ガボッツ65/90/150をインプレ!スイミングポッパーという類まれな異次元ルアーの性能

ガボッツの65と90,150をインプレします。

「スイミングポッパー」というこれまでにありそうでなかったジャンルのルアーで出た当初から人気を博していました。

僕は以前から3つのサイズを使い分けていたのでこれらの実釣感想と使い方についてお伝えします。

ガボッツの特徴

ガボッツ90,ガボッツの特徴
こちらは僕がシーバスでメインとして使っている90

ガボッツは、シーバスのプロアングラーである村岡昌憲さんが率いる人気ルアーメーカー「ブルーブルー」が生み出した、ユニークな性能を持つルアーです。この製品は、水面と水面直下でのアクションを両立させた革新的な「スイミングポッパー」という新しいジャンルに属します。

まず、ポッパーとしての性能は非常に魅力的です。ガボッツの口元には独特なカップ形状が施されており、リトリーブ時に水を受けることで水しぶきを立て、「シュポンッ」という音を発生させアピールします。この音と水しぶきがシーバスに強い刺激を与え、捕食スイッチを入れる重要な役割を果たします。

さらに、このルアーはミノーのように水面直下で揺らぎアクションを行うこともできます。スローリトリーブでは、背中に水を受けながらヨタヨタと泳ぎ、引き波を立てつつシーバスの注意を引きつけます。

一方で、ミディアムからファストリトリーブでは力強いロールアクションを見せ、水面直下から離れすぎない優れたレンジキープ力を発揮します。この性能により、シーバスが最も好む水深を安定してトレースすることが可能です。

このように、ポッパーとミノー両方の特性を兼ね備えたガボッツは、単なるトップウォータープラグではなく、あらゆる状況で対応できる汎用性を持っています。狙ったポイントを正確にトレースし、シーバスに強烈にアピールすることで、アングラーに新たな可能性を提供するルアーとなっています。

 

定価

ガボッツの定価は65で1,925円、90で1,958円、120で2,728円、150が3,245円(いずれも税込み)の希望小売価格となっており
このあたりが売価の標準かと思いますが、

ご存じの通りブルーブルーのルアーは大変人気があって生産個数がニーズを上回っているので入手が困難で高値で取引されることも多いです。

新しい新製品が出たり、近くの釣具店などで見つけたらすぐに購入しておかないと一瞬でなくなってしまうことも珍しくありません。

気になって使ってみたいと思っている場合は、アンテナ広げて定価に近い価格で出ているものを見つけたら素早く購入しておくをおすすめします。

また中古品もたくさん出回っているのでメルカリ等で状態の良さそうなものを見つけて入手するのもありです。

 

ラインナップ

ガボッツシリーズにはサイズ(重さ)違いで4種離あります。

最初に出たガボッツ90からはじまり、小さい65。シーバススタンダードサイズの120

もっと大きな150と揃えられています。

ガボッツ90

長さ 重さ フック
90mm 11g #6

ガボッツ120

長さ 重さ フック/リング
120mm 23g #3/#5

ガボッツ150

長さ 重さ フック/リング
150mm 42g #2/#4

ガボッツ65

長さ 重さ フック
65mm 6g #10

僕は今回インプレする3モデル、ガボッツ90を最初に購入して、それで釣りをしているときにチヌが追ってきているのも見えたので65をチヌゲーム用に購入。

そのあと秋からのランカーシーバスを射程に入れて150を使っています。

ガボッツ150
こちらは秋からのデカシーバス対応のために使っている150

120はシーバスのミノーでもスタンダードサイズでギリギリ一般的な9~9.6ftクラスのMLまたはMタイプのシーバスロッドで扱える重さなのですがなんかサイズが中途半端な気がして購入していません。

一番出番が多いのは90です!!

