サーフのシーバスロッドおすすめ!遠投性と操作性を満たす選び方の目安と求められる条件

スポーツフィッシング性が高いサーフでのシーバスロッドをチョイス!

身近にサーフの一級ポイントがあればシーバスを追いかけるのにロッドを下げてサーフに行って釣ってみたいと思いますよね。

河川や湾奥で釣るシーバスとは一味違った釣り方の技法が求められるために潮目や波足を見たり、ルアー選択にしてもあきらかにほかのシーバスと攻め方が異なるので当然使うロッドの条件も違ってきます。

そこでサーフでシーバスを釣るのに最適なロッドとは?

これからサーフでのシーバスデビューを目論んでいるサーフジーバス初心者に送るロッド選びをお伝えします。

シーバス用のサーフロッドに求められる基本性能

サーフ、シーバスロッド、おすすめ

サーフでのシーバスロッドを選ぶ前に簡単にサーフでのシーバスの釣り方のおさらいをしてみましょう。

ロッド選びに関係あるものだけをピックアップすると…

サーフのシーバスの特徴
①遠投が必要な場所が多い
②広大な砂浜をランガンしてくまなく歩きまわる「移動の釣り」
③ルアーはフローティングミノー(15g前後)~メタルジグ(30g前後)を使用

①の条件を満たすロッド
遠投しやすいロングレングスのロッドがほしいところ。

②の条件を満たすロッド
遠投できる長いロッドがいいとはいえ、ほかのシーバス釣行よりも体力的に疲れやすいサーフでは強靭かつ軽量なロッドのほうがアドバンテージが大きい。

③の条件を満たすロッド
これら軽いものから重ためまでを投げられる比較的広めのルアーの許容重量がほしい。

以上のことを考慮するとサーフで使うシーバスに必要なロッドの性能が絞られてきます。

長さ

遠投が必要になってくるサーフのシーバスの場合、必然的に通常よりも長いロッドのほうが有利になってくる。

最低でも、9.6ftは欲しく、目安は10ft前後

通常河川のウエーディングや港湾部での陸っぱりの主流になっている8.6ft~9ftでも大丈夫との人もいますが、大海原を目の前にしたオープンウォーターでは9ft前後ではちょっと心もとなく感じ、もっと飛ばしたい意欲にかられるはずです。

一度行くとわかりますが、釣れない時間帯のほうが圧倒的に長いサーフの釣りは目の前の広大な大海原を広範囲サーチできる飛距離が大事になことがわかります。

探りたい場所に、ルアーを送りたいけど届かないという時ほど悔しいことはないですよね。

10ftあるなら多少遠浅のサーフでも余裕をもって対応できるし、そのくらいの長さになるとパワーも持ち合わせており余裕をもってやり取りが可能。

掛かってもランディングするまでに引き波に会うと、曲がる弧が大きくなるので上手くいなすことが出来て、流していてもそのまま持っていかれそうになるのでパワーのあるほうが寄せやすくなります。

硬さ

サーフでシーバス狙う時に使うルアーの種類も大きく関係してきます。

一般的にサーフのシーバスはフローティングミノーが最も汎用性が高くその次にメタルジグやシンペンなど比較的重たくよく飛びよく沈むルアーが使われることが多いです。

ドン深までいかなくても遠浅ではない通常のサーフでシーバス狙いに使用するなら、10g前後から40g前後くらいのルアーがメインになります。それくらいの重さのルアーがキャストできる許容重量のあるMLタイプ以上がおすすめです。

基本的にサーフでLタイプ、ルアーの許容重量でいうと5g~20g前後ではティップが柔らかすぎで寄せるときに苦労します。

MLタイプが標準

同じサーフでも波が高いなどもう少し余裕がほしい大場所でシーバスを狙うなら10ftクラスのレングスで、使えるルアーの範囲も広くなりMとかMHタイプなら余裕をもってやり取りが楽しめる。

また、ちょっと前に流行したティップだけ柔らかくて”食わせ重視”なのに、ブランクスとバッド部に強靭なパワーを持たせたML/Mも自分的にはおすすめ。
※(LM/Lではダメです)

サーフのシーバスロッドおすすめ

ここでは、自分なりにセレクトした「サーフでシーバス釣るなら!」を前提におすすめのロッドをおすすめな理由とともに並べてみたのでご参考にどうぞ!

