm~7cm前後の小さめがいいです。

さきほどのフッキング率とも関係してきます。梅雨明け以降の夏になれば全然それ以上のサイズでも果敢にチヌはアタックしてくるのですが、なんせ乗らないww

水中に入っている状態のときのミノーとかなら120cmサイズでも全然食ってくるし乗せられますが、トップだとそれ以上のサイズはちょっとキツいです。

チヌに最適なおすすめポッパー

その結果いまも釣果が出ているポッパーだけが生き残り、新しいものも追加されて兄弟が増えてきた現在のチニングポッパーのおすすめをご紹介します。

シマノ ブレニアス ライズジョイント 75F

ジョイント式のポッパーというこれまでに聞いたことのなかった新ジャンル。しかしジョイントといっても艶めかしい揺らぎを得る従来の動きとは一線を画す、上下に動作するジョイントが採用されています。

これがフッキングしやすいチヌに絶妙に効くそうです…まだ僕は予約注文してる状態で手にしていません
( ˃ ⌑ ˂ഃ )

(2025.4月現在)気になったら、速めに再入荷の連絡設定または予約注文が吉です!

長さ:75mm 重さ:10g フック:#8

シマノ ブレニアス ライズポップ65F

「ずっと君を探してた♥」と運命を感じたほど見つけた時即買いしたチニングポッパーの自分の中でいま「最強」がこれブレニアス ライズポップ!!

なんといってもチヌのための食わせサイズ(小型)なのに65Fの場合自重が9gもあり、ほかのルアーとは非じゃない飛距離がバツグン!!

シャロー帯で使うことの多いポッパーは飛距離の良さは、広範囲を広く探ることができるなどメリットは大きいです。

そのほかマウスカップの上部についた穴から、ポッピングしたときに水を吸い込みヘッドの上に押し流すチャンバーがアピールを増強。水面を意識したチヌはもちろん、食い気のないボトムの個体にも猛烈にアピールしてくれます。

ただしこういったハイアピール系はその場もスレさせやすいので使い過ぎると釣れなくなる。ランガン必須。粘らずに思い切って場所を変えるか、ルアーを変えて一度場を休ませるほうがいいでしょう。

長さ:65mm 重さ:9g フック:#8

メガバス ポッピングダック

はじめて見たときからこれは釣れるなと思ったメガバスの大ヒットポッパー☆彡

大好きなクリア系のカラーが豊富ということだけでなく、フックの部分がスイベルになっていてクルクル回ってポッパー特有の吸い込み時のバラシを軽減してくれるようになっています。

初心者も「扱いやすくてバレにくい !」間違いなく今のおすすめポッパーです!

長さ:60mm 重さ:6.5g フック:F/#10,R/#6

メガバス POP-X

バサーには説明不要の名器☆彡、出たばかりの頃は手に入らなくて高値で取引されていました。僕のチニング初期のころのトップでの釣果の大半はコイツで釣ったものです。

その惚れ惚れする外見と、サイレントポッパーと呼ばれる少しおとなし目のスプラッシュ音が警戒心の強いチヌに違和感を与えずに誘い出します。

元々バス用ですが僕はバス用のPOP-Xのリアのフェザーフックを、フッキングと浮き姿勢を考慮して交換してから使っています。

長さ:64mm 重さ:約7g フック:F/#6,R/フェザーフック#6

ジップベイツ ザブラポッパー

チニングしはじめに出会ったポッパーの中で、使い始めから「コレいい!」ってしばらく使っていた初級者向けとして自分からのイチオシ品!

どこがおすすめかというと、その飛距離と操作のしやすさです!!

チョンチョンとロッドの穂先を意識して動かすだけで簡単にドッグウォークしてくれます。また他のモノよりも8.5gと用のポッパーとしては重たく飛距離も伸びるし、なんせキャストが決まりやすいです。

どれにも類をみない動かしやすさは初心者の方でも早めになれることが出来て釣果に結びつきやすくなります。

その重たさが逆に同じ汽水域でも塩分濃度が少ない汽水湖などではちゃんと浮かずに沈んでしまう欠点もありますが、特性を知って場所を選んで使えばチヌが釣れる往年の人気ポッパーです!