90でも60そこらのアベレージサイズなら普通に食ってきます。もっとデカいの狙いたいのなら150でいいので…。

僕の場合シーバスでは90と150だけを使い分けしています。

ガボッツ65/90/150をインプレ

 

飛距離

前方に大きく口を開けた特徴的な外観が印象的なガボッツですが、この形状だからかどうなのかキャストフィーリングはあまり気持ちよさは感じないです。

ミノーの部類でもそんな飛んでる印象はないのですが、

あまりカっ飛ばして飛距離を稼いでどうのこうのみたいなルアーではないので特に問題点では決してないです。

その他の突出している性能で飛距離はチャラです。

 

レンジ

スローリトリーブだと水面をモコモコと引き波を立て背中に水面皮一枚をまとい一定のレンジで引いてこれます。

ファストリトリーブするとやや潜るものの水面直下から10cmほどの上のレンジを泳いでくれので、上のレンジだけ狙いたい場合や

沈み込まないのでシャローのカキ瀬の上をトレースしたい場合など根掛かりを恐れずに引いてこれます。水面直下のレンジキープ力はかなり優秀です。

 

アクション

アクションは文字通りポッピングさせることも出来ますし、

ただ巻きのスロー~ミディアムでは強いローリング主体で尻尾を振るアクション。ブリブリ泳ぐというよりはヨタヨタ泳ぐ感じです。

ロールは深めに左右に倒れ込むアクションでこれは単純にサブサーフェス(水面直下)のシーバス攻略のミノーとしても使える釣れるアクションをします。

 

適したタックル

90は通常の一般的な9ft前後のレングスでMLタイプのシーバスロッドで扱えます。120と150になってくるとロッドメーカーにもよりますが最低9ftからのMLまたはM以上が適しています。

65はチヌゲームにしか使ったことがないのでよくわかりませんが、僕の場合6.5ftクラスのMLタイプのスピニングタイプのバスロッド釣りをしています。7.5ftクラスのチニングロッドでもいいでしょう。

シーバスロッドで65を使うならLタイプとかがいいかもしれません。

ガボッツの使い方

 

イナッコやコノシロが浮いてるとき

梅雨の時期に入る頃から夏場まで、イナッコの群れが水面に顔を出した状態で泳いでいる状況が生まれるシーズンにぴったりです!

また春コノシロや、秋冬のイナッコのサイズもデカくなりメインベイトがコノシロに切り替わる頃は150を投げると出しやすくなります。

 

干潟や河川のシャロー

上を意識しているシーバスがいるところ
イナッコを中心としたベイトの群れが岸際まで近づいてくるのを見計らってシーバスは逃げきれない岸に追い込んだところで捕食します。

またシャローでも潜らないで水面直下を引いてこれるので上を意識しているようなデカいシーバスが居そうな河口の干潟や河川のシャローなどはガボッツの独壇場といってもいいです。

春夏は90で、秋~冬の上旬は150でいきます。

 

オープンウォーターでも活躍

シーバスの気配はありそうだしベイトも確認できている状況なら大型河川や港の先端からのオープンウォーターでもガボッツは遠くから寄せて来るアピール力も強いので

サーチベイトとして寄せて来て食わせるような場面でも活躍してくれます。

 

ポッパーとしても有効

僕の経験上夏の朝マズメ、暗がりから日が昇りはじめ明るくなる手前までの時間にガボッツ90でポッパーとして使っていたら下からボコンッと!!

ポッピングだけでなく、ポッピングの合間にゆっくりタラタラと巻いてロールアクションさせることができるのがガボッツの強みです。

ゆっくり狙ったポイントまで近づけてその場でポッピングとかもありです。

まとめ

ガボッツに興味のある方いかがでしたでしょうか。ポッパーのようにも使えるし水面直下のミノーとしても優秀なガボッツはシーバスにはとても優秀なルアーだということはお伝えできたかと思います。

定価で入手が困難なことを除けばとてもいいルアーであることは疑いの余地はなく人気のルアーである理由も納得がいきます。

購入の仕方などは「定価」のところでお話しているので気になっている方はぜひ使ってみてください。

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