ブレードジギングのリーダーの決め方についてとことん解説します!
初心者の方がいちばん気になる太さ(号数)の目安と長さ、ラインシステムを組む際のおすすめノットなどをお伝えし後
サワラ狙いのブレードジギングのリーダーについても詳しく解説していきます。
ブレードジギングのリーダーの決め方
ブレードジギングの釣りやもはやソルトウォーターの釣りではメインラインがPEを使うことはあたりまえになってきている昨今、必然的にリーダーも必須なタックルとなっています。
直接釣りができないほど関連するものではないため軽視されがちですが、理由もわからない間に根擦れやサワラに歯で千切られることが増えるなど、良くない状況に陥ってしまうことにも成りかねません。
前もって適切なリーダーを決めておくことはブレードジギングにおいても安心して釣りをするために大切なことです。
フロロかナイロンか?
ブレードジギングは基本フロロカーボン製のリーダーにしておいて強度的にも何も間違いではありません。
ただ現代ではナイロンは塩分濃度の海水では劣化がはやくフロロよりも弱いと言われていたのは過去の話でナイロンでもキャスティング用などでは強度に優れたものがたくさんあるしナイロンは伸びやすく吸い込みがいいなど利点もあります。
どちらでもいいというのが本音なのですが、初心者の方は冒険しないでフロロにしておけば間違いないです。
太さ(号数)
ブレードジギングのリーダーの太さを決めるには他の釣り種と同じく基本となるメインのPEラインの太さ(号数)によって決めます。
ブレードジギングに用いるPEは1.5号が基本となりますからそれを基にリーダーを選んでいきます。
おおよその目安は↓
・1.5号 = 7号~8号(30lb~35lb)*
・2号 = 10号~12号(40lb~50lb)*
*=メーカーによって異なります。
おおよそと幅を持たせているのはリーダーのメーカーによって太さを表す径も違えば、号数に対して強度を表すポンド(lb)表記が曖昧なところもあるのでこうしています。
人によってまちまちな点も…
リーダーの太さを決める時の考え方はアングラーによって何をメインに考えるのかによっていつも議論が巻き起こる一つに中々これだと言い切れないのはその他の釣り種いおいても同じです。
例えばPEの太さと強度よりも細く弱い方がいいという人もいますし、僕の場合でいうとブレードジギングの場合はPEの強度よりも強い=太いものを選ぶようにしています。
何故かというと根擦れや歯でラインを切られてしまうことを防ぐためのものなのでPEラインより弱くてどうするの?というのが率直な意見です。
これも本人のどこに重きを置くかによって変わってくるのでおおよその目安を示しその中で決めて頂けるようにしました。
僕はPE1.5号ならリーダーは8号、約30lb前後でメーカーやフロロ、ナイロン製で変えています。
長さ
ブレードジギングのリーダーの長さは…
が基本になります。
僕のホームの岩国沖とかはポイントによって水深の30~60mくらいなので、高さが3mを超える根(岩など)は無数にあります。
ボトムを取って斜めに引いてくるオフショアのブレードジギングであればこれくらいは最低でも必要です。
ノット
PEとリーダーを結ぶノット=結び方はジギングでもっとも有名な!?ミッドノットか、もしくはSCノットがおすすめです。
どちらも強固でノットからすっぽ抜けることは皆無で、ライン同士の結ぶことによっての強度低減も低いノットです。特にSCノットは結び目の強度低減がほぼ0%だと言われているくらいのんもので最近はずっと僕はSCノットで結んでいます。
ただSCノットは少々結ぶときに手順通りに丁寧にやらないと結びコブが太くなってガイド抜けが悪くなるためコツが入ります。
初心者の方は通常の一般的なFGノットでも問題なく釣れます。僕が乗る遊漁船には毎回FGノットで結んでいる人もいます。聞くと面倒ならしいですwwそういう人もいますw
強度に不安が残るなら僕のおすすめのミッドノットか、SCノットを練習し習得しておくことをおすすめします。
「サワラカッター」対策
ブレードジギングの釣りにおいて大本命ともいうべきサワラはその歯が鋭くて大型ほど嚙み切られてしまうことがあります。
「嚙み切られて」と表現したのはその通り千切られるのではなくまるで刃物でスパッと切ったように切られます。これを通称サワラカッターと呼んでいるのですが、これもアタリがあって掛かってからファイト中に起こるのでけっこうな精神的ダメージを受けます(泣);
まぁサワラ狙いに行って毎回起こるほどでもなく、月一回遊漁に乗る程度でしたら4,5回出港に一回とかの頻度はそう多くはありませんが、心配性の僕は対策をしています。
PEとリーダーを結んだあとにさらに、そのリーダーの倍の太さほどのリーダーを先30cmほど結んでおくのです。
これは僕のオリジナルではなく魚の歯によるラインブレイクを防止するプロテクトリーダーと呼ばれる手法です。
僕の場合は先に解説した太さのリーダーでノット組んだあとに、50lbのカチカチの極太ナイロンリーダーをブラッドノットで結びます。電車結びでも可能で太いライン同士を結ぶのに適したノットであればプロテクトリーダーの場合の結び方はなんでも構いません。
ただしこれもサワラ狙う時に必ず必要な必須項目ではないので切られるときにはきられてもいいや!と開き直れるひとはなくてもいいです。
ワイヤーリーダーはNG
そこまで心配するならばタチウオなどに使う金属製のワイヤーリーダーでいいんじゃないと思う人もいるかと思いますがそんなブレードジギングでワイヤーリーダー使ってる人なんて僕はあったことがありません。
ブレードジギングの釣りは基本ただ超高速きです。金属製のワイヤーは柔軟性がなく水を切ってしまうのでリトリーブ速度も落ちるし見切られやすいと思っているので僕はおすすめしません。
ブレードジギングのリーダーまとめ
ブレードジギングのリーダーについて詳しくお伝えしました。少しはお役に立てたのではないかおと思います。
ブレードジギングのリーダーの太さの決め方に関してはそのほかの釣り種とあまり変わることはないものの、長さやノットには少し気を付けた方がいいということも理解されたのでしょうか。
またおおよその数字で幅を持たせて個々のアングラーさんの好みで決めてもらいやすいようにしてありますので、僕の実際使っている太さや長さ、そのほかを参考にして選んでみてください。
たかがリーダーですが最初にベストな選択をしようと思わないで何度か釣行しているうちに「ここはもっとこうしたい」、「これはこっちのほうが良かったな」など…感じた部分で徐々に改善していけば大丈夫です。