シマノ 23ディアルーナ S100ML

コスパが高くて人気のシーバス専用ロッドです。サーフからならばヒラメなどのフラットフィッシュ用としても流用ができます。

シーバスロッドのエントリーモデルとはいえ信頼度の高いメーカーのものならば、メーカー内の他ブランドとの差はほとんどないと思っているので、

ここはあくまで個人的な自分自身の主観的に「これ欲しい!」とかいう理由で選ぶだけでいいでしょう。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10/3.051486~280.6~1.5

シマノ エクスセンス ジェノス S100MH/R

サーフのような広大なエリアで遠投性能を保持し、強い波や風の中からでもデカいシーバスを引きずり出す攻撃的パワーを備えたロングレングスモデルのジェノス。

固めのつくりで水中の様子を金属的な感度でアングラーに伝達。即座のフッキングがキマリやすくファイト中の強靭なパワーも持ち合わせています。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10/3.051528~480.8~2.0

ダイワ ラテオR 100M

コスパが高くて非常に人気があり初級者から中級者シーバスアングラーに定評のあるラテオはサーフのシーバスゲームでも外せない存在です。

ハイエンドクラスと2本同時に比べるとそれは、差を感じる部分もあるかもしれないが、その価格以上に実釣での満足度のいく性能はすでに多くの方から立証済み。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10/3.0515210~500.8~2.0

ダイワ ラブラックス AGS 100M・N

パワーとロングレングス、そしてこの軽さ。それと何よりもこのスペックでこの手ごろな価格はコスパが高くて中級者におすすめのロングレングスシーバスロッド。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10/3.0514410~500.8~2.0

ダイワ モアザン ブランジーノ AGS 103ML/M・J

パワーのあるバッド性能に食わせの鬼掛けデーモンティップを搭載したML/Mタイプ。思い切りフルキャストしたときの振り抜け感とかハンパなさそう
自分が今いちばんほしいサーフ用のロッドです!!

やっぱり最終形はブランジーノかと!

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10.3/3.121487~400.8~2.0

ヤマガブランクス バリスティック 106M-MH

新しく生まれ変わった新生バリスティックからはサーフの遠投に適した10.6ftをセレクト。

ティップ側がMタイプで曲がる仕様で乗せやすさや、ジグなどの操作性も向上させながらパワーのあるMHクラスのブランクスで力強く受け止めてられるモデルです

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10.6/3.237~500.8~2.0

テンリュウ スワット(SWAT) SW1072S-ML

テンリュウが誇るシーバスロッドブランドスワット(SWAT)に2024年に新たに加わった遠投可能なロングモデル。

単に遠くへ飛ばすというありきたりの性能だけでなく、波打ち際すれすれの近距離戦の微弱なアタリも拾えるティップを有していて、なおかつランカーシーバスをも余裕でいなすパワーをも兼備しています。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
3.23/10.7175MAX45MAX1.5

アピア グランデージSTD 100M

これまたシーバスハンターのある一定層には絶大な人気を誇るアピアの新鋭グランデージ。

従来のアピアのロッドにあった”重たくてダルい…”印象がこのモデルから一掃された気がしている。カッコいいデザインも功を奏しより人気が高まった感じがある。

しなやかなのに掛けた時のランカーシーバスとファイトする際には張りのあるブランクスが威力を発揮。誰にでも軽快なキャストが実現できる性能を持っています。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10/3.0521512~421~2

パームス シュアガンエボルブ SFTGS-103M

風が吹き荒れ高い波が寄せるラフウォーターの抵抗をもろともしない、切り裂くようなロングキャストとプラグルアーの操作性を実現させているサーフシーバスモデル。

個性のあるレトロな見た目も未だに人気がある理由です。

長さ(ft/m)自重(g)ルアー(g)適合PE(号)
10.3/3.14220g10~350.8~2.0

ロッドを思い切りかっ飛ばしサーフシーバスを楽しみましょう!

広大なサーフで大きなシーバスを狙うゲームは気持ちよさこの上なく思い切りフルキャストしただけでも何とも言い表せない爽快感はが得られます。風や波などほかのフィールドではない条件下でひねり出したメソッドと自分で編み出したルアーローテションで釣れた1匹の価値はかなり大きく満足度もひとしお!!

そのためには適したシーバスロッド選びが必要不可欠です。ここで解説した目安と現在発売されている中から選りすぐったおすすめからお気に入りを選べば、安心してサーフのシーバスゲームを楽しめるはずです。

これからの季節にさあ!準備万端でサーフに繰り出しましょう!