チニングのおすすめベイトロッド12選!使うことのメリットとチヌ釣りがもっと楽しくなる選び方

チニングに使用するベイトロッドのおすすめをご紹介します。

チヌのルアー釣りでベイトロッドの選び方から、

用いることで有利になる釣り方とをいつものスピニングとは一味違った楽しみが増える使い方、チニングのベイトロッドのおすすめを魅力とともに余すところなくお伝えします!

チニングでベイトロッドが使われるようになった歴史

チニングのベイトロッドの歴史

僕がチヌのルアー釣りが流行し始めた頃から、ベイトロッドは釣り方が似ているバス釣りロッドをソルトへ転用して使っていたアングラーもたくさんいました。

ソルトウォーターの世界で一早くからベイトタックルを推してきたアブガルシアなどのロッドのラインナップからチニング用が世に知れ渡り、

それからしばらくしてシマノのブレニアスやダイワのシルバーウルフシリーズを先駆けとして、チニング専用ロッドの中にも徐々にベイトロッドが組み込まれてくるようになり、現在ではオリムピックの人気チニング用ベイトロッドシルベラードなどハイエンドクラスにもチニングロッドが目立つようになってきました。それほどチニングが釣りのカテゴチとして認知されていったのでしょう。

そうはいっても、チニングという言葉が出回った10数年前当初はまだまだスピニングで釣っていた人のほうが多くて、ボトムチヌ=ベイトタックルみたいになってきたのはこのほんの数年の間です。

ベイトロッドが有利になるメリット

ベイトロッドのメリット|チニングベイトロッドおすすめ

チニングにベイトロッドを使用することのメリットと、ベイトタックルの利点を生かせる釣り方を解説します。

ボトムズル

チニングで基本となるボトムゲームフリリグなどワーミングには意外とベイトのほうが向いています。

ガイドを通してラインが放出される角度が同じなので、手返しもよくなりテンポよく数が撃てるようになります。

根掛かりしやすいボトム攻めに横擦れなど摩擦に強いフロロカーボンなどをメインラインにするときにはスピニングよりベイトロッドのほうが相性が良いです。

接近戦に有利

接近戦でのピンポイントへのキャストの正確性などについもベイトロッドのほうが操作性が向上します。

小場所でも横や後ろへテイクバックすることなく、ピッチングやフリッピングで、近くの狙ったピンポイントを正確に撃ち抜くことが可能になります。

フリッピングはもちろん、ピッチングもベイトロッドのほうが断然やりやすいです。

●ボトムズルに最適
●手返しがよくなる
●小場所へのキャストアキュラシーが向上

チニングのベイトロッドの選び方

軽さ・感度

チニングにベイトロッドを使うにしても、あまり太いラインは用いることなく

チヌ特有のついばむような微妙なアタリを感知するためにはロッド全体が軽くてリールを伝ってくる手感度のよさが求められます。

プラッキングゲームの時などゴンッと強いアタックをしてくることもありますが、ボトムズルのときはほとんどがコツッコツッという繊細なアタリです。それを拾える感度は最優先です。

●ロッド単体自重の軽さ、なるべく100g前後(±10g)

ティップ

また、ボトムズルのときの底質やボトムタッチがわかりやすいソリッドティップが採用されるているモデルも多く見かけるようになりました。

どちらにも良さがありまして、ボトムズルメインにするのかチヌトップなどプラッキングもやっていくのかなど、自分がやりたい釣り方で決めていくのが適切な選び方だと思います。

ソリッドティップとチューブラーの違い
●ソリッドティップ
ソリッドティップは先端部分が中身の詰まった無垢素材で構成されており、高い感度と柔軟性を兼ね備えています。細かいアタリを捉えやすく、繊細な誘いや食い込みの良さが求められるチヌゲーム適しています。

一方で中身が詰まっているため重く、チューブラーと比べるとやや感度が劣ることがありますが、これのよるティップのしなやかさが乗せやすくなりバラシを減らす利点にも繋がります。

●チューブラー
一般的なロッドのほとんどがこれです。チューブラーティップは中空構造で軽量かつ高感度な特性を持ちます。振り抜きが良く、ルアー操作性に優れているため、チヌゲームのプラッキングに向いています。

