チニングのワームおすすめ!ボトム攻略に切り札となるソフトルアー13選

チニングのおすすめワームをご紹介します。

やわらかなソフト素材でつくられたカニなど甲殻類を模した形をしたソフトルアーはチヌ釣りのボトム攻略する際になくてはならない必須アイテムです。

アピール力に特化したものから匂い付きのものまで使ったことのある実績のあるチヌが釣れるワームの中から特におすすめと選び方をお伝えします。

釣れるワームの選び方

チヌが釣れるワームの種類

チニングのワームの種類

チヌ用ワームの種類は専用のものも各種メーカーから出されていて、主にチヌが好む甲殻類象ったいわゆるクローワームが今は主流になっています。

元々チニングのワームを使ったリグ(シンカーとフックの仕掛け)の釣りはバス釣りの代用から生まれたものなのでバス用ワームでも未だに根強い人気のあるワームが存在します。
実際、特にバス用のクローワームでもめっちゃ釣れるし、もっと言うとアジングやメバリングのピンテールやシャッドテールワームでも釣れるんですよね。

あとチヌが釣れると人気のあるワームのほとんどがイカゴロやエビなどフレーバーが入ったワームが多いです。フレーバーなしのものもあり好みで選べます。

この記事で内ではそのあたりも含めてチヌ専用に拘らず僕のおすすめをご紹介します。

クローワームが主流
ストレートワーム(イソメ系)やグラブ系でも実績あり

適したワームのサイズ

サイズについてはチニングの標準は2インチ~3インチです。サイズはどのワームを使ってどんな仕掛けで釣るのか、もっと言うとその時のチヌの活性や時期にもよっても異なります。

春の乗っ込み時期から夏の活性が高いときには大きめのフックを使い大きめの3インチクラスのワームでも全然喰ってくるし、逆に冬になり水温低下とともに活性が下がると小さめのフックで波動を抑えたワームのほうが喰わせやすくなります。

このように状況に応じて使うワームのサイズも違ってくることも覚えておくとよいでしょう。

標準は3インチ
春~秋は大き目でフックが大きくても食ってくる
冬は波動が弱く小さいフックが食わせやすい

チニングのおすすめワーム

ここらは僕の実績のあるものを中心に、今人気のあるチニングのおすすめワームを紹介します。

中にはソルト用ではなくても、ドライブクローやクレフラなどチニングで何年も前から数多くの釣果が報告されているものもあります。そのようなタイプの特徴としてトゥイッチ、軽いジャーク、ボトムバンピングなどアクションを入れることで高いレスポンスを発揮してくるものが多いです。

ケイテック クレイジーフラッパー

バス釣りが基本なのにソルトシーンにおいてもその名を広めている攻撃的アピール力のクレイジーフラッパー。独自に開発されたフラップテール(腕)に水を受けてねじるように猛アピール。

バス釣りメインなのに強烈なイカフレーバー入り。袋を開封した時点ですごい匂いがします。 釣り具店のクレフラのコーナーに入ったらそこだけ空気感が違いますw

サイズは僕の場合、2.4インチと2.8インチを使っています。これで釣らなければというチヌアングラーが多い人気ワーム。

ケイテック リトルスパイダー 3インチ

ソルトでも使えるバス釣り用ワームを数多く輩出しているケイテックのチヌ(クロダイ)が釣れるワームは、いくつかあるけど、上記のクレフラ以外で、活性が低いとか、食いが渋い(アタリがあっても乗らない)ときに試してほしいのがこちらクローワームのリトルスパイダーです。

ファットイカとツインテールを合わせたような見えるこの独特な形状はテールの反対側にスモラバのようなスカート形状になっています。

ラバージグを使用しなくてもこれ単体でフックセットするだけで同じようなアピール力が得られます。

リグはテキサスまたはフリーリグで使うのがおすすめです。

バークレイ SWソルトウォーター バブルスピア 2.2インチ

元はバス釣り用ワームからSW用カラーが派生。フロートタイプでフレーバー入り。元々バス用だったのですが、チニングで使うとチヌがよく釣れると好評にだったものが、ファンからの達ての願いで登場したソルトウォーターカラーがあとから追加されたのも10年近く前の話。たくさん釣れさせてもらいました。

