日中のチニングでチヌ(クロダイ)を釣るリアクションバイトの釣り方を解説します。
チニングのデイゲームであなたならどんなルアーを使ってどんな釣り方をしますか?
そう、一般的にはバイブレーションや夜と同じワーミングでのボトムズル。
それともポッパーやペンシルでトップウォーターでしょうか。
カンカンに日差しの照っている真昼間の日中にもっとも釣れる釣り方を教えます!
チニング初心者の方は必見です!
チニングデーゲームでの有効性
デイゲームでワームを使いボトムズルを行う場合は「リアクションバイトの誘発」が定石。
日中のチニングで釣れないと嘆いている人のほとんどの人がこれを無視しています。
水の濁り具合にも左右されますが、夜と同じようにボトムを切らずにゆっくりリトリーブなんてしていても、ルアーを見つけられた時点で見切られている場合が多いです。
そのためには見切られる前に反射的に食わす!これが有効でこのあと詳しく解説していきます。
ワームでボトムワインド

釣り方は、ボトムに落としたら糸フケを取りながらティップを水平に合わせます
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そこから大きくロッドを2,3回トゥイッチを入れてワームとジグを跳ね上がらせ、
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すぐに元の水平の位置にロッドを戻しながら糸フケをとります。
またボトムに「ゴンッ」と着底したら同じことを繰り返します。
跳ね上げて、上から下に落ちてくるルアーをチヌが見ています。
見切られる前にルアーをテンポよく動かし反射的に食わせる技です。
詳しくは下記のページで解説しています。フリリグやラバジグのワーミングの釣りでデイゲームでは必須の釣り方なのでぜひ合わせてご覧ください!!↓
バイブレーションの超高速巻き

こちらもデイゲームでかなり有効です。
一旦ボトムまで落として、ボトムに着底したらロッドを少し煽って底から20cm~30cm浮かせてレンジをキープしながら一気に高速で巻き巻き!!
このときロッドを持つ手がブレたり、ロッドの角度が変わると上手くボトム直上をトレースできなくなるので気を付けましょう。
初級者の方は「高速巻きってどれくらい?」とよく聞かれますが、超高速巻きです。
リールの回転数めいっぱい、腕がはちきれるくらいにゴリゴリ巻いてください。
日中の明るい時間帯は水中でも明るくルアーを見切られやすいので高速で巻いてくることで目くらましします。
また、高速で横切るので突然のベイトの出現に思わず口を使うというリアクションバイトが引き出せます!
高速で巻いてくるので根掛かったときにはすでにガッツリ引っ掛かていて外れないことが多いので初心者の方は注意が必要です。

バイブレーションのリフト&フォール
底まで落として、大きくしゃくりあげてルアーを浮かせ、糸ふけを巻き取りながらもう一度底まで落とす。これを繰り返す釣り方です。
ドンッとわかるまでしっかり落とし切るのが要。上から落ちてくるものに反応する魚の修正を利用し、チヌ(クロダイ)に一旦見せつけておいて、落ちてきたものが突然浮き上がる不意を打つ急行動に慌てて口を使わせる釣り方です。
巻き取るスピードはミディアムで構いません、ゆっくりとフォールさせます。
ボトムワインドと同様に落として、しゃくりあげる時がアワセのタイミング。
ハイプレッシャーなときにもかなり有効な手段です。
リフト&フォールやただ巻きからいったん止めた時に、ス~ッと千鳥足で前方に移動するアクションが秀逸なこれおすすめソリッドバイブです↓
ミノーやシャッドでストップ&ゴー

バイブレーションのリフトアンドフォールと似ているが