バチ抜けワームおすすめ7本!シーバスや根魚のジグヘッドと釣り方も解説

バチ抜けにおすすめのワームをご紹介します。

この時期になるとシーバスをはじめ根魚などバチの大群を狙って待ち構える魚たちに強烈にアピールできるのがソフトプラ素材で出来ているワームです。

抜けて水中を揺らぐバチを演出するのにもってこいのおすすめワームと、

ジグヘッドとのりぐについてと釣り方についても解説いたします。

バチ抜けにワームは効果抜群!

バチとは、青イソメや、イシゴカイなど多毛類(イソメ類)などの環状生物のこと。

釣り具やで釣り餌として生きた状態で売っている「虫エサ」のことです。

いつもは水中の砂利や岩の下に隠れて生活しているバチが、産卵のために、潮の流れに乗って砂底から這いあがり水中を漂い始めます

このことを、バチが抜ける=バチが底から上がってくるのでこう呼ばれます。

水面まで上がってくることもしばしばありますが、抜けていても抜けきれておらず底のほうにたむろしている場合もあります。

どちらにせよ、この地底から這い上がってきて“水中を漂う”この動作をルアーで演出しなければいけません。このような動作に効果があるのがワームです。

一般的にストレートワームと呼ばれる、冒頭でお話したゴカイやイソメ類を模したワームが適しています。このページでは僕が実際に使用したものの中からバチ抜けで特に有効だったワームのおすすめをお伝えします。

バチ抜けにはジグヘッドリグ

バチ抜け時にシーバスをはじめ抜けたバチを待ち構えている魚をターゲットにする場合のワームのリグ(仕掛け)はジグヘッドを用います。基本ストレートフックのジグヘッドであれば何でも構いません。

ジグヘッドの重さ

バチ抜けワームのジグヘッドの重さは、0.5g~3gを基本に、底バチや潮流の速い箇所で使う時は5~10gを選択します。意外と軽い?と思われた方も多いと思います。これはバチの”水中を漂う”様子を演出させるためにすぐに沈んでしまう重さよりも流され、漂わさせるためです。

シーバスなら3~10g 潮流によって決める ※これ以上軽くなるとシーバスタックルでは困難
根魚やアジなら0.5~1.5g

バチ抜け時のフックセット

少し余談になりますが、大事なことなのでサクッと触れておきます。

通常ソルト用のストレートフックのジグヘッドに装着するので問題ないですが、バス釣りする人なら袴の箇所にワッキー掛けとか、振り子掛けとかじゃ「ダメなの?」と感じる人もいるでしょう。その方がストレートワームはナチュラルによく動くからです。

しかし!ソルトのバチ抜けの場合フックポイントが後ろに行ってしまいフッキング率が下がってしまうのでダメです。素直にまっすぐ差し込んで使ってください!

後半にジグヘッドのおすすめも少しご紹介します。

バチ抜けワームの釣り方

バチが抜けきっている水面付近にバチがたくさん浮いているのが視認できる状況では、
水面直下~その大群の下を通してくると、タイミングを見計らったシーバスが下から食らいついてくる。

とにかくゆっくりとただ巻き。デッドスローもしくは、流れに乗せてドリフト。

ドリフトと効くとむずかしく思いますが、流れに乗って漂っているバチを思い浮かべるとイメージがつきやすいと思います。バチが水流に流されて漂うイメージを意識してください。

バチ抜けのおすすめワーム

マルジン ノーテン2

僕が今回シーバス用としてイチオシしたかったのはこちらマルジンのノーテン2です!

ワームなのかプラグなのかおすすめする場所を迷いましたがこちらでもおすすめします。コアボディの外側をワームのボディで覆うこれwまでにない革新的なワームです。ラインテンション掛けてやることで水平姿勢を保ち尻尾をわずかにゆらします。表層を水平姿勢で泳ぐのに9gもあり飛距離も担保できます。ゆっくりただ巻きで使います。

バークレイ SW ファットホローサンドワーム 3.8インチ

ワームの先端が空洞になっていて同じくバークレイのゆるわヘッドを埋め込むような形で漂わせて使うジグヘッドです。ワーム形状とは別にジグがむき出しになってしまうのが嫌な人や、ガルプ系ではないのでフレーバーオイルで手がベトベトになるのが苦手な方におすすめのワームです。ファット系で存在感がありアピール力も抜群です。ライトタックルにし漂わせて使えばシーバスも釣れます。

バークレイ ふわゆらジグヘッド 1.5g

バークレイ ガルプ!ソルトウォーター イソメ極太 4インチ

もうバチ抜けシーズンのワームといえばこれみたいな定石となっているガルプ系匂い付きのワーム。シーバスはもちろんのこと、あらゆる魚種を連れてきてくれます。

ヒルクライム MARS R-32 グラマラス

もうこれに出会ったのはいつだろうというくらいシーバスワームのド定番マーズのR32のファットタイプグラマラス。

ブリーデン バチ BACHI

水面を泳いでいるバチを見たことありますか?けっこう早いスピードでビュンッと泳いでいくのですが、本当に泳ぐ姿はこんな感じです。スローリトリーブで漂わせて使ってください。

ゲーリーヤマモト カットテール 3.5インチ

禁断のワームをここで出してしまいます!もうバス釣りでは釣れるストレートワームの鉄板!実はだいぶ前から根魚にも効くことが知られていた逸品です。

これをジグヘッドにちょん掛けではなくしっかり差し込んで使います。テールが水の抵抗を受けてゆらゆらして誘います。ソルトの場合は明るめのカラーがいいのかなと思います。

オルルド釣具 ぐにゃぐにゃソフト

まるでおもちゃのようなドジョウスタイルのソルト用ストレートワーム。カサゴなど小型の根魚に!

おまけ:おすすめジグヘッド

僕の愛用しているジグヘッドもご紹介します。

カツイチ DECOY プラスマジック VJ-74

3g以下のジグヘッドはこれがおすすめ!メバルやカサゴなど小型の根魚ならばこれでイケます。

オーナー JH-61 静ヘッド

ソルトウォーターではもうお馴染み過ぎて説明不要でしょう。どの魚種にも対応できます5g~36gまでの展開になっています。

ダイワ シーバスジグヘッド SS

【掛かり重視】サクサスフック搭載のシーバス用といえばこれ!
シーバスのバチ抜けにも使える3g~取り揃えられていて28gまであります。

まとめ

バチ抜けワームのおすすめをご紹介してきました。シーバスなどでいうバチパターンはプラグルアーによる攻略がメインになっていましたが、昨今のハイプレッシャー化していく状況の中でよりバチの動きに近いナチュラルなアクションが可能なワームが注目されています。

バチが抜けるタイミングや抜ける場所など経験と足でポイントを見つける感覚が必要な釣りですが、場所さえ押さえることができてしまえばあとはタイミングを待つだけです。

これまでワームの使い方があまりピンとこなかった方もこのバチ抜けの時期に合わせて使ってみてはいかがでしょうか。