軽量なので手感度が優れ、ボトムの状況や魚の反応をダイレクトに感じ取りやすい感度の良さが特徴です。反面、ソリッドティップほどの乗せやすさ、食い込みの良さはなく、硬めの調子が口が硬く小さいチヌのバイトを弾いてしまいミスバイトになることもあります。

レングス

チニングにおいてもロッドのレングスは長ければ長いほど飛距離がでることは間違いありませんが、

チニングでベイトロッドはを使う場合はキャストのアキュラシー性能も生かすためには取り回しのよい長さが適しています。

一般的な6.5~~7.5ft前後が飛距離と、操作性を考えるともっともいいでしょう。長くても8ftまで。

飛距離と操作性、ファイトからランディングまでの取り込みの良さを考えると~7.5ftまでの長さが、いちばん取り回しが良くおすすめです。

それくらいの長さだとショアはもちろん、ボートでも邪魔になりません。

タイプ(硬さ)

チニングでベイトロッドを使用るのは、その利点を生かしてワームでリグったボトムズルの使用がおすすめで、それを考慮すると
チニングのリグの重さは3.5gくらい~15g前後。

これくらいのルアーの許容重量があるLタイプか、MLタイプがおすすめです。

チニングのベイトロッドおすすめ

シマノ 25ブレニアスXR B72ML

ブレニアスシリーズが誕生してから10年目を迎える2025年新たにモデルチェンジされたブレニアスXRが登場します。エクスチューンとBBの中間のベースグレードということですが見た目も性能もほぼエクスチューン。同じ番手はなく使い分けが出来るライんナップになっています。その中でもB72MLはベイトを使ったチヌトップやシャッドゲームなどのプラッキングに特化されたモデルになっています。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.2/2.1890112
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.64-180.6-1.5

シマノ 25ブレニアスXR B76ML-S

ブレニアスシリーズの中でもレングス、操作性共にちょうど良いサイズのチニングの王道的な有用性の高いモデル。一つ上の上位機種のエクスチューンと同じカーボンモノコックグリップが採用されていてなおかつコルクグリップ(ここは好みが分かれる)。僕の名中でこの見た目は最強w 今回ご紹介するおすすめのベイトロッドの中でもイチオシ!

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.2996117.5
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.34-180.5-1.2

ダイワ シルバーウルフEX 76MLB-S

シルバーウルフEXはシルバーウルフシリーズの中のハイエンドモデル。ご存じアーバンチニングのパイオニア森浩平さんの監修の基に開発されたダイワが誇る最高峰のチニングロッド。ソリッドティップを採用しボトム感知能力と効率の高いルアー操作を可能にしたフリリグを使ったボトムゲームはこれでキマリ!

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.29
96118
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.24-180.4-1.0

ダイワ シルバーウルフ AIR 76MLB-S

今現在もっとも地元の若いアングラーの中で持ってる人が多いのがこのダイワさんのシルバーウルフ(チニング特化型ブランド)のロッドです。SNSあさっても良く見かけるのですごい人気を博しているのは疑いようがありません。76ML-Bはリグのボトムゲームからプラッキングまで広いメソッドで高い操作性を発揮してくれる汎用性の高いモデル。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.2993118
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.44-180.4-1.0

ダイワ シルバーウルフ AIR 72MLB-S

こちらシルバーウルフ AIRの72MLBはショートレングスで繊細なアプローチを得意としたモデルになっています。近距離戦での微妙なキャストコントロールを要するトレースコースの狭いエリアでのアキュラシー性能とトップウォーターゲームの際のルアーの操作性を得意とした仕様になっています。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.2/2.1889113
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.34-180.4-1.0

ダイワ ソルティスト 74LB

ダイワの汎用性高いソルトウォーターロッドをいくつも輩出しているソルティストからライトロックフィッシュ~チニングに適したモデルが74LB。ルアーの許容重量は~14gとやや弱めのLタイプですがリグのボトムゲームはもちろん許容範囲内のルアーであればプラッキングも可能なバランスが保たれていて、レングス的にも取り回しの良さもチヌ向き。リールシートもソルティストリールに適合。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.4/2.24102116
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.44-140.6-1.0