コレ、釣れるんです!!横についている2本のアームがロッドでチョンチョンと動かしたとき、絶妙な動きと同時に大きな2本のテールが水を押して波動をつくりながら泳ぎます。

胴体とテールに入ったリブ(切り込み)が、気泡を出し、アクションするとこの気泡を外側へ放出することでチヌにアピールをします。8本入りで値段が安いのもおすすめの理由

レインズ リングクロー ミニ 2.5

これもブラックバス用ですがチヌが釣れ未だに多くの釣具店で見かける信頼と実績十分の釣れるワーム軍の一角を成す優秀なワームです。大きめのリング状のアームは浮き水中の空気をまとい両手を上げて猛烈アピール。僕もこれでけっこうな回数いい思いをさせてもらいました!!

とにかくこのアームからの浮き上がり姿勢が絶妙で、ストレートフックやラバージグとの相性も抜群で、オフセットフックの刺し難さやアワセの入れ難さを無くしながらもしっかり釣果を出したい人におすすめのワームです。

OSP ドライブクロー 3インチ

これも昔チニングはじめたての頃にバス釣りと併用して良く使ってました。バスも良く釣れるんです!!僕だかではないので普通に釣具店のチニングコーナーに置いてあります。

お気に入りの使い方はデイゲームのリアクションバイト。フォール時のアクションが絶妙で、ほどよく揺らぐテールやクロー部分が最強です。

サイズはチヌだけなら2インチだけでもいいし、僕は3インチをメインにしています。ただ、これフレーバーに浸かっているタイプのワームでめっちゃヌルヌルするので針が刺しにくい…。

ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー

チニング一代ブームを巻き起こしているフリリグスタイルのチニングゲームの使用を考量して開発された専用ワームま~どこかで見たような似てるような気がしないでもないけど、ということは釣れる形状ということなのでしょう! ただ巻きで釣れる扱いやすさも随一!

口が小さく硬いくミスフッキングしやすいチヌ(クロダイ)に対して、しっかりフッキングに持ち込めるようなアイデアを随所に盛り込んであり、ダイワ独自のうまみ成分であるアミノXとエビ粉が素材に配合されていて、このフレーバー入りのワームはアタリがあっても乗らない時ほど効果的で、乗らなくても一度口にしたときに感じるうま味と匂いで追い食いさせることができ、強いフッキングを導きます。

ダイワ シルバーウルフ アーバンシュリンプ

アーバンクローラーが巻きの釣りなら、こちらはボトムズル引きやボトムバンピングなど、活性が低い場合に強い波動ではスレさせてしまうような場合にも有効な波動を抑えた微波動系ワーム。

サイズは2種類あるけどこれの出番となる食い渋りを打破するために用いるので、波動はそのままにシルエットを抑え食わせサイズに設定されている2.4インチがおすすめです。推奨フックはオフセットの#3またはストレートフックなら1~2を使用しましょう。

メジャークラフト ファイティングクロー 1.6or2.4インチ

ハイアピールの高浮力で先が浮くフロートタイプのワーム。止めると仁王立ちで浮き上がりまるでファイティングポーズで威嚇w

通常は2.4インチを使って、真冬の極寒期でも小さいサイズのフックで止めた時にもポーズがほしいときに1.6インチを使います。

匂いも味も「イカエビ」フォーミュラーを配合の優れもの。しかも値段もさすがメジャークラフト、お手頃価格なので使いやすい。

ジャッカル チャンクロー クロダイ 2.8インチ

チヌ用ワームとしては若干大きめの2.8インチのボディにはチヌが好む甲殻類のエビの身の粉末が大量に練り込まれていて、一度にフッキングさせらなくても追い食いしてくるほど。

