22アルデバランBFSインプレ!ベイトフィネス最高峰の実釣感想とピーキーさを克服する使い方

22アルデバランBFSのインプレです。

旧モデルの16アルデバランや50/51が好きだったために買い替えをずっと躊躇していたのですが、このたびソルトでのフィネス使用に思い切って買い替えを行いました。

実釣した感想と糸巻量とPEのしようのことなどとピーキーとも言われる挙動を克服する使い方までインプレとともに22アルデバランBFSのみなさんが気になる点をお伝えします。

この記事を書いた僕のこと
旧モデルの16アルデバランBFSはもちろん、15アルデバランの51をカスタムしながら、同時に二つのアルデバランを異なるラインを巻いてバス釣りとチニングに使い分けしてきました。
22アルデバランBFSがでたすぐはこの二つに見た目も機能的にも満足していたので、欲しいとはあまり思っていなかったのですが・・・遂に買い替えちゃいました(汗)!!
これまでアルデバランのベイトフィネスを使い続けてきたアングラー目線でインプレをお伝えします。

22アルデバランBFS実釣インプレ

それではいきなりインプレいきます☆彡

フロロを巻いて近くの汽水域(河川)にチニングしてきました。

 

見た目

見た目|22アルデバランBFS、インプレ

これまでのまっすぐ槍のように尖った先端のデザインとはことなりやや柔らかな曲線が描かれるようになっています。

カラーは15アルデバラン50/51と、16アルデバランBFSを足して2で割ったような色合い。以前の旧モデル16アルデバランBFSのほうが好みです。

実は22アルデバランBFSがモデルチェンジされた直後に、すぐに欲しいと思わなかったのがこの見た目も大きく左右していました。

16アルデバランBFSのあの初代アルデバランMgを彷彿させるような、メタルチックなギラギラした風合いと、あの鋭角なデザインが好きだったのですが、何度か釣り具やで眺めてるうちに欲しくなってきましたww

まぁ…僕はいつもリールの見た目うんぬん言いますが、所有欲としての満足度だけで釣り自体には影響ないとこですし、好みの問題ですよね。

自重130gはもはや空気

軽さ|22アルデバランBFS、インプレ

びっくりするのはこの自重。なんと130gしかありません!!

コンパクトな小ぶりなボディと合わさってもう空気みたいな…

握っているのを忘れるほどの軽さです。

この軽さはフィネス用ラインやリグの操作性、繊細な感度にも通じるでしょう。

糸巻量

スプールがさらに小型軽量化

糸巻量|22アルデバランBFS、インプレ

22アルデバランの糸巻量はカタログスペック上、

フロロかーボン使用で6ポンドで45メートル、8ポンドで45メートル

どちらも45メートル??

カタログに記載されておる下のほうを見るとこう書いてありました。

※本製品はフロロカーボンライン専用の商品となっております。 ※8ポンド未満のフロロカーボンを巻かれる場合でも、45m以上は巻かないでください。出典:アルデバランBFS|シマノ

要するにフィネスに使う場合、スプールが重たくなれば

本来のベイトフィネスとして役割を果たさなくなるかもしれないからという理由かどうかは知りませんが…w

糸巻量は一定にされています。

これまでも100m巻きのフロロを半分ずつ使っていたので、糸巻量的には妥当です。

それ以上飛ばして使うことないし、そもそもベイトフィネスに飛距離なんて望んでいないのでこれくらいで十分です

ベイトフィネスですから8ポンドがMAXなのも納得です。

PEは…

上のシマノが公表しているとおり「フロロカーボンライン専用の商品」となっているので、

PEは使わないほうがいいと思います。

昔ソルトのチニング用に、PEの0.8号を巻いて使っていたこともあるのですが、

どうしても22アルデバランBFSでPEを使用する場合は自己責任でお願いします。

念のために自分がなんでPEをやめたかというとチニングのベイトフィネスといえばボトムズルです。根ずれなど摩擦に弱いPEよりもフロロのほうが耐摩耗性に優れており、しかも飛距離なんてそれほど必要としていない釣りですから、途中からフロロカーボンにごっそり変えました。

