シーバスゲームのパックロッドのおすすめをご紹介します。
ノーマルと比べても剛性やキャスト性能などを落とすことなく釣りで使用していないときにはコンパクトになる携行性と収納性に優れたロッドです。シーバスに最適な長さや硬さなど選ぶ際の目安を解説し最新のシーバスのパックロッドのおすすめをご覧いただきます。
- パックロッドとは
- シーバスのパックロッドを選ぶ際の目安
- シーバス向けパックロッドおすすめ
- ダイワ ラテオモバイル 96M-4
- シマノ ディアルーナMB S900ML-4
- シマノ 24アンフィックス UNFIX S86M-5
- アブガルシア ズームサファリ ZMSS-805M
- メジャークラフト タイドリフト1G TD1-964ML シーバス
- シマノ エクスセンス MB S96ML-6
- トランスセンデンス カレンテス82S+
- ダイワ モアザン ワイズメン AGS 130M-4
- シマノ ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2832RS-5
- タカミヤ H.B コンセプト モビリティーキャスト シーバス 904MH
- アズーロ nndm 83
- シマノ ルアーマチック MB S96M-4
- プロックス ソルトセイスFE SASF8086ML
- ダイワ ルアーニスト モバイル 96M-4
- シーバスのパックロッドと相性の良いリール
- パックロッドでシーバスの未知のポイント開拓して楽しもう
パックロッドとは

パックロッド(マルチピース)
マルチピースの釣り竿は、一般的な釣り竿が1本の長いセクションで構成されるのに対し、複数の短いセクションから構成されています。この特徴により、持ち運びが非常に便利で、旅行やアウトドアでの使用に適しています。
マルチピースの釣り竿は、複数のセクションに分かれて収納されるため、非常にコンパクトになります。
近年の技術の進化により、マルチピースのロッドも高品質であり、しっかりとした性能を発揮するものが増えており、品質の向上により、マルチピースのロッドも十分な性能を持つことが期待できます。
多くの釣り愛好家にとって、その携帯性と便利さは大きなメリットとなり近年見直されているカテゴリでもあります。
シーバスのパックロッドを選ぶ際の目安
シーバスに適したレングス(長さ)
シーバスの場合のロッドの長さは8.6ft前後からが飛距離など実用性を考えた場合に良いとされていますが、パックロッドの場合は持ち運びの際にできる限りコンパクトにするため伸縮性に重点を置く場合には8ft前後でも良いです。
筆者が考えるもっともシーバスに良い長さは9ft~9.6ft前後とです。
小場所での取り回しの良さなど優先した場合と、20g以下の軽量ルアーを主に使うケースなどスタンダードとして選ぶなら9フィート。
サーフや磯、足場の高い場所などの場合はもちろん、掛かった魚のサイズに関係なく引き波で持っていかれそうになるのを強引に寄せてくるには長さがあったほうが有利なので、そういったシチュエーションやランカーシーバスまでをターゲットにする場合は9.6ftの長さがおすすめです。
シーバスに適したタイプ(硬さ)
シーバスゲームの際の硬さの選び方はパックロッドであってもあまり変わりはありませんが、パックロッド場合は柔らか目のものを選ぶにしてもML以上がおすすめです。
特に振り出しタイプの場合ティップが柔らかいものが多くて、MLを選ぶのであればひとつ上のM(ラインナップにあれば)でも良いくらいです。
通常のシーバスゲームでいうと20g以下の軽いルアーを遠くへ飛ばしたり、積極的に掛けに行くのではなくオートマチックに乗せやすいMLタイプを目安にし、また20gよりも重たいルアーをメインにしてランカーシーバスまでを射程範囲に収める場合にはMを基準に考えると良いでしょう。
ただしこれはあくまで目安であって、同じMやMLの硬さの表記でも実際に振ってみたときに、メーカーによって一段硬く感じたりすることもあります。
そのあたりも踏まえながら下記のおすすめをご欄いただけるといいです。
携行性(仕舞寸法や重さ)
シーバスに適した長さや硬さがある程度決まったら、本来の傾向性で選びましょう。
せっかくのパックロッドにするのですからここが最後の重要ポイント☆彡
真っ先に思い浮かぶのは仕舞寸法、ばらした時にどれくらいの長さになるのかはバイクや自転車のカゴに入る寸法なのかどうかなど予め計っておくことをおすすめします。
あともうひとつ大切なのがケース!!
