タイラバのPEおすすめ10選！適切な太さ(何号)の決め方も解説

タイラバ用PEラインの初心者にもおすすめを紹介します。太さ(号数)の決め方、それぞれメーカごとの特徴と自分の行くフィールドやターゲットを踏まえた選び方についても解説します。

タイラバのPEラインは選び方で釣果に影響
タイラバにPEが向いている理由
太さ（号数）の選び方
編み数（4本/8本/12本）の違い
PEのラインカラー
タイラバのPEおすすめ
PEも妥協しないで釣果に繋げよう

タイラバのPEラインは選び方で釣果に影響

タイラバはシンプルな構造の仕掛けでありながら、実は「ライン選び」が釣果に大きく関わってきます。潮の流れを受け流す力や、フォールスピード、さらにはアタリの感知力など、ラインの性能ひとつで釣りの快適さと成果が大きく変わってしまうのです。

特にPEラインは、その細さと高感度を活かして、タイラバの性能を最大限に引き出すための重要な要素です。とはいえ、太さ（号数）の選び方や素材の違いに迷う方も多いはず。

この記事では、タイラバに適したPEラインの選び方を丁寧に解説したうえで、初心者にも安心して使えるおすすめアイテムをご紹介します。失敗しないライン選びの参考にしていただければ幸いです。

タイラバにPEが向いている理由

PEラインとは、ポリエチレン繊維を編み込んで作られた釣り糸で、細くて強度が高く、伸びが非常に少ないのが特徴です。ナイロンラインやフロロカーボンラインと比べて同じ強度でも細く仕上げられるため、水の抵抗を受けにくく、より速くルアーを沈めることが可能になります。

この特徴が特に活きるのが、タイラバのようなフォールスピードや感度が重要な釣りです。潮の流れを受けにくく、繊細なアタリを明確に伝えてくれるため、より確実なフッキングに繋がります。また、一定の速度で落とし続けることで真鯛のスイッチを入れる釣り方にも、PEラインの直進性がぴったりです。こうした理由から、現在ではタイラバにはPEラインの使用が主流となっています。

フォールスピードと感度優先するとPE一択！

太さ（号数）の選び方

タイラバに使用するPEラインの太さ（号数）は、釣り場の状況や狙う魚のサイズによって選ぶのが基本です。一般的によく使われるのは0.6号〜1.0号の範囲で、最もオールラウンドに使いやすいのが0.8号です。

潮の流れが緩やかで、軽いタイラバを使いたい場合は0.6号が有利ですが、根ズレや風・潮流の影響を受けやすくなるため、扱いに慣れていない場合は注意が必要です。一方で、潮流が早いエリアや大物狙いの場合には、強度と安定性を考慮して1.0号が安心です。

細ければ細いほど沈下速度が速く、感度も高まりますが、その分トラブルのリスクも増します。自身の釣りスタイルや経験値に合わせて、バランスよく選ぶことが大切です。

0.6号：潮の流れが弱い場所や繊細な釣りに。
0.8号：オールラウンドで一番多用される。
1.0号：潮流が強い場所や大鯛狙いのとき。

号数	強度目安（lb）	適した状況	メリット	デメリット
0.6号	約12lb	潮が緩い・浅場・軽いタイラバ	フォールが速く感度が高い	根ズレや高切れのリスク
0.8号	約16lb	万能タイプ・中〜深場	バランス良好、最も多用される	特になし（標準）
1.0号	約20lb	潮が速い・重めのタイラバ使用	強度と耐摩耗性に優れる	フォールがやや遅く感度もやや低い

※細ければ感度とフォール速度も上がるけど、トラブルも起きやすくなるため、バランスが大事！

編み数（4本/8本/12本）の違い

PEラインは、細い繊維を何本編み込んで作るかによって「4本編み」「8本編み」「12本編み」などに分類されます。
4本編みは比較的安価で、耐摩耗性に優れています。表面がややゴワつきやすいため飛距離や滑らかさは劣りますが、根ズレの多い場所では頼れる存在です。
8本編みは滑らかさと感度のバランスが良く、現在の主流です。糸鳴りも少なく扱いやすいため、初心者〜中級者におすすめです。
12本編みはさらに高密度で、非常に滑らかで高感度。ただし価格が高めなので、本格的な釣りをする上級者向けです。

自分の釣行スタイルや予算に応じて選ぶとよいでしょう。