ルアーで狙うシーバスゲームの初心者のためのタックルについてご紹介。
初心者の方がはじめたての頃に最初に経験しなければいけないのは「釣れる」、「楽しい」という感覚です。道具自体は最低限のものでとにかくシーバス釣りをはじめることが何より大切です。
最初は安いコスパの良いもので良くて自分の経験値とともにタックルもステップアップしていけばいいのです。そのあたりの考え方も含め「じゃ、コスパの良い製品ってどれ?」から
シーバス初心者に最初に揃えておいてほしいおすすめのタックルをお伝えします。
シーバス釣りに必要最低限の道具

ルアーからロッドやリールなど道具を選ぶ時から楽しめるのも釣りの魅力のひとつ。
道具を集めたり、自分でストックしておくだけでも、はたまたそれらを眺めているだけでもテンションが上がる!
自分だけの大切にしたいシーバス釣りに揃えておきたい、思わず欲しくなる道具を紹介します。
まずは、これだけは持っておかないとシーバス釣りができない充実した釣りが可能な必須道具から、優先順位の高い順から
ロッド&リール
もちろん、ロッドとリールを持っていないとそもそもの釣りができません。一番最初に揃えたくなる道具のロッドとリール。
慣れないはじめのうちは安いもので練習していき、慣れてきてはじめたらおのずと自分で持っているロッドやリールの特性もわかってきて「もっとこうしたい」、「こんな性能が欲しい」という気持ちになてくるので、その時にステップアップも兼ねて上位機種に買い替えればいいです。
初心者の方はそこそこの性能で安い物からはじめましょう。
ロッド
現在のショアシーバス(おかっぱり)で中間のレングスのシーバスロッドは9ftで、タイプはML。初心者はまずはここから選んでいきましょう。
自分で行くフィールドに合わせてもう少し長い方がいいとか、もう少し短い方が取り回しがいいなぁ、もっと重たいルアーが使えるパワーがほしいなど。感じてきたときに違うものを検討しましょう。
シマノ ソルティーアドバンス シーバス S90ML

リール
シーバスに合うリールの番手は3000番~4000番。ロッドとの硬さのタイプや重さとの相性もあったりタックルバランスを考えて決めましょう。とりあえず初心の方が9ft、MLタイプのロッドで揃えるならば3000番クラスから。シーバスはライトゲームではないのでまずは軽さ重視のものより剛性の高いものから選ぶといいでしょう。
シマノ 25アルテグラ C3000XG
ライン
ご存じの通りシーバス釣りはPEラインが主になっています。シーバスの基本は0.8号~1号。
PEラインには4本編みや8本編みとあり撚っている本数が多いほど直線強度があってしなやかになり飛距離も出せます。
シーガー 完全シーバスPE 1号 ステルスグレー

リーダー
横からの擦れなどには弱くなり先にリーダーを結ぶノットシステムを組むのは必須です。リーダーにもナイロンとフロロカーボンとありそれぞれの特性を生かして使い分けができるようになってきます。ここでは詳しい説明は割愛します。
初心者の方は基本的なフロロカーボンのショックリーダーではじめれば何も問題はありません。
太さはPEが1号であれば、おおよそ20~22lb(約5号~6号)を目安に。PEラインの強度と同じか、それよりも少し上を選びます。
バリバス シーバスショックリーダー フロロカーボン 22LB

ルアー
もちろんシーバスには欠かせないルアーもタックルの重要なもの。ミノーやシンペン、バイブレーションなど一通りは揃えておきたいです。
僕からの最新のおすすめルアーは下記のページでご紹介しています↓
ミノー
シーバス攻略になくてはならないルアーがミノーです。主にフローティングミノーから攻略レンジに応じてシンキングミノー、ミッドダイバー、ヘビーシンキングなどに使い分けします。
どれか一つだけシーバスルアーを持つとしたら・・・
迷わず飛距離、使い勝手の良さ、安定した釣果、いつも使えるちょうど良いサイズ感
シマノ サイレントアサシン 99F フラッシュブースト

