ジャクソン鉄板バイブのインプレをお伝えします。
基本的なラインナップやカラーについてなど特徴はもちろんのこと、フック交換時のフックサイズのことから
実釣から得たこれから使う人が気になる飛距離やアクションを基に釣れる魚種や使い方もお伝えいたします。
シーバスやチヌ、フラットフィッシュにも有効なジャクソン鉄板バイブのインプレをどうぞ!
ジャクソン鉄板バイブの特徴
ジャクソンから発売されている鉄板(鉄PAN)バイブを僕はチヌ用に購入して、それからシーバス、ヒラメに使うようになってきました。
けっこう応用範囲が広く、さまざまな魚種の釣りに対応しています。
主な特徴は以下になります↓
バランサースリット搭載

ジャクソン鉄板バイブば背中の通常鉄板の板一枚になっているところにスリットが入っていて
水中のフォール時や、アクション時の姿勢が安定しライントラブルなどを減らせる機能が付加されています。
実際にはこのスリットが機能して、姿勢がよくなっているのかどうかはわかりませんが、フォールもスイムも、バイブレーションなど前傾姿勢ではありますが、ふらつくことなく安定しています。
とにかく安い!!
ジャクソン鉄板バイブの特徴は、これだけいいルアーなのに安いんです☆彡
シーバスの鉄板バイブの代名詞にもなっているアイアンプレートなどと比べると約半分の値段です。
だいたい20g~26gでも700円~900円台で購入できます。
投げて、ガンガンボトムから攻めていくメタルバイブを用いた釣りにはこのコスパの良さは非常にありがたいです。
豊富なラインナップ

カラーも選べるバリエーションが多い
ライトゲームに使用できる3g、5g、7gから揃えられており、チニングにいいサイズの9g、14gと、シーバス、フラットフィッシュに20g、26gと、重さのラインナップだけで4種類も用意されていて、けっこうどんな釣りにでも使いやすいです。
またカラーも一般的なシーバスでレッドヘッドやチャートバックパール、グリーンゴールドにコンスタンギーゴなど人気のカラーから、ピンクゼブラグローなど派手目でヒラメやタチウオにも使えそうなカラーまで21種類と豊富に揃っていてカラーリング選ぶ楽しさもあります。
※サイズによって選べるカラーが一部限定されています。
ちなみに僕はデイゲームに多用することが多いのでグリーンゴールドとレモンキャンディ、ライブイワシをその時の光量と、水の濁り具合で使い分けています。
ジャクソン鉄板バイブのフックとフックサイズ
フックサイズは、長さに応じて標準です。
シーバスや青物用に大きめかと言われると大きくもなく、小さすぎることもなくスタンダードな選択だと思います。
フックサイズは以下になります。
重さ | フックサイズ |
---|---|
3g | #18 |
5g | #16 |
7g | #14 |
9g | #12 |
14g | #12 |
20g | #10 |
26g | #8 |
ジャクソン鉄板バイブインプレ

飛距離
飛行姿勢が安定しているのでよく飛びます…というかこの手のメタルバイブレーションや形状がシンプルでかッ飛ぶので飛距離が伸びるのはほかのメーカーのも同じです。
はっきり言ってしまえばジャクソン鉄板バイブの飛距離は標準。可もなく不可もなくといったところでしょう。
自分がいま一番よく使っている20gで、9フィートのシーバスロッドでおおよそ70mは飛んでいます。
ただ標準といったのには意味があり、これが何故かはわかりませんが、実は同じくらいの価格帯のメタルマスターの21gのほうが飛ばせます。
1gの差かどうかは判断しかねますが体感的にそう感じています。
アクションは強め
アクションは強めだと思います。ぜんぜん微波動ではなく、ほかの鉄板系バイブレーションと比べて波動が弱いということはありません。
先の飛距離の箇所でも比較対象としたメタルマスターのほうがバイブレーション波動は弱いです。
※(メタルマスターはアイが3か所あり一番波動が強くなる前方での比較)
通常のプラグバイブレーションよりも飛距離は欲しいけど、メタルバイブの強烈な波動じゃないなと、感じる状況では自分の場合出番は減らしてます。
使い分けは必要かと思います。
フォールスピードの速さ
プラグルアーよりもウイエトが露出している、抵抗の少ない鉄板バイブはフォールスピードが速く
ボトムタッチが明確に伝わります。
これは同じ重さでも平打ちしながらフォールしていくメタルジグよりも着水後にストンと落ちていくためで
またジャクソン鉄板バイブの先端には、ボトムノックした際にヘッド形状が潰れないようにバンパーが装着されています。
初心者でも釣りやすい

ほぼただ巻きだけで釣れるし、もちろん軽くトゥイッチしてもいいし、リフフォも可能。ほかのメーカーさんのメタルバイブと比べて言うと性能の差はほとんどない分、扱いやすさという点では鉄板バイブのほうが上に感じていいます。
メタルバイブなんてなんでも使い勝手は同じじゃないの?と思うかもしれませんが、その通りそこまで扱いが難しいカテゴリのルアーではないので比較が難しいですけど、釣れる=魚を連れてきてくれる確率とか考えると、扱いやすさはバツグンです!
初心者の方に1本は持っていてほしいおすすめです。
欠点がただひとつ…

写真は、冒頭で紹介したジャクソンさんの鉄板バイブの水中動画のサムネイル画像の切り取りですが
これ見てください!
このようにリーリングの途中に、フロントフックがせり上がって、サイドの盛り上がった箇所と背中の部分の境目のくぼんだ箇所にフックポイントが乗っかってしまうことがあるのです。
キャスト時に風で回転して飛んでしまったり、着水時に姿勢が崩れたり、流れのはやい場所でリフフォするとなることがあります。回収するまで気づかないのです。
通常フックサークルができる箇所です。ここが引っ掛かりやすいボディ形状になっているためにフックポイントが一度乗ってしまうと引っ掛かって手で外さない限り取れません。
鉄板バイブはもう少しフックポイントが当たる箇所よりも膨らんだ部分が滑らかだとよかったのかも。
まーこれもそういうものだと知ってて使う分には問題なく値段が安いので許容範囲です!
ジャクソン鉄板バイブで釣れる魚

最初にお話ししたように自分の場合は、チヌ用に鉄板バイブ選びました。チヌの場合ボトム攻めることが多いのでこれなら安いからですw
最初は14gを購入してたくさん釣れ、途中で20gにしてシーバス狙いにつかいはじめ
あまり最近は行くことが少なくなりましたがヒラメ釣りのときのルアーローテーションにも加えていました。
自分はこの鉄板バイブを使って青物を掛けたことはないのでわかりませんが青物もいけるそうです。
シーバス、チヌ、ヒラメ
ジャクソン鉄板ロング

ジャクソン鉄板バイブには、長さが長くなった110mmで28gと、115mmで35gの鉄板ロングがあります。
長さが長くなっていて、トレブルフックが3つ装着されています。
アクションは鉄板バイブそれを継承しており、大きく異なる点は、スナップを通すアイが2か所設置されていて、後方のアイだと強波動で、前のアイにすると若干控えめなピッチの狭いアクションになります。
こちらの鉄板ロングのほうが、サーフや堤防からのシーバス、ヒラメ、小型~中型青物に向いていると思います。ただし引き抵抗が凄く重たいですw
ちなみにこの上には完全に青物に対応した「鉄板ストロング」も存在しています。
鉄板ロングカラーは13種類。かなりヒラメを意識したカラーバリエーションになっています。
フックサイズは#6、115mmのみリアだけが#5になっています。
ジャクソン鉄板バイブ総評
ジャクソン鉄板バイブというこのルアーは、シーバスからヒラメ、青物まで、幅広い種類の魚を釣ることができる優れものです。
価格も安く、そして鉄板バイブレーションの基本的な性能は標準以上に持っていてコスパが高いので、すぐに根掛かりしてしまいロストする確率が高いルアーのこういった面はアングラーにとって、ありがたいことこの上なしです。
また、様々な釣り状況に対応できるよう、サイズやカラーバリエーションが揃っていますので、釣り場やターゲットの魚に応じて選ぶことができます。
ジャクソン鉄PANバイブを使えば、初心者から上級者まで、誰でも比較的簡単に釣果を上げることができるでしょう。
釣りの楽しみを最大限に引き出すために、ぜひ一度試してみてください。
きっとその効果に驚かれるはずです。