22エクスプライドのスピニングの2ピースロッド2610ML-2のインプレです。
モデルチェンジしてからやっと1年経ってからの購入です!
はじめて手にしたこのクラス(これまでは新品購入はエントリーモデルばかりだった)を新品で手に入れた喜びが冷めないうちにw
自分の主観的な感覚でメーカーさんや監修したプロの方への忖度なしに感想をお伝えします。
スピニングは全部で21種

22エクスプライドのスピニングは今回自分が選んだ2ピースだけでも7つのラインナップがあり、1ピース合わせると実に21種類も揃えられています。
さまざまな細かな用途のために複数本揃えるバス釣りのために仕掛けた、シマノの本気度が伝わってきます。
タイプ | 型番 | 適合ルアー重量 |
---|---|---|
グラスコンポジット | 264ML-G | 4~15 |
パワーゲーム | 264M+ | 5~21 |
270MH+ | 7~30 | |
タフテック∞ | 259SUL-S | 1~5 |
263L-S☆ | 2~7 | |
2610M-S | 4~12 | |
バーサタイル | 259UL | 2~7 |
261SUL+ | 1.5~7 | |
264UL☆ | 2~7 | |
265UL+☆ | 2~10 | |
265ML☆ | 4~12 | |
266L☆ | 3~10 | |
267L+ | 3~12 | |
2610ML☆ | 4~12 |
ここから僕は、一番レングスが長くて、繊細な釣りが可能なティップが細く柔らかいMLタイプ、オカッパリメインで持ち運びしやすい2ピースの2610ML-2を選択しました。
シマノ 22エクスプライド 2610ML-2
スピニング2ピースの2610ML-2インプレ

それでは実際に自分が購入した22エクスプライドのスピニングの2ピース仕様の2610ML-2のインプレに入ります。
実売価格が20,000~25,000円台なのでミドルクラスです。
全長(ft/m) | 自重(g) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインN/F(lb) |
---|---|---|---|
6.10/2.08 | 92 | 4~12 | 4~8 |
カーボンモノコックグリップ

「誰もが待ち望んだ」との触れ込みで紹介されることが多い、22エクスプライドから採用されたカーボンモノコックグリップ。
この効果は見た目のすっきりとした印象だけではなく、一体成型にしたことで強度もアップされ、なんといってもグリップエンドが軽くなっただけで、実に旧モデルよりもどのラインナップも1割ほど自重が軽くなっています。
その分、手元まで伝わる手感度も向上しています。
また、これはポイズンシリーズなど上位機種に採用れているもので、ここだけツヤ消しブラックのようなマットラバーコーティングされておりこれがなかなかグッド☆彡
コルクグリップと相まってカッコイイです!! 異論はあるでしょうが、自分は好みです。
高級感を醸し出す高品質コルク

これは自分だけ?かもしれませんが、これまで使っていた数々のコルクのなかで最上位品質なんじゃないかと思うくらい、きめが細かく目が詰まっていて最高にきれいで驚きました。
握った感触もスベスベというか、ツルツルというか手に自然に馴染んでくる感じがしました。
ティップはややソフト

ティップはややソフトにできていて、軽めのルアーでもピンポイントを狙いやすくなっていると思います。
6.10フィートの長さがありますが、これならフリッピングやスキッピングもしやすいと思います。
ただしソフトな感じに仕上がっているだけで決してダルい感じではないので、投げた後のティップのブレはまったく感じることなくサクッとキャストも決まります。
今回試投してみた、投げて巻いてを繰り返すチビクランクや、小型のミノーなど巻き物系でも手返しよく釣りに集中することができました。
感度はビンビン

