ヒラメの食性と生態、ヒラメ釣りに役立つ釣り方のヒント

この章ではヒラメ釣りの釣果アップに作戦を立てるために役立つヒラメの生態と食性について学んでいきます。

「敵を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」という中国の古代キングダム時代の書物に記された言葉があります。作戦を練る前に戦う相手のことを知り自分との優劣長短を理解していることの大切さを説いています。

ヒラメはどんな場所を好み、何を食べどういった生活を送っているのか、活性が高くなる時とはどんな時なのかヒラメ釣りに必要なことをまとめてみました。

ヒラメの生息地

日本のヒラメの生息地|ヒラメの食性と生態

日本近海では、北は北海道本島東部の根室海峡からカムチャッカ半島までの千島列島から、南は屋久島のあたりまで日本列島ぐるりと囲う沿岸部、日本海を挟み西は朝鮮半島沿岸から南シナ海まで広く分布していることが確認されていあます。

ロシア側の樺太島近辺にいるようです。

ヒラメの特徴

ヒラメの食性|ヒラメの食性と生態
画像:Youtube

ヒラメは沿岸や低層で生活する魚類で、目は左を向いており、また目の向きや位置と口の開く向きや、エラと内臓がある部分もすべて左側に寄っているため、これらが全部反対側にあるカレイと見分けることができます。

色は茶褐色、裏は白。棲んでいる場所にもよりますが概ねこの茶褐色の中に斑点のような模様があるのが特徴です。

体型

これまでの記録に残ってるヒラメの最大サイズは、体長が1メートル3センチ、重さが14.5キロもあったそうで、大きさが1メートル、重さ10キロを超すヒラメは実際に存在しています。

このような大きなヒラメのことをヒラメ釣りアングラーたちは「座布団ヒラメ」といって珍重し大きい個体が釣れやすい冬の格好のターゲットとなっています。・・・まぁそれほど釣れる確率は決して高くはありませんが…。

ヒラメの生態

ここからは大事なヒラメ釣りに役立つヒラメの生態~食性についてお話します。

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【目次】
ヒラメの生態
小魚を食べるために発達した口と歯=なぜ?フィッシュイーターなのか
1日の回遊行動=釣りやすい時間
季節ごとの回遊場所の違い=季節ごとに場所を見極める
ヒラメの食性=サイズの大きいヒラメを狙うヒント
食べているエサの種類
最も食い気が増す水温
ルアーに反応しやすいヒラメ
エサで釣るヒラメ

全2273文字の文章で解説していきます。ぜひヒラメ釣りにお役立てください