ソフトケースしかついていないものや、ついていてもベルトがなく肩にかけれないもの、また良いのか悪いのか…キャリーケースがついていてもそのケース自体が大きすぎたりw、重たいものもあったりします。
決める前にあとで後悔しないよう、このあたりもしっかりチェックしておきましょう。
シーバス向けパックロッドおすすめ
ダイワ ラテオモバイル 96M-4
シーバスの初級者から中級者、はたまた上級者のサブロッドとしても人気の名の高いザ・シーバスロッドのスタンダード!ラテオのパックロッド、ラテオモバイルです。
小場所メインでバイクや自転車釣行なら90ML-4、電車などでの遠征で未開拓の土地でどのような状況かわからず大型魚に出会えるかもしれない場合を想定すると96Mー4がおすすめです。
どのようにして持ち運ぶかによりますが、ソフトケースしかついていないので携行時にはほかにハードケースを用意しないといけない場合もあります。
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.6 | 78 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
149 | 10~50 | 0.8~2 |
シマノ ディアルーナMB S900ML-4
東がラテオなら西のシマノからはこちらもまたシーバスのエントリーモデルとして名高いディアルーナのパックロッドバージョン、ディアルーナMB。
シマノらしい硬めの設定。ですが当然ですがキャスト時や魚を掛けたらほどよく曲がります。こちらは丈夫なケース(肩ベルトはなし)付きです。
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.0 | 72.8 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
152 | 6~28 | 0.6~1.5 |
シマノ 24アンフィックス UNFIX S86M-5
自由に水辺で遊ぶことを目的としてパックロッドシリーズのUNFIXからは最長レングスのS86M-5がシーバス向き。ちょっとした不意の小型青物までなら余裕でいなします。
また、堤防からのチョイ投げ釣りにも最適な長さとパワーです。型にはめず気ままに釣りを楽しみ味わい尽くせる…そんなロッドです。
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8.6 | 56.4 | 5 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
132 | 8~35 | MAX1.5 |
アブガルシア ズームサファリ ZMSS-805M
アブガルシアからシーバスゲーム向きのパックロッドのおすすめは、今回紹介する中でも比較的新しいモデルのズームサファリです。
パックロッドには珍しいコルクグリップが採用されていてクラシカルな雰囲気が好きな方には二重丸!シーバスとも相性がよくYoutubeなどでも釣果報告がたくさんあがっています。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8.0 | 56.5 | 5 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
147 | 5~25 | – |
メジャークラフト タイドリフト1G TD1-964ML シーバス
ショアキャスティングに特化されたタイドリフトのコスパに重点を置いた1Gシリーズにはシーバス向けにマルチピースのパックロッドが用意されています。
シーバスでランカーをもいなせる9.6ftのレングスと適応できるルアーは汎用性が高く遠征時の予想不可能なあらゆるフィールドにマッチします。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.6 | 76 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
163 | 7~35 | 0.6~1.5 |
シマノ エクスセンス MB S96ML-6
シーバス界ではお馴染みブランドエクスセンスのモバイルロッドです。遠投性能も加味された9.6ftのレングスと、
ちょうどよい7cm~12cm(重さ10~30g)のルアーの操作性に優れたモデルで足場の高い場所や、ウェーディング、河川や干潟、堤防からなど場所を問わず使えます

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.6 | 53.3 | 6 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
141 | 5~32 | 0.5~1.2 |
トランスセンデンス カレンテス82S+
独自のトランスシステムでレングスが可変できるパックロッドを推奨するトランスセンデンスのシーバス&ショアキャスティング用スピニング、パックロッド「カレンテス」
可変できる長さの差異が8.2と9.8と広いため、82では小場所の操作性を高め、9.8ではオープンウォーターなど広大なエリアで遠投性能に加え、大型魚の引きもいなすバットまでしっかり曲がり受けてめてくれるロッドへ変身する全く異なるシチュエーションで適合させることが可能な1本。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8.2、9.8 | 55 | 6 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
213~245 | 8~35 | 0.8~2.0 |
ダイワ モアザン ワイズメン AGS 130M-4
磯など足場の高いヒラスズキを想定した4ピースシーバスパックロッド。13ftの長いレングスは根に入ろうとする大物を的確にとらえ、ルアーの操作性も向上させてくれます。
またこの130M-4モデルは極細のブランクス設計+AGSを装備し、パワーとともに長さを感じさせない取り回しの良さが追求されています。
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
13 | 105 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
215 | 10~50/td> | 0.8~2 |
シマノ ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2832RS-5