シンペン(シンキングペンシル)
シンペンもミノーと同じくシーバスには欠かせないルアーです。ナイトゲームの切り札としてドリフトなどナチュラルな動きはシンペンならでは。
初心者でも扱いやすさで言うならおすすめはこちら↓
サイズは65,85,105,120とあります。僕も65とか使っていましたが今は120のみ愛用してます。
ダイワ モアザン スイッチヒッター 120S+R
バイブレーション
ベイトとともにシーバスが底に張り付いている場合や、デイゲームに有効なのがバイブレーション。速巻きだけでなく、トゥイッチ入れたりリフト&フォールなどの釣り方が可能です。
バイブレーションには樹脂製ボディのものと、飛距離が出て強いアピールの金属製のメタルバイブ(鉄板バイブ)があります。
シマノ サルベージ ソリッド 70ES
樹脂製ボディなのにメタルバイブのような使い方が可能なバイブレーション。サイズは初心者の方にはちょうど中間の70がおすすめです。

スナップ
できるかぎりルアー釣りなら使ったほうが良い一度ラインに結んでおけばルアーを何度交換しようとも結びなおさなくて済むのでシーバス釣りに集中できる。
BKK ファストスナップ
ルアーケース
タックルボックスともいわれることがあるがここで紹介するのは単純にルアーだけを入れて持ち運べるプラスチック製のケースのこと。ルアーの入る大きさであればフィッシングバッグやライフジャケットのポケットにも入れられるサイズが好ましい。
写真の一番右の小さなケースはスナップやガン玉など細かなものを入れケース。
メイホウ マルチ
フィッシュグリップ
釣ったシーバスは写真を撮影して記念に残しておきたいそんなときに便利なのがコレ
シーバスの場合、なくても通称バス持ちと呼ばれる下の口元を親指と人差し指で挟み込んでつまむこともできるが
個体が大きいとちょっとシンドイ。
フィッシュグリップで掴んでしまえば写真撮影もラク!
プロックス フィッシュキャッチャー2
プライヤー
トレブルフックの交換時や、釣れたシーバスから掛かったフックを外すときに必須
素手で外すのは危険なのでプライヤーでやること。
伸びるタイプのベルトが付属しているものが着ているズボンやライジャケに引っ掛けて常時近くに持っておけるので便利
スミス ピシーズ フィッシングプライヤー
シーバス釣りの時にあると便利な道具
これまでは、シーバス釣りで必ず持ち合わせておいたほうが良い道具を紹介しました。
ここからは、「なくても困らないけど、あるとすっごく便利」な、おすすめの道具を紹介します。
タモ
陸っぱりのシーバス釣りなら必須の道具。
ランガンしているのに持っていない人をよく見かけるけどそんな人を見ると、
「釣れてない人なんだろうな」と、釣る自信のない人に見えてきたりもします。
シーバス釣りで確実な釣果を本気で臨むならやっぱり必須の道具です。ネットの径が45cm以上ある大型のものがシーバス向き。ここはあとから付け替え可能なもののほうがいい。
プロマリン PGランガンランディングセット
ラインカッター
なんかとても特殊なカッターのような言い方ですが、要するにPE専用のハサミや爪切り型のものがあるとラクチン。釣り場で仕掛けを結んだあとに余分なラインをカットするときにいちいち大きなハサミを用いなくても、これをバッグやライジャケにぶら下げておきさえすれば、簡単に取り出せてあると便利です。
なくても釣り自体に困らないけど、釣行先でライン交換するときに役に立つ道具のひとつ。
シマノ ラインカッター S
フックシャープナー
フックを交換するまでもないときやフック交換の時間もないようなランガンのときに気になるフックの先端部分を瞬時に磨くことができめちゃくちゃ便利なんです!
デイゲームで多用するバイブレーションでのボトム付近を通していく釣りではフックが鈍りやすくなります。
鈍ると当然フッキングが甘くなるので釣果に影響してきます。魚を掛けた後とか、根掛かり外した後後の針先チェックの際にシュシュッとやって置くと安心もできます。
ゴールデンミーン GMフックシャープナー ブラック
タックルボックス
ボートシーバスの際に持参するものを一気にルアーやライン、予備のフックなど細かな道具を詰め込んでおいて整理するのに役立ちます。遊漁船に乗る際に必ず欲しくなるもの。
このまま持っていけ、椅子代わりに座ることのできるハードタイプが非常に便利です。
メイホウ バケットマウス
フックカバー
ルアーケースに何個も無造作にルアーを入れておくと釣行時にルアーを交換しようと取り出そうと思たっときに、フック同士が引っ掛かってしまい取り出せなくイライラすることがしばしばある。そんな時にフックカバーをしておくとすんなり取り出せる。
唯一欠点は、このカバーが外しにくくまた元に戻すときにも面倒。トレブルフックのサイズに合わせて大きさも揃えておく必要があります。
トレブルフックカバー M