長さ:68mm 重さ:8.3g フック:F/#6,R/#8

メガバス Swing Hot(水泡)

メガバスから2019年に発売された新しいペンシルポッパー。中のシンカーがボディ後方についているので飛距離が確実にビュ~んッと伸びる感じ。

それでいて従来のペンシルのように横に触れるアクションの幅が狭いのでミスバイトが多発していたような状況でも、それらミスフッキングを軽減するローアピール設計。これはスレさせにくいことにもつながってきます。

大きく左右に動くというよりはネチネチ、ふらふらと泳ぐ。しかも見た目ファットな形状で小粒なのに重さもあり、けっこうよく飛ぶ!

長さ:60mm 重さ:7g フック:F/#10,R/#8

ジャクソン RAポップ 7cm

チニングで有名な土地の達人の方もブログですすめてたチヌルアー釣りのポッパーといえばコレ!!持っていて間違いない。あと特筆すべきはこの姿勢。

眼と口元だけ水面に出ていて中心から徐々に斜めに尾の部分にかけて水の中に沈み込んでいます。(ほぼ最近のこの7センチ前後のチヌ用ポッパーはこのタイプです)

これが釣れるポッパーの浮き姿勢ではないかと思ってます。このRAポップちょっとごつっとした外観からは想像できないほどよく飛びます。よく飛ぶので、すばやく広い範囲を探れます。

長さ:70mm 重さ:7g フック:F/#8,R/#6

メガバス BABY POP-X

POP-Xのワンサイズ小さいBaby pop-Xでも釣れます!
こちらは人気のPOP-Xのミニバージョンだが性能や使い方は全く異なります。

本家では尻下がりだった姿勢もこちらはほぼ水平。小魚ベイトの動きに似せたポッパーではなくどちらかという水面に浮く「虫」

海岸沿いでフナムシ食ってるチヌがいるとか、サイズは小さいが元気のいいキビレがいるなど、そういった状況の時にこのくらいのサイズが食わせやすいです。

長さ:50mm 重さ:約5g フック:F/#8,R/フェザーフック#10

ジャッカル ブリーカートッピー 67F

オールドルアーやオフショアソルトのダイペンを彷彿させる独特の形状が目を惹くチヌ(クロダイ)用に最適化されたポッパー。先に解説したような尻下がりの立ち姿勢で太い丸みを帯びたヒップ形状によってチヌのミスフッキングを減らせる適切なスライド幅になっています。

またスナップの通しやすいカップのアイやライン絡みしにくいフロントフックの配置など細かな配慮がされている優秀作

長さ:67mm 重さ:9g フック:#8

バスデイ バックファイヤー 65

バイブレーションで有名なバスデイの製品と聞いて気にならない人はいないはず。
チニングのポッパーゲームの本場でもある浜名湖で開発されたポッパー。

スローリトリーブでも大きめのダイブを繰り返し、絶妙なポップを生み出す。小刻みな連続ポッピングにも反応してくれる。
ほかのポッパーよりも若干控えめな価格もGood!!

長さ:65mm 重さ:7.5g フック:#8

アイマ エアラコブラ 60

以前からあったアイマの「プカチョフコブラ」のチニング専用ポッパー。

一口サイズに小さくなったボディに大きめのカップがペンシルでは出し切れない音と泡、波紋で遠くのチヌも誘い出します。

長さ:60mm 重さ:7g フック:#10

Blue Blue ガボッツ65

ポッパーでもなけばペンシルでもなくて、トップに限っていないルアーなので扱いに迷いましたが、チニングではトップゲームが楽しめるのでここでも紹介。

ただただ、ゆっくり引き波ててながらタラタラ巻いてくるだけでOK。チヌにはそのほかのポーズは一切必要なし。ただあまりチニングロッドでも飛ばない…。

長さ:65mm 重さ:6g フック:#10

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。チヌトップはいつものフリリグボトムゲームとは異なり釣れたときの喜びも釣っている時の満足度も高くおもしろいです。

僕も始めた当初はポッパーだけでチヌトップにチャレンジして釣れるようになってきました。そのためあれやこれやほかのものを試す前にチヌのトップウォーターゲームの基本をつかむためにもここで解説した選び方を参考にしていただきおすすめの中からお気に入りを準備してポイントに出かけてみてください。

またチヌトップの釣り方などにつていは詳しくは別の章で解説します。