雨の続く日にたまたま時間が空いたときに晴れ間になった一瞬に釣行してきたので、手持ちのルアーが選ぶほどなかったのですが、まず7gの直リグ結んで投げてみてボトムをトレースしてみました。
底のゴツゴツ感、岩にあたった感触、泥底を跳ねさせたときにボテッと落ちる感触など細かな水中の情報伝達能力は抜群!
手元までビンビン伝わってくる手感度のよさは、中が空洞のモノコックグリップになったことによる軽さと感度が得られていると思います。
このモノコックグリップによる手感度向上なんかバス釣りにいるのかと思ってましたけど、こりゃ要りますねw
といいますか、あると必ず助かる場面は増えてくると思うし、なくなったときにはじめて気が付く大事なもの…。そんな感じでしょうか。
この感度の良さなら5g前後のライトリグやプラグを使ったチニングやアジングにも使えそうです。
ちょうどよい口径のガイド

最近のロッドはマイクロガイド!?、口径が非常に小さいガイドのものが多いですが、22エクスプライドは写真の元ガイドは通常サイズの平均的な並みサイズです。
ブランクスからティップのガイドはそれほど小さすぎず、大きくくもなくちょうどよい大きさで、軽量化を図りながらも、PEよりも固く張りのあるナイロンやフロロを多用するバス釣りでもラインのガイド抜けの良さも確保されていると思います。
驚いたのは飛距離!
オカッパリには必要なレングスと十分過ぎる飛距離

1投目からびっくり!
めちゃくちゃ飛びます。
この日行った場所は風速0.5メートルほどで向かい風の場所でしたけど、それでも40メートルは優に超えるほど飛んでます。
たまたま持っていた少ないルアーの中からルアーキャスト許容重量の範囲4~12g以内でセレクトして試してみると、まずブリブリ泳ぐが飛ばないルアーで知られるラパラCD5・・・・

CD5は、50mmで重さ5g
風が少しおさまってる一瞬の時間をぬってキャスト1投目

写真撮るのが後半上手くなってきましたww
再度風が吹きはじめたときに計ったら25mだったのでま、平均で28m前後。
( ^ω^)・・・こんなもんなん…?
お次はメタルバイブ、リアクションボム9gで、

47m☆彡
これくらい飛ばすことができれば、いくらオカッパリでも必要十分です。
ちょっとボーターの人には6.10と若干長くて取り回しが悪そうに感じますが、7フィート台のロッドよりは短くて、これくらい飛んでいれば飛距離もある程度出しながら、ランガン時の取り回しも考えて2610MLならばオカッパリではちょうどよい長さと、十分な飛距離が確保できます。
22エクスプライドスピニングに合うおすすめリール
22エクスプライドのスピニングロッドにあうリールをチョイスしてみました。
この軽さと感度の良さをなどを生かすにはシマノのMGLシリーズが適していると思います。もちろんMGLシリーズの最上位機種ヴァンキッシュでもいいですが、中核のエクスプライドとの価格帯との整合性という点でヴァンフォードが適任かと思います。
シマノ 24ヴァンフォード C2500S
エクスプライドもシマノだし選ぶとしたらこのリール以外に思い当たらないですね。
バス釣りスピニングには番手はC2500番が最適です。
自分の場合ゆっくり巻いてるつもりでも気づいたら速巻きになってしまうので、
もともとバス釣りのスピニングはフィネスに使いたいのでローギアのSが好みです。
通常であればC2500SHGのハイギアが人気がありそうな気がしますが、
ほかのライトソルトでも汎用性が高い2500番はひとつ持っていてもいいですよね。
ダイワであれば23エアリティかなとも思いましたがロッドがシマノなのでリールもシマノがよいでしょう。
22エクスプライドインプレ!スピニングロッド総評
シマノのロッドの標準装備となっているハイパワーXは全ラインナップに採用されており、
この技術は、ブランクスの回転方向を最適化し、トルクを軽減することで、より正確かつ効率的なキャストやファイトを可能にしています。
2万円台で買えるロッドで基本的な性能は、エントリーモデルとは比にならないほど格段にアップしていると思うので、自分のようにロッドをステップアップしたい中級者から、複数お持ちの上級者の、引き出しを増やすための1本としても最適なアイテムです。
僕はこれでバス釣りのフィネス、チニングのプラッキングに使おうと思っています。
シマノ 22エクスプライド 2610ML-2