特徴的な爪の部分がカーリーテール状になっていて水を力強く攪拌しアピール

カラーラインナップもチヌが好む…というか僕らアングラーがほしくなる魅力的なカラーが揃っています。

エコギア バグアンツ チヌ職人

僕のチニングでの初の釣果はコレでした。同じもの使って釣っている人も幾度となく見かけたことがあるし、チヌ用ワームコーナーには未だにどこでも置いてあるイメージがあるチヌ用ワームのド定番。特筆すべきは良く釣れてこの価格!僕が使い始めた10年くらい前は普通に300円代で買えてましたw

どれにしたらいいのか迷うという初心者さんやとりあえずはじめてみよって言う人にはチヌ職人が僕の一押しになります。ただ…欠点があって柔らかく針持ちが悪いです
(´;ω;`)ウッ…

刺すときに一気に刺さないと刺し換えてる間とか、釣ってる間にもだんだんほぐれてきます。そこだけ注意すればとにかく理屈抜きに釣れます。フロートタイプと、シンキングタイプあり。匂い付き。

ダイワ シルバーウルフ シャコツイン

形はまさに河川や干潟で見るチヌの大好物の穴ジャコそっくり!チニングする場合ひとつはストックしておきたいワームのひとつがコレ。サイズも小ぶりだけどアームがひらひらとしてアピールするハイアピール系ワームです。

僕の地元では河川や河口でもチヌの名手と呼ばれる人たちがたくさん居てシーズンになると干潟の川底を掘ってアナジャコを採取して釣り餌にします。そういった場所なら迷わずこれ使います。

今日は口が堅いな~とか、食ってこないな~なんて言うときや、スレを感じたらアピールを落として小さめのワームでバイトを増やす手段として私はこれを使います。

ガルプ! サンドワーム 2インチ

チニングでいきなりコレ使うと周りからセコイなんて言われるほど普通に釣れちゃう大道具的なワーム!

「これで釣れなきゃなんで釣る?」っていうくらいチヌ以外にもメバル、アイナメ、カサゴなんかも。

手につくとすごく酸っぱ臭いにおいのする液に漬けてあるのですが、どうやらそれが釣れる要因かと。
チヌだけじゃなく、磯の根魚(メバル・カサゴ)釣りでも使える万能品。チニングしかしないのなら無くてもいいけど持ってて損はないかなっていうことでここで紹介させていただきます。

クローワームでは釣れないなと感じた時のここぞという1軍控え的な使い方なので、アピールカラーよりも、カラーは「カモ」か「ナチュラル」のナチュラルカラーを1つだけ保持していればOK!

ゲーリーヤマモト イモグラブ

ここで紹介しようか迷ったけど釣れるけど超隠し玉の通称イモ。冬場やどうも魚っけのない状況や食い渋っている難しい状況の際に、これを投入すると釣れるんです!! 活性の低い時に効果テキメン!

使い方はボトムについたらほぼ放置または、軽くシェイクを入れて再び放置。

ほぼノーアピールのこれが何故か釣れるんです!! その弱い波動でスレさせず、違和感を与えないので口を使ってくるのだと思います。

チニングのワームおすすめまとめ

このページで紹介したチニングのおすすめワームは僕の実績を基にしていますが、僕一人の偏見をなくすために、僕の実績と釣り具店で聞いたりSNSで評判の人気ワームを、照らしあわせて見ておすすめを厳しい判断で選びぬきました。実際使ったことのある釣れたワームでもあまり知られていないものは、今回除外しました。

あとは好みの問題や、釣れるなど以前に自分の使いやすさやイメージと合っているのかどうかなどが一度使ってみないとわからないものもあります。まずは好みで「これだ!」と思うワームを入手してチニングに出かけてください。数種類使っている間に自分の状況に合わせた「こういときにはこのワーム」など、引き出し増えてくることを実感できるはずです。

一つに縛らずに複数のセレクトを使ってみることがおすすめです。それでは良い釣果を期待しています!