シマノ初代バルケッタのインプレとともに、新しくなった25バルケッタFカスタムとの比較をします!
価格、軽さ、カウンター付、3拍子揃っているのはこの機種だけ(初代が出た当初)
これからタイラバ用のリールを新調しようとお考えの方にうってつけの人気機種バルケッタCi4+をご紹介します。タイラバのリール選びにお役に立てれば幸いです。
※25.6月に追記、内容書き換えました。
シマノ初代バルケッタCi4+インプレ

僕はタイラバはじめた時からこのバルケッタCi4+だったのですが安心度は二重丸。初心者の方でもはじめから釣れる気にさせてくれる一台です。
元々ルアー釣りをやってた頃からずっと左ハンドルなので、インプレも左になってます。右ハンドルがいいひとには右ハンドルももちろん用意されています。
シマノの場合○00が右、○01の表記が左になります。
いちばんの選びどころはこの軽さ!

僕がは普段からほかの釣りのルアーで釣りに行くときのもっているタックルはひとより全部軽いと思います。
もちろん重たいロッドもリールも使ったことあります。シーバスロっドなんかホントに重たいものが多いです。
ですがタックルが軽いのにこしたことありません。軽いと長時間の釣行も疲れにくいですしましてやタイラバのような何度も落として巻くの繰り返しでは手元のリールも軽いに越したことありません。とにかくまずはこの軽さで選びました。
その軽さ自重190グラム。これまで出ているタイラバリールでも最軽量クラスでした。(初代当時)
コスパ最強のプライス

そしてなんといってもこの値段。定価が25000円前後ですが、ネット上で安いところ探すと18000円くらいで購入できます。
これ決して高い値段ではないです。この軽さと巻き心地いいのにパワーも充分あるこれくらいのスペックなら納得のいく価格でむしろ安いかもしれません。
で、タイラバにとってありがたい機能が充実しているのでコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
LEDバックライト付きのカウンター機能
当時の僕としてはかなり衝撃的な機能でした。
ラインの巻き取り長を正確に覚え着水から着底時までの放出量を表示してくれ、どのくらいの海底でどれくらいまで巻いた時にアタリがあったかなど正確に把握できます。
遊漁に乗った時は、何回巻いたときにアタリが有ったとか、何mの位置のタナに居るとか指示されます。まだ初心者の人で感覚がつかめていないうちは、こういった明確な数字でわかりやすくなると、作戦を練りやすく釣れやすくなることは確かです。
フリースプール

使用で、船の上から真下に大きな仕掛を落とすタイラバでは、スムーズなラインの吐きだしは結構重要な要素。
ほんと片手でワンタッチでクラッチ外してサミングしている親指をコントロールして落としたい場所に離すだけ。落とした後、巻くのにはサミングしている親指をでクラッチOFFも簡単にできるため、クラッチのオンオフが片手で可能です。
タイラバは底に着いた時にすぐに巻かないと見切られることがあるので底を感じ取ったらすぐに片手でクラッチを切ってもう片方の手で巻き始めることが可能になります。
ハンドル

ハンドルの長さが45㎝とベイトリールとしては短めなほう。欲を言うともう少し、長い方が50㎝クラスの大きいの釣った時にハンドルのトルクが掛けやすいので巻き取りやすくなります。
51㎝の長いハンドルに交換すると使い易くなるかもです。ちなみに後で買ったエンゲツなどはこの51㎝ハンドルになっています。てことはやっぱり長いハンドルの方がやり取りしやすいのでしょう。
ただしハンドルノブが丸いラウンドタイプになっていて、握りやすく力強く巻けるのでこれはOKですね。
と、ここまで簡単につかってみた感想を述べさせてもらいました。あくまで個人的主観です。参考までにどうぞ。
新生バルケッタFカスタムと比較

バルケッタは初代Ci4+から20になって、2025年にさらにブラッシュアップされ新技術が盛り込まれています。
見た目カッコヨシ!!
見た目が黒を基調に、スプールやメカニカルブレーキ、ハンドル固定ボルトなどところどころにオレンジ色が入ったデザイン、かなりカッコイイです。
好みに寄る部分なので個人差はあるかもしれないけど、僕は新しい25バルケッタのほうが見た目は好きです。
レバーハンドル
これは僕が買ったバルケッタci4+にはなかった機能で、レーバーでフォール速度を厳密に、アングラー自身の手でコントロールできる優れたものです。
真鯛はフォール中にもアタックしてくることも多くあり、フォールスピードを操作できるということはそれだけ釣果に結びつきやすくなっていると思います。
シマノの最近のオフショアのバーチカル用リールにはほとんど盛り込まれている、いまや当たり前ととなっている機能ですね。
ロングハンドル
初代のインプレの箇所でも触れましたが、ハンドルはやはり長い方が手元の力が分散されないので力強く巻けます。
25バルケッタでは、60mm(120mm)のロングハンドルが採用されています。
巻上距離アラーム
ボトムタッチから巻き上げてきた距離が5mごととか、10mごとなど5段階の設定により、アラーム音が鳴って知らせてくれる機能が付いています。
これはずっと画面を見ていなくても、アラーム音で知らせてくれるのでアタリがあったタナを瞬時に見極められるようになります。
まとめ
このように僕がはじめて手にしてからかなりの進化を遂げて、機能的にもデザイン的にも一段と魅力的になりました。
値段的には昨今の社会事情もあり、入手しやすくなったとはとても言い難いですが、それでも充実した機能面を考えたらそこまで高い買い物だとは思えませんよね。
タイラバをこれからはじめられる方から、中級者以上委の方のリールの買い替えをご検討のときの選択肢にいかがでしょうか。