それ以来、バス釣りはもちろんソルトでもベイトフィネスでPEを使うことは僕はなくなりました。

小ぶりなボディ

手が小さくてもパーミング、サミングしやすい

小ぶりなボディ|22アルデバランBFS、インプレ

ボディはかなりコンパクトになりました。

自分のように手の小さいアングラーでもすっぽりと収まるパーミングのしやすさはもちろん

サミングも思いのほかしやすいです。

どれくらい小ぶりなのかというと、アンタレスDCMDとボディの最長の長さを、

上から見た時の先端からクラッチエンドまでを計ってみると23アンタレスDCMDが8.5センチだったのに対して22アルデバランは7.5センチしかありません。

この1センチのボディの違いはかなり大きいはずです。

スプール内部

スプール内部|22アルデバランBFS、インプレ

16アルデバランよりもスプール自体が径と幅の両方で3mmずつ小さくなっています。

これによって内部構造もかなり小さく軽量化がされていると思います。

ブレーキシステムは従来と同様にスプールとマグネットブレーキステムが独立したFTBが採用されています。

ブレーキ設定

5gシンカー+ダウンショットリグ(オフセット+ワーム)

ブレーキ設定|22アルデバランBFS、インプレ

ブレーキのセッティングは、ベイトリール使っていれば購入してすぐの最初だけ詰めてやっていればあとはあそれほどいじることはないかと思います。

ことベイトフィネスの場合はつくりが繊細なので、やはりその時の使うリグに合わせて設定しなおしたほうが得策です。

何度かやっていくうちに、ノーシンカー、重さの異なるリグにおいて、このときにはこれくらいという、感覚で覚えられるようになると思います。

僕の場合のブレーキセッティングを以下に記しておきます。

ブレーキ設定|22アルデバランBFS、インプレ

まずは内部マグネットはすべて取り付けた状態(ON)でメカニカルブレーキ。

1gほどのジグヘッドとかの場合、キツめにしておきます。

0ポジを基本にして、重さが重たくなるにつれて緩めていきます

なぜなら、そのものの重さだけではほとんど飛んでいかない1g以下のリグだと、

ビュンッとキャストしてもライン放出量よりもスプールの回転のほうが速くなってしまうのでバックラしやすくなってしまうからです。

あくまで自分の場合はです。

そして、外部ダイヤルは4~3くらいです。

飛距離

飛距離|22アルデバランBFS、インプレ

上記のブレーキ設定で、ノーシンカーと5gシンカーのダウンショットで投げてみました。

そこそこ飛んでるし、軽いリグを投げるにはベイトフィネスはやはり気持ちいいです。

また接近戦での、フリッピングもめちゃくちゃ軽くてやりやすいです。

50cmの年なしチヌが

22アルデバランBFS、インプレ、釣果

22アルデバランBFSで、ダウンショットリグを投げていたら汽水域の河川で50センチを超える年なしチヌが釣れました。

22アルデバランBFS、インプレ、釣果

たぶん50は超えててもうちょい51,52くらいはありそうでしたが、計測の仕方が雑でごめんなさいww

大きさが上手く伝わってますかね(汗)

ドラグ音は心地いい

エキサイティングドラグ|22アルデバランBFS、インプレ

22アルデバランBFSには、「エキサイティングドラグサウンド」が搭載されていて、特にベイトリールでこのサウンドがいるのかなど賛否ありますけど、

魚掛けたあとの、走っていくときの音はアングラーの高揚感をアップさせてくれ僕は好きです。

なくてもいいけど、デカいの掛けた時のラインが出ていく音はたまりません!! 

ハンドル

ハンドル|22アルデバランBFS、インプレ

ハンドルは短いです80mmしかありません。(シマノの表記規則では支点までの40mm)

ハンドルが短ければ回転半径も短くなって素早く巻き取れるんですけど、

力入れても、力強く巻けている気がしなくて…もう少し長いほうが自分好みですね。

そのうち100mmくらいのに変えるかもしれません…。

ピーキーだといわれるけど

ピーキーだと言われるけど…|22アルデバランBFS、インプレ

23アルデバランBFSはピーキーだと言われています。

それは間違いではなく、これだけ軽量ルアーに特化したベイトフィネスですから操作性が大雑把なはずがありません。

ブレーキ設定でもお話したとおり、使うリグの重さとか、空気抵抗の大きさなどを考慮してブレーキ設定は、毎回変えたほうがよいのは言うまでもありません!

キャストするにあたってもセッティングが煮詰まるまでは慎重さが必要です。

慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、このピーキーさはその繊細な釣りに特化したからこそのセンシティブな部分であり、受け入れて使う以外に使いこなし方はないと思います。

シマノ 22アルデバラン BFS HG

22アルデバランBFSにはHGとXGのみラインナップ。ハンドル表記は(右)RIGHT / (左)LEFTとなっています。

シマノ 22アルデバラン BFS XG
(右)RIGHT / (左)LEFT。今回僕が使用したモデルがこちらです。