スピンビーム インプレ!特徴と使い方~派生種TGやハイアピールの違い

スピンビームのインプレ特集です。

シマノから発売されているメタルジグの特徴とラインナップから

使い方と実釣した際に感じた独自のインプレッションを挟みながら

スピンビームのどんな場面でどのようにして釣るのかを解説します。

スピンビームの特徴

スピンビーム
シマノのメタルジグ「スピンビーム」は、メタルジグでありながら、トリプルフックを2連装し、ヒラメを釣ることに特化したデザインが特徴です。

形状はメタルジグだが、トリプルフックが2連装されたヒラメを釣ることを徹底に追求されたジグであり、釣果を最大限に引き出すための細部にわたる工夫が施されています。

特に他のメタルジグと違いシャクってダートさせたりして使うものではなく、シンキングミノーやシンペンのように沈めてからただ巻きで使うことが可能な点が大きな特徴です。このシンプルな操作性は、初心者からベテランまで幅広い層に支持されています。

さらに、釣れやすい離岸流の場所や流速の速いエリア、急深で浜風が吹き荒れるサーフといった厳しい環境でも、その性能を存分に発揮します。

遠くのポイントまでルアーを送り込める優れた遠投性能、すばやくボトムまで沈むフォールスピード、そして強い流れの中でも確実にアクションを維持する安定性を兼ね備えています。それでいて、メタルジグ特有の派手な動きではなく、ナチュラルなスイミングアピールを実現している点が「スピンビーム」の大きな魅力です。

ノーマルとTGとハイアピール

「スピンビーム」シリーズは、多彩なラインナップでアングラーのニーズに応えるメタルジグだけのカテゴリにとらわれないルアーです。

スピンビーム32Gのほか、スピンビームハイアピール32Gと37G、スピンビームTG42Gの4兄弟で構成されており、それぞれ異なる特徴と用途を持っています。ノーマルモデルは優れた遠投性と安定したスイミング性能で定評がありますが、これをさらに進化させたモデルがハイアピールです。

ハイアピールはノーマルの性能を受け継ぎつつ、スイミング性能とアピール力を強化しています。同じ32Gの重さでも1cm長くすることで水の抵抗を受ける範囲が広がり、遊泳力が向上。

また、断面が広くなったことで、フラッシング効果も加わり、より魚にアピールできる仕様となっています。これにより、タフな状況でも確実なアクションと強力なアピールが期待できる万能な選択肢となっています。

スピンビームの使い方

スピンビーム使い方
スピンビームの使い方は非常にシンプルです。ただキャストして底まで沈め、ただ巻きでボトムをトレースするだけで十分。アングラー側から複雑なアクションを加える必要はありません。

この使いやすさは、初心者でも効果的に扱える大きな魅力です。

ノーマルモデルは離岸流やドン深サーフでの安定した動きが求められる場面で活躍します。一方、ハイアピールは強いアピール力を発揮し、「ここぞ」という場面での食わせ技として効果的です。

また、タングステンを使用したスピンビームTG42Gは後方重心設計により遠投性能が向上し、飛距離が欲しいがシルエットを抑えたい状況での選択肢として最適です。

これらを状況に応じて使い分けることで、より多様な釣りを楽しむことができます。

スピンビーム インプレ

スピンビーム、インプレ

 

飛距離

金属の塊であるメタルジグですからカッ飛びます!!

他のメタルジグの同じくらいの重さと比べてスピンビームが特別飛ぶかと言われたら正直そこまでではないですw

空気抵抗も考えながらスイム性能も得たメタルジグですから飛ぶんですけど

僕的には特別感はあまりありませんが狙ったポイントまで届かせるだけの飛距離のアドバンテージは広い方でしょう。

 

ただ巻きでアクション

スピンビーム の真髄であるただ巻きでスイムアクション

通常のメタルジグ感覚で遠投できてただ巻きで泳がせるだけでアピールできるので

プラグルアーとメタルジグとのローテーションで使えそうな気がしました。

 

フックが…

メタルジグですがボディのほぼ中央とリアにトリプルフックが付いている仕様になっています。

このため通常のメタルジグのようにトゥイッチしたりジャーク入れたりするとフック同士が絡まってしまいます。

ここが難点かなと…

ただ巻きでしか使いにくいです。真ん中のフックを外して使うとかもありそうですが・・・。

 

サーフでの使用がおすすめ

この飛距離と重さゆえによく沈み底取りも容易ですが、その分根掛かりもしやすくなってしまいます。

最初使い始めた時サーフに隣接した地磯の上から投げて、沖にあるストラクチャー狙ってたら

2投目でストラクチャーの奥まで無駄に飛ばし過ぎてしまい速攻根掛かりしてしまいました。

堤防や護岸沿い、磯などの使用はあまり向いていません。

サーフでならドン深でもフォールスピードが速いのでくまなくボトムをサーチできるし、

遠浅のサーフでもただ巻きで泳がせて引いてこれるので底付近をトレースしやすくサーフでの使用がおすすめです。

スピンビームまとめ

スピンビームシリーズは、そのシンプルな操作性と多彩なバリエーションで、ヒラメだけでなくシーバスや青物といった様々なターゲットを狙える万能なメタルジグです。

初心者の方でも難しいアクションは必要なく、ただキャストして巻くだけで釣果が期待できるのが最大の魅力です。

そのシンプルな操作性は、これまで「メタルジグは難しい」と敬遠していた方にも最適。

また、遠投性能やフラッシング効果、状況に応じた使い分けの自由度が、サーフフィッシングの可能性をさらに広げてくれます。さあ、スピンビームをタックルボックスの仲間に迎え、新たな釣りの楽しさを体験してみましょう。

タイトルとURLをコピーしました