マルジン UKビッグペン 150Fをインプレ!飛距離と操作性、近年稀にみる秀作トップペンシルUKBPの魅力

マルジンから発売されたUKビッグペン 150F(UKBP)のインプレです。

開発段階から噂を聞きつけ「これ釣れそう!」と思っていたので発売開始とあわせて即入手。何度か使ってみて驚くほどよく飛ぶ抜群の飛距離とドッグウォークしやすい操作性など近年まれにみるトップペンシルの秀作でした!!

インプレを通してUKビッグペン 150F(UKBP)の魅力をお届けします。

往年のトップペンシルを彷彿させるデザイン

デザイン|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

最近出ているビッグベイト系のトップペンシルによく見るスライド系?ドッグ系の形状とは一線を画すデザインは

今でも自分はバス釣りのときに使っているトップペンシルのへドンの”スーパースプーク”に似てていて、これを最初にマルジンの公式ホームページで開発段階の写真を見た時に、

一瞬で「こりゃ、釣れるわ!」って思ってました。

スーパースプークの前進オリザラのことはよく知りませんが、モチーフにして開発が進んでいたようです。

元祖丸形ペンシルの場合、フロロラインを使うことを前提にテールが自然にスライドするようにテール部分に掛けて細くなっている形状に対して、ビッグペン150F(UKBP )は現代のPEラインでの操作性を向上するためにテールまで一定の太さになっています。

長さ重さフック
150mm43g#1/0

好きな浮き姿勢

浮き姿勢|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

この浮き姿勢を見てください。ほぼほぼ水平です。

これは自分が好きなルアーの姿勢です。シーバスには見切られにくい姿勢です。

トップ系のプラグって、水平に近いか、尻下がりのどちらかの種類に分かれます。

けど、尻下がりだとどうしてもダイビングペンシルぽい動きになってしまうし、ヘッドが向いてる方向に強くラインを押し込むようにして強めにアクションしないとちゃんと動かないので、力が入ります。

ポッパーにしても、トップペンシルにしても浮き姿勢は水平のほうが操作性がよい(スライドさせやすい)です。

また、下からシーバスなどターゲットの魚が見上げた時に水平姿勢の方が止めた時に見切られにくいと思うので、ドッグウォーク続けなくても、途中ポーズを入れたり、ストップアンドゴーとか”止め”の釣りも効果的に使えます。

随所に感じる徹底された拘り!

フック|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ
マルジン特注のサムライフック搭載

フックにはマルジンの嶋田さんが拘った特注のサムライフックが搭載されています。

通常の既製品ルアーに比べて原価が高くつくらしいのですが、このフックへのこだわりは以前にブログで嶋田さんがこう言われてました…

小さな会社ですが、出来る事は多少無理してもやり遂げたい出典:嶋田仁正|fimoブログ

強い信念を感じます。この言葉に尊敬しかない!

なんか、ほんと「釣れる人、それを広めようとする人、それが出来る人」って、やっぱこういう人なんだろうな~と思う今日この頃。。。

目玉|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ
目玉はマルジンのマークがモチーフ!?

使い始めて5回目の釣行が終わったあとくらいに気づいたのですが、目玉もなんか他のルアーとは違いますね。

マルジンのマークにも見えます^^

UKBP ビッグペン150F実釣インプレ

それではいざジッチョウ!

圧倒的な飛距離!

見た目に反してめちゃくちゃカッ飛ぶ!!

飛距離|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

まず投げて見て、一番驚いたのは「え~ッ」と思わず声が出るほどの飛距離でした。

写真をご覧ください!

てッ、肝心のデプスチェッカーの数字とUKビッグペンを一緒に撮りたかったのですが、
最近のスマホは自動的にいい感じに背景がボケるwwのでこんな仕上がりになってっますけどw

これPE4号、8フィートのベイトロッド、DCじゃないリール(カルコン)でも軽くキャストしてこれくらい普通に飛ばせます!!

ビッグベイトゲームとしては十分過ぎる飛距離です。

重さは43gしかいないんですけど、70g~100g越えのビッグペンシルよりも飛びますし、おそらくライバルとして今後比較されるであろう同じくらいの長さと重さの

アマペン(160mm、43g)と比べても飛距離は比較になりません!