オリムピック スーパーシルベラード 25 GSILSC-762ML

チニング界でめっきり人気ロッドの代名詞となったシルベラードシリーズに2025年早々に加わることととなった”スーパー”という称号が与えられたスーパーシルベラード。発売予定は夏ごろということで、まだ予約注文も受け付けられていないのですが、ここでも順次新しい情報が入り次第更新していきます。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.29117.3
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.53-180.6-1.0

オリムピック シルベラードUX 24 GSILUC-762ML

チニングのベイトロッドゲームを牽引してきたといっても決して過言ではないオリムピックのシルベラードシリーズの比較的新しいUXのベイトモデル。ハイエンドモデルに勝らずとも劣らないボトムチヌゲームをメインとしながらもプラグゲームへの対応力も有したシルベラード本来の性能を継承しているコスパも最強のチニングロッド。2本目をワンランク上を目指す方にもおすすめです。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.2998118
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.63-160.6-1.0

アブガルシア ソルティステージプロトタイプ ベイトフィネス XKRC-73MLS-BF

アブガルシア ソルティステージプロトタイプからはチニング(クロダイ)特化型のベイトフィネスXKRC-73MLS-BFが一押し。食い込みの良いソリッドティップに、わずか80gという軽さからは想像もできないしっかり掛けて寄せられるバッドパワーも保持しており、手返しよく何度もキャストを繰り返すショアのランガンでは大きな武器に。レングスもちょうどよくボートチニングでも取り回しがいい。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.3/2.2180113
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
1.051.5-200.6-1.5

メガバス 礁楽 SL-72MLBF

昔よく見ていたチヌトップのyoutubeの動画で門永さんが使っていて憧れだったロックフィッシュロッドシリーズに新たに加わったのがこのこのSL-72MLBF。昨今のベイトフィネススタイルでのチヌや根魚に特化したモデルが登場!メガバスが提唱するエクストラファインティップと独自の可変テーパーは微細なアタリも感知し掛けたあと負荷の量によって弧を描きしっかり乗せて掛ける。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.2/2.19125113
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
MAX16~1.2

メジャークラフト ブラックポーギー5G BP5B-S782ML

メジャークラフトのチニング特化型ロッドシリーズが「ブラックポーギー」へと一新。その中でもハイエンドにあたる5GからソリッドティップのベイトフィネスBP5B-S782MLがおすすめです。ソリッドティップの底取りのしやすさ、沖の水深深くの底でも微細なアタリやリグの動きを捉える感度の高さを武器に抜け目なく広くボトムを探りたい時に最適。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.8/2.38103
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
3-150.3-1.5

テイルウォーク B-ブリーマーSSD C76ML/SL

現代の流行の一途を辿るチニングゲームにテイルウォークからの回答がB‐ブリーマー SSDです!満を持してデビューした中から渾身のボトムチニング専用モデル。当然のように採用されたソリッドティップによるボトム感知能力に優れているのと同時に、ファストテーパーだけどゆるやかに曲がりプラグルアーの操作性も兼ね備えています。

長さ(ft/m)自重(g)仕舞寸法(cm)
7.6/2.29130118
先径(mm)ルアー(g)適合PE(号)
3.5-180.4-1.0

チニングのベイトロッドは使い分けで楽しもう

チニングのベイトロッドどれを購入しようかひとつお気に入りを選び方の参考になりましたでしょうか。

まだ何か足りない箇所がこざいますか?

現在はチヌのルアー釣りにおいて、ベイトタックルが流行しています。釣り初心者の方でもこれでやってみたいと思っているひとも多いはずです。

逆にスピニングにはそれ相応の良さがありどちらにも個性があって特徴となる性格が違い、それぞれの楽しみ方があります。

ですからチニングにもベイトロッドを用いるのは流行だけに左右されず、よ~くよく自分のしたい釣り方にあった方を選んで使い分けをしてほしいと思います。

チニング用のスピニングロッドのおすすめはこちら↓