メジャークラフトのジャイアントキリングにキャスティングモデルが登場したのでインプレします。
元々ライトジギングの大物狙いができて初心者にも扱いやすくコスパに優れたジャイアントキリングのキャスティングモデル。
釣果とともにインプレをどうぞご覧ください。※2017モデルのインプレです。
ジャイアントキリング・キャスティングモデルを購入した理由
それも30~40gのものを船の上で遠投したかった。遠くへ飛ばしたいとはいえ船の上ではどんなに長いロッドでも長さが限られます。(実際は7.5ftくらいまでがちょうどいい)。
探していたら最初は知らなかったんですが、大鯛や青物がターゲットで評判が高かったジャイアントキリングからキャスティングモデルが出ているではありませんか!
で、僕の行くフィールドは使うジグの重さはせいぜい40~60gがメイン、近海の水深が~40mくらいまでの浅瀬なのでとにかく遠くにキャスティングして広く探りたかったんです。
で、船の上でちょうど良いなと思った長さが7.5ftだったので
するとスペック上、上記の求める性能を加味するとGXC-76MLだったので、即決!!
メジャークラフトジャイアントキリングのキャスティングモデルをインプレ

メジャークラフトのジャイアントキリング・シリーズに2017年に新たにラインナップされたキャスティングモデル。
その中でもルアーのキャスト許容重量が15-60g。最初Mタイプにしようかものすごく迷ったがロッドの長さが7.6ftだったGXC-76MLを購入。
持った感触、重さ

持った瞬間、さすがにMLタイプとはいえカツオやシイラなども対象魚のジギングロッド、第一印象はさすが「重い!」

単に重たいというわけでは決してないけど、青物のグングン来るあの強い引きを受け止めるにはある程度重さがなければ操るアングラー側がかなりしんどくなるので。納得のいくどっしりとした安定感のあるお父さん的(笑)な重さかな…。
年のために重さを測ってみると・・・。200g。
決して重たくないですね。ライトタックルの部類では重たく感じるかもしれませんけどジギングではむしろ軽いほう。まったく問題でしょう。
ティップは柔らかい…

今回試したのがMLタイプだからなのか、非常にティップが柔らかいです。メジャークラフトのMLとかLタイプのロッドって他メーカーのものより柔らかいティップが多いと感じています。
柔らかいティップの方が乗せやすくなりバラシは軽減できますが、青物のファイトは曲がりすぎると全然寄ってこないし、ちょっとキャストの際に振り抜いたあとブレるのが難点・・・。

実際40gのメタルジグを振り込んでいくとかなりしなり、ルアーの重さを乗せて飛ばしやすい。
けど…、柔らかいので降り抜いたときに穂先がブレるのが気になる。
上手くキャストが決まれば問題ないのか…?自分が下手なだけか…
ガイド

元ガイドはご覧のような大きいものが設置されています。ほかのガイドも多きめですけど気になる持ち重りは感じません。
ラインのガイド抜けもいいし、手元に重心があり、キャストもファイトもしやすかったです。
見た目

メジャクラらしくからぬ、4軸カーボンの強固そうなクリア塗装の部分が◎
バット

バッド部とブランクス部で結合するタイプのロッドで、バッドの部分も柄が長く脇に挟んでも使いやすい長さがあります。
このあたりはライトジギングでもはや常識といえば常識ですが、ありがたい部分です。
リールシートとグリップ

一番気になったのが、このリールシートの脱着部分。
下のほうを回して脱着するのですが、この下の回す留めの部分がなぜか2つに分かれていて、先に一番したの丸いほうをクルクル回してからじゃないと、上のリールを止める部分が回らず下に下がらない。
一緒に回すことができないので面倒です!しかもグリップ感があまり良くない…。ここも値段を考えるといたしかたないのかなぁ
価格
もっとも庶民が気になるであろう価格は、グレードやタイプにもよると思うけどMとか、MLタイプで18000円前後。
この値段でこの性能ならまずまずと言ったところでしょか。
実釣インプレ
で実際にキャスティティングロッドなので、40gジグでキャスト。ここち良くけっこう飛ぶ。おそらく50~60mは飛んでいる感じ。
キャスト時のティップのブレもしっかり、スパっとキャストが決まれば収束も早いので許容範囲。
若干、ジャークやファストリトリーブのときに左右にブレる。
で、肝心のファイトwww!!!
60アップのハマチを1匹ゲット!!
う~ん、重くて曲がるのでこれ素材に「グラスが入ってる?」と思うくらいめちゃしなる!、ものすごく曲がります。
ロッドの中心部からぐにゃ~って感じです!
吸い込みはいいです。サゴシ(50cm以下のサワラ)などのアタリも明確にわかります。ジギングロッドにしては乗せやすいのは確か。
ただ掛かってからのファイトはそれぞれのファイトスタイルで好みが分かれそうです…。
ティップは柔らかく柔軟に包み込むような感じ。いわゆるファイト中も魚をいなしていく、直接喧嘩しないタイプのロッドでした。
固く曲がらずに、ガチっとロッド全体で受け止めこちらが完全に主導権を握れるロッドが好きな人には向きません。
※この2017年ジャイアントキリングの場合です。ご了承ください。2025年の新しくなったジャイアントキリングのジギングモデルで同じくらいの価格帯の1Gクラスがこちら↓
メジャークラフト ジャイアントキリング 1G ライトジギング GK1LJ-S63ML