ベイトタックルでこれだけ飛ぶので、当然スピニングでもめちゃくちゃ飛びます。

スピニングでの飛距離は測っていませんが、70mは優に超えてると思います。

アピールするサウンド

軽やかな高音でアピールするチャラ男!?

サウンド|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

自分のUKBP ビッグペン150Fには名前が付いてます。

「チャラ男」といいます!
よろしくお願いします!!

ラトル音が付加されている、いわゆる音でもアピールするタイプのトップペンシルです。

何度か使って、釣行後に洗浄し、干してる最中に気が付きました、「なんか、コイツちゃらいな」と…www。(誉め言葉)

ボーン素材とタングステンボールによる高音域のサウンドで、カラッ、カラッとか、ガラッ、ガラッという感じの低音ではなくシャラッ、シャラッ(チャラ、チャラw)という乾いた音質です。

夏に薄い短パンのポッケに小銭入れて歩いてる感じですww

低い声で話す渋い二枚目とは違い、高いキーでよく喋るチャラ男ですw

常にうるさいので、アピール力は抜群だと思います!

ポイントに着くまでの間、今日は静かなだな~と思ったら家に忘れてきてたりww

タックルバック越しでも、これがあるとないとの判断が音でわかるほどです。

群を抜くドッグウォークのしやすさ

他に類を見ない飛び抜けた操作性

操作性|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

率直にいいます。このドッグウォークのしやすさは、おそらく随一です!!

操作のしやすさ=ドッグウォークのしやすさを謳っているトップペンシルもたくさんありますが、これほどのもは未だ体験したことがありません!

これまでドッグウォークのしやすいトップペンシルの代表格である(と思っていた)メガドッグより(サイズが違うけど)も、さらに軽い操作感でアクションします。

リールのギア比や最大巻取り長にもよりますが、HG、XGならば半回転くらいのリーリングジャーク(デジ巻き)だけで、左右に首振ります。

もちろん、使えるルアーの許容重量を満たしたスピニングロッドであればスピニングでも難なく行えます!

スピニングでビギナーでも簡単にドッグウォークできると言われる!?トリックアッパーR 105Fと比べるても操作性の良さは比ではありません。

タイプ的にいうとUKビッグペンはほぼ水平姿勢で波紋を出しながら水面をスライディングするタイプで、後者はどちらかと言えば直立立ちでアクションがダイペンに近いタイプなので、操作のやり方も違うと思いますが、

より初心者でも動かしやすいのはUKビッグペン 150Fです。比べ物になりません!

スピニングでもキャスト可能

重すぎず大きすぎないちょうど良いサイズ感

スピニングで使用OK|マルジン UKビッグペン 150F,インプレ

もちろん重さが43gなので、MまたはMH以上のスピニングタックルでもキャストが可能です。

自分自身もスピニングでの釣行時に持って行って使いましたが、キャストするにはなんの問題もありません。

さらにUKビッグペン 150F(UKBP)は、半回転ほどのリーリングだけできれいにドッグウォークするので、飛距離を出せる長いレングスのスピニングでびっくりするくらい遠くへ飛ばして、長い距離(広範囲)をドッグウォークするにもロッドを動かす必要がないので疲労感が軽減できます。

UKビッグペン 150F(UKBP)まとめ

マルジン UKビッグペン 150F,インプレ
徐々にフックサークルが付いてきていい感じ

一番最初の開封時に落ち込んだ気分も、次の日釣りに出掛けてから

最近新しく出て使い始めたルアーの中でトップクラスの性能に触れ、心は晴れ晴れ!

結果オーライです☆彡

このルアーのすごいところをまとめると

●驚くほどの抜群の飛距離!
●本当のドッグウォークのしやすさ!
●シーバストップ初心者に絶対おすすめ☆彡
●アピール抜群の高音域ラトル音

スピニングで扱えるくらいの重さだし、トップペンシル初心者の方でも扱いやすいと思います。

マルジン UKビッグペン 150F(UKBP)