真鯛を狩りとるためにシマノが開発した炎月シリーズのロッドのインプレを致します。
スパイラルガイドと言う独特の発想で生まれた極限までブレをなくし「等速巻き」にこだわった新しいタイプのタイラバロッドです。
真下に落として一定の速度で巻き上げてくるタイラバに特化した上位モデルロッドの魅力をお届けします。
2025.6月に25にモデルチェンジしたため追記。内容を一部変更しました。インプレは旧モデルになります。
シマノ炎月 SS とは
シマノのエンゲツのロッドシリーズには現在、BBからリミテッドまで7つに分類されていて、エンゲツSSは上から4つ目のちょうど中間のミドルクラスに位置しおり、この価格にして高機能なたいへん優れた性能を持つコスパ最高ロッドになっています。
タイラバ釣りでは基本中の基本、一定のリトリーブ「等速巻き」できるロッドにこだわりついばむような小さなアタリでも逃さず感知できる高感度とはじかずにあわせやすいティップを持った乗せ調子のエンゲツエクスチューンの血統を受け継いだシマノの自信作。
2025年にモデルチェンジが加えられブラッシュアップされています。
D社の紅○とどっちにしようか迷っている方はコチラもご覧になって見比べてみてご検討くださいい。
シマノ25エンゲツ SS N-B68ML-S
| 長さ(ft/m) | 自重(g) | ルアー(g) | 適合PE(号) |
|---|---|---|---|
| 6.8/2.03 | 143 | 30～100 | MAX1 |
シマノエンゲツ SS インプレ
スパイラルガイド
写真の撮り方がヘタでごめんなさい。
今回一発目にご紹介したいのはこのスパイラルガイド！！写真がヘタなのでわかりますかね（苦笑）
ベイトリールはロッドの上からラインが出ているわけでラインをスムーズに下に落とすための画期的な構造なんです。
これからのバーチカルな釣りに対応するベイトリールで、いろんなメーカーに影響を与えたであろうさきがけです！
これがこの価格で付いているのですから驚きですよね。
ソリッドティップ
そして独自の素材で作られた繊細でいて高い剛性をもつこのティップがマダイのついばむような小さなアタリも逃さず手元へ伝えてくれるソリッドティップ設計。
もちろんついばみバイトも弾いたりせず、タイの動きに合わせて追従するかのようにゆっくりとしなやかに曲がり、フッキングへ持ち込みやすい「向こうアワセ」に適したティップです。
特にこのモデルはエンゲツのなかでもいちばん喰いが浅くても乗せたすい乗せ調子タイプ。初心者のかたでも乗せやすい非常にいいロッドに仕上がっています。
本当に言葉にすると「ぐにゃ～～」って曲がります。
自分が所有しているロッドの中ではこれがいちばん感度がよく乗りがいい印象です。
よく曲がるのでタイだけでなくそのほかのぐちやカサゴなどの外道の小さなアタリもフッキングしやすく初心者の方でも楽しめるロッドだと思います。
初心者用としては一級品クラスでこの値段なら買ってもいちばんハズレがない
リールシート
リールシートは、いいですねこのクラスで軽量で丈夫なCi4+素材ですよ！
この素材が出始めた頃はみんなプロの方も「剛性が心配」とか「軽すぎて大丈夫か？」とか言われていた頃もありましたが今では軽くて丈夫が最先端。重たくないと心配なひとは昔のものにとらわれ過ぎな気がします。
※25エンゲツではここの形状がかなり変わって、非常に持ち易くなっています。
軽さは大事
僕はリールにこのCi4+を使ったものを、軽さが気にいってほかにも好んで使いますが使うと素材の良さがわかります。
やっぱり軽さって疲れにくいし、集中力も持続しやすいのでそれだけで武器になる気がします。
シマノエンゲツ SSインプレまとめ
いかがでしたでしょうか？少しは新しいタイラバロッドのご購入のためになったでしょうか？
総じていうとこのロッドは【ノリ重視】、【等速巻きのしやすさ】で群を抜いていると思います。初心者の方でも釣りやすさが◎。
MAX80gまでになっていましたが、瀬戸内海近海でいちばん使う60g～80gくらいの許容量がロッドにはちょうどいいです。80g以上のタイラバ使いたい場合は他のモデルか違うロッドを使ったほうがアタリが取りやすいでしょう。
気になっいるひとはぜひ手に取ってその質感を体験してみてください。
