チニングのシャッドおすすめ8選!ただ巻き~ジャークでチヌを一網打尽にする凄いやつ

チニングに使えるおすすめシャッドをご紹介します。特徴や使い方もざっくり解説!

チヌのプラッキングゲームの中でも特に僕が好んで使うルアーがシャッドです。これまでいくつも使って来た経験を生かして推奨ルアーをお伝えします。

水温が上がる時期になると頻度の増えますから、ぜひ御覧ください。

シャッドとは

シャッド(Shad)は、魚の形に似せたリップ付きのルアーで、主にミノーとクランクベイトの中間的な特徴を持つハードルアーの一種です。元々は北米に生息するニシン科の「シャッド(Shad)」という魚に似せたことが名前の由来で主にバス釣りの世界で使われていました。

それからソルトの釣りでも多用されるようになりライトゲームのチニングには専用のものでなくても使われるようになってきました。

特徴

あまり大きすぎない細身のボディに長いリップがついていて、そのリップに水を受けて巻いてくると潜行しはじめます。潜航深度はタイプによって異なり水面直下で浮くフローティング、止めても中層でレンジキープするサスペンド、深く潜るシンキングが用意されています。

アクションはピッチの狭い振動をするタイトなウォブリング+横向きに左右交互に倒れ込むローリングが中心で、ミノーなどと比べると強くアピールし、同じようなリップを持ち強アピールのクランクと比べると控えめなちょうど中間のバランスアクションをします。

シャッドを使うことのメリット

シャッドの使い方|チニングのシャッドおすすめ

シャッドはリップを生かしてシャローでボトムノックさせて使うこともしますが、ほとんどの場合ただ巻きやジャークで中層狙いで使います。

そのためいつものフリリグやバイブレーションよりも根掛りする確率も減り、またリップが先に障害物に当たりコンッと跳ねるので根掛り防止もしやすい事がチニングでは大きなメリットになります。

また、ほぼただ巻きで釣るので投げて巻いてくるだけで手返しも良くなり、短時間でも広範囲を探ることが出来ます。

シャッドを使い必ず釣るためにはあるコツがあることに気づきました。その釣り方で大事な転移ついては下記でお伝えしています。ぜひ参考にしてください↓

チニングで使えるシャッドの選び方

チニングでシャッドを使いプラッギングゲームするいくつかの選び方に条件があります。

サイズ

歯は鋭くとも顎が堅く口の小さいチヌはルアーサイズも小さいほうがフッキング率が上がります。チニングに適したシャッドのサイズは7センチくらいまで。

大きいサイズのルアーだと釣れないのではなくより食わせやすくするための選択です。

行くフィールドの水深やベイトの大きさでサイズと重さを選んでください。小さいサイズを選べば必然的に重量も軽く、飛距離も短くなり、潜航深度も浅くなります。

サイズは7cm前後が食わせサイズ

タイプ

同じシャッドでもさまざまなタイプがあります。ただ巻きで釣るためには以下のタイプがチニングには有効です。

またこれ以外にもジャークやトゥイッチングしたときに素晴らしいアクションをするジャーク対応のシャッドもあります。

スローフローティング

シャッドではノーマルタイプです。着水後は水面直下に浮いています。リトリーブをはじめると潜ります。初級者にはこれがいちばん扱いやすいでしょう。それぞれのルアーに設定された潜航レンジ(どこまで沈むか)によりますが、それ以上に深い場所でない限り根掛かりの心配もほぼないので扱いやすいです。

ドシャローなら底にリップを当てながら底付近を引いてくることが可能ですが、リーリングを止めればすぐ浮きはじめます。

サスペンド

サスペンドから沈みもせず、一定の(設定されたレンジから)浮くこともないタイプ。当然また巻き始めると潜ります。ストップ&ゴーなどのアクションがしやすく任意のレンジで長い時間ゆっくりとアピールさせることができます。ミドルレンジ攻略に向いています。

ディープダイビング

文字通り深く潜るタイプ。シャローで使うと沈みやすいですけど根掛かりしやすいデメリットがあります。ですからシャローでは不向き。

足場が高かったり水深のある場所で用いると威力を発揮します。

チニングのシャッドおすすめ

これらの条件を基にして選んだ、チニングで実績十分のおすすめのシャッドをご紹介します!

ジャッカル ソウルシャッド 58SP

もうここでも説明は不要なくらいバス釣りではお馴染みでチニングでも絶対的な釣果が得られるルアーです。これよりひとつサイズの大きい62も使ってる人が多いですけど、僕はこの58SPの潜航深度と食わせサイズが好きで一番出番が多いです。当然サスペンドなので巻かないと潜らず、止めるとその場で浮きます。

長さ:58mm 重さ:5.5g フック:#8

ジャッカル ソウルシャッド 62DDR-SP

同じくソウルシャッドの中でも唯一ディープダイビングモデルが用意されている少し大きめ(もう一段大きい68もある)のサイズ。DDRだと約2.5mも潜るので足場の高い場所でも使えて58との使い分けにいいです。リップが長いので空気抵抗が大きいですけど6.8gもあるので結構飛ばせます。

長さ:62mm 重さ:6.8g フック:#8

ブルーブルー クミホン70S

こちらはシーバス用のディープシャッドとしておなじみクミホンの70S。カキヒビの上とか根の粗い場所など普通はボトムを取るのに躊躇してしまいそうな場面でもリップでボトムノックし、かわしながらトレースできる。マグネット移動重心の為飛距離がバツグンで立ち上がりもいいです。

長さ:70mm 重さ:9g フック:#8

メガバス シャッディング-X R 62SP

特徴的な極薄の扁平ボディのシャッドでトゥイッチやジャーク時にフラッシング効果絶大。またこの小さなボディの中にバックに配置されたウエイトによりロッドアクションのレスポンスも良く、さらにベリーのウエイトは移動重心のためライトタックルでも飛距離を確保できます。

長さ:62mm 重さ:約5.3g フック:#8

DUEL ハードコア シャッド SR 60SF

こちらもこんなに小さいボディの中にマグネット重心移動が搭載されていて軽くてもよく飛びます。あとウエイトの無駄な動きを減らすために受け皿のようなカップがあって、ラトル音を軽減してくれていることも音を嫌うチヌには向いています。

長さ:60mm 重さ:6g フック:#8

エバーグリーン ウルトラスレッジ

1.5m~最大で2.5mも潜るシンキングであるにも関わらず、その深い水深の中でジャークアクションをするとなんとスライドダートする!どのような姿勢からでも安定したダートアクションを引き出せます。バス用シャッドとして人気。

長さ:60mm 重さ:5.5g フック:#10

エバーグリーン バンクシャッドMID

エバーグリーンのバス用。クランキンシャッドというカテゴリに属すタイプでクランクのような手元でわかりやすい引き抵抗を備えてスローリトリーブでも微波動アクションします。そのため、どちらかというと活性の低いとき他のルアーでは反応がない活性が低そうなシビアな状況でフォローとして効果バツグンです。

長さ:60mm 重さ:6.8g フック:#8

ブルーブルー クミホン75S

ブルーブルーのシーバス用ルアーで、サイズはチヌにはMAXサイズギリな印象ですが、飛距離と3m近くまで潜るので水深のあるポイントや足場の高いところにおすすめ。ハイピッチアクションでボトムを探ってこれます。フックが大きいのも年無しサイズでも安心できます。

長さ:75mm 重さ:12g フック:#6

チニングのステップアップとしてシャッドで釣ってみよう!

おすすめからお気に入りは見つけられましたか。ワームを使った釣り方で多くの釣果を挙げていくと必ずやりたくなるプラグルアーを使ったチニング。

その中でも前回おすすめした初心者の方でも扱いやすい(釣れやすい)バイブレーションから、もうワンランクステップアップさせたシャッドゲームは釣った時の満足感が違います。

チヌトップも楽しいのですがそれよりも釣れる確率が高いので楽しめます。このことが僕自身がハマる理由です。

ボトムズルのようなスローな釣りが苦手な方でも楽しめる釣り方です。まだやったことのない方はぜひ試して楽しんでください。