世界制覇を夢みるアングラーの心をくすぐるネーミングのパックロッドの最高峰ともいうべきワールドシャウラのツアーエディションから若干ショアジギング用にはレングスが短いですが青物用のルアーやジグの遠投性能と大型魚のパワーをいなせるロッドがこちら2833RS-5です。
そしてこのハイエンドクラスの最大の利点はその軽さ。
パワーを持ちながらわずか175gしかありません。テーパーはRS(レギュラースロー)で根本付近までしっかり曲がり、大型魚の引きを曲げて受け止めるタイプのロッドです。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8.3 | 54.7 | 5 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
145 | 7~30 | MAX2 |
タカミヤ H.B コンセプト モビリティーキャスト シーバス 904MH
持ち運びが便利になるように開発されたパックロッド、ビリティーキャスト シーバスです。
高級ロッドに採用されていることが多いインロー継ぎが採用されていますが、実売価格が5000円をきりコスパ抜群です。ふたつあるラインナップからはMAX35gまでのルアーのキャストが可能で、レングス的にも9フィートある904Mがおすすめ。
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.0 | 73.5 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
169 | MAX50 | 1~2 |
アズーロ nndm 83
シーバスゲームの実釣を楽しむのは当然のことですが、パックロッドであってもお部屋に飾っているだけの状態でも見とれるようなロッドが欲しい。
釣り道具も見た目から服を選ぶように決めたいをコンセプトにしたモデルで、83はシーバスのほか、フラットフィッシュや中型青物まで対応でき決して見た目のおしゃれ感だけでない本格派。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8.3 | 67 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
140 | MAX26 | MAX1.2 |
シマノ ルアーマチック MB S96M-4
さまざまな魚種に対応した遠方への遠征釣行を見据えたシマノが誇るマルチピースのパックロッドの人気アイテム、フリーゲームXTからは、シーバスゲーム用におすすめするのはS96M。
これくらいの長さがあればほとんどの場所で有効になるほか、MタイプなのでSLSJ(スーパーライトショアジギング)にも対応できます。

長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.6 | 77.8 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
166 | 8~45 | 0.6~1.5 |
プロックス ソルトセイスFE SASF8086ML
モバイルシーバスロッドとしてプロックスから世に送り出されているソルトセイスFE。88フィートから8.6フィートにラインを通したままの状態で長さの変更が可能なロッド。
ハードケース付きで、内部も1本ずつ差し込んでただし残念なことにもう旧モデルで生産は終了しています。若干数が店頭に残っているだけなので、気になっている人は見つけたらお早めに!
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
8/8.6 | 57 | 5+1 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
154 | 9.5~23 | 0.6~1.5 |
ダイワ ルアーニスト モバイル 96M-4
あらゆる魚種に対応させたマルチパーパスのルアーニストにももちろんシーバスに適したモデルがあります。ルアーフィッシングの入門用としてもおすすめ!
長さ(ft) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) |
---|---|---|
9.6 | 78 | 4 |
自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
190 | 7~35 | 0.6~1.5 |
シーバスのパックロッドと相性の良いリール
シーバスのパックロッドに合わせるリールは、パックロッドをメインとしているかどうかによります。
筆者の場合はいつも通常使うメインの2ピースにはメインとなるリール…
例えばステラやヴァンキッシュを使っていますが、車に乗せたままのパックロッドでちょいシーバス釣りとかに使う場合はサブ機のエクスセンスXRとかにします。一緒に予備として積んだままにできるからです。
この場合はもうひとつ専用機があったほうが便利かもしれませんが、がっつり遠征に行く場合にはメインとなる普段使いのものをセットにして持っていけばいいので、特にパックロッド用に揃える必要はないと思います。
それでも、いま現在シーバスパックロッドに合わせる一押しリールを選らぶならやはりこれ↓
シマノ 23ヴァンキッシュ 4000MHG
携行にはリール本体の軽さは正義です!
パックロッドでシーバスの未知のポイント開拓して楽しもう
収納性と携行性に優れたパックロッドの素晴らしいツールを手にすれば、移動の際に自由自在に動き回りながら、新たな釣りスポットを探索する楽しみが広がります。
通常の長い釣り竿を持ち歩くことは、ランガンする際に制約をもたらすことがあります。そこで、パックロッドの真価が発揮されるのです。コンパクトに収納できるため、移動の際には軽やかに肩から提げ、新たな釣りポイントへと足早に移動することが可能になります。
パックロッドは、その名の通り、簡単にバッグやケースにしまうことができるため、公共交通機関を利用しての釣行や、遠く離れた釣り場へのアクセスが容易です。これによって、釣りだけでなく、旅行や冒険の一環としても楽しむことができるアイテムです。
収納性と携行性に優れたパックロッドを使用することで、移動の自由度が向上し、新たなシーバスの釣り場を探索する冒険心が刺激されます。
ぜひパックロッドを手に取り、これまでとは違った未知のポイントでの素晴らしいシーバスゲームを満喫してください。