チニングの動かし方とアクションの仕方!チヌをルアーで釣る初心者向け基本操作ガイド

チヌをルアーで狙うときのルアーの動かし方を基本的なチニングのやり方に沿って解説していきます。

いくら釣れるルアーでも使い方、動かし方を間違うと釣れません。使うルアーの種類や釣り方によって動かし方(誘い方)が違います。異なるルアーごとに動かし方をご説明します。

釣り方に沿ったルアーに適した動かし方とアクションで初心者の方がチニングで釣果を伸ばすコツ教えます。

チニングの動かし方とアクションの基本

チニングの動かし方とアクション

シンカーとフックにワームとでフリリグが現在主流になっています。

毛むくじゃらのヒラヒラしたものがくっついたオモリのようなものに針がついたラバージグでもいいです。

専用のものでなくてもスナップに投げ釣り用のオモリを挟んでチヌ用のカン付き針をつけただけでも充分いけます。まずはお金をかけずにはじめたい人はこの方法もおすすめ。

ボトムズル引き

一般的にチニングで一番手っ取り早くはじめられるのが「ボトムズル」。

チニングはどの釣り方も基本投げてボトムを切らさないようにゆっくりと引く。
これがチニングの基本となるボトムズル引きです

ゆっくりとはリールの種類(一回転で巻きとる長さ)にもよりますが、1秒間に1回転程度。

大体人が歩く速さを軸とするとその半分以下の速度
「忍び足」程度と思うとよいでしょう。

もちろんずっと一定の動かし方では近くにいる魚もスレやすくなってしまうのでゆっくりと一回転ほどまいたら一旦止める。ステイ

また巻いたらロッドの先を意識してチョンチョンとタテに動かす←トゥイッチを入れる。もちろん軽くです。これがシェイクするというアクションになります。

大きく振りすぎると魚が逃げてしまいます。底をコソコソ歩くカニや穴ジャコに似せる動きです。
それらをイメージして動かしてみてください。

このとき自分が地上でロッドを振っている幅がたとえ10センチほどだったとしても水の中では、そのおおよそ倍の振り幅20センチ以上動いています。そのことを意識して小さく動かす練習をしててください。

これができるようになったら下記のような動かし方が可能になります。
【参考動画】
ズル引きアクション|KEITECH ch.

ボトムズルの時は下記のようなフサフサがついてるラバージグの方が釣れる↓

ボトムバンピング

ボトムズルのときとほぼ同じようにボトムを切らさずに=底から離れすぎないようにロッドティップを軽く跳ねさせて、

ボトムを少しだけ飛び跳ねながら前へ進んでいく甲殻類の動きに似せてアクションさせる動かし方です。

詳しくは下記のページで解説しています。併せてごらんください↓

ボトパンはやっぱりフリリグでしょうね。

デイゲーム:チニングの動かし方

シャッド|デイゲーム、チニングの動かし方

夜のチヌは警戒心も薄れてルアーにも反応しやすいですが日中のデイゲームとなると太陽光が水中にも差し込んでルアーが見切られやすくなるので、夜と同じようにゆっくりとボトムズル引きだけの動かし方では中々口を使わず追ってくることが減ります。

比較的元気のよいキビレならば食ってくることもありますが、ほぼスローなボトムズルでは見切られてていることが増えます。

そんなときにはリグを跳ねさせて、テンポよく動かして見切られる前に反射的に食わせる
リアクションバイトが効果テキメン!!

メジャークラフトのヒロセマンさんがリアクションバイトの動かし方を実釣にてわかりやすく説明してくれています。僕自身も昔何度もみて
ヒロセマンのデイチヌゲーム・超絶リアクション攻め|LureNews.TV

デイゲームはワーミングに限らずバイブレーションの速巻きや、シャッドのトゥイッチなどプラグルアーもおもしろいです。

チニングのポッパーの動かし方

動かし方|チニング、ポッパー

時期が限られますが5月下旬~9月くらいまでの間デイゲームならチニングでも楽しめるトップウォーター。ポッパーとペンシルを使った攻略方法が

簡単にいうと1秒間にリール一回転くらいの速度(目安です)で巻きながら、ロッドを縦にチョンチョン!ロッドを上から下へ、弾くイメージで動かします。あくまで巻き取るラインはこの上下に動かしたときにできたたわみをとるだけ。

そうするとポッパーのカップが水を受けてブシュブシュッと音を立て水しぶきと波紋をつくりながらアピールアクションをします。

基本的にポッピングアクションはスローに巻き続けることが見切られないコツですが、

足元の回収寸前まで追ってきてるのが見えた時に、巻くのをやめてその場でチョンチョンすると下からバコッと食ってきます。

ときどき、途中巻くのを一度止めてその場で同じようにポッピングアクションさせるのもいいということだと思います。追ってきてるのがわかったらリトリーブ速度を遅くしたりこのようにコントロールすると釣れやすくなります。

完全に静止=止めてしまうと見切られることがあるので、リトリーブを辞めてもその場でチョンチョン波紋と泡を出すのがコツです。

ポッパーについてはこちらで詳しくお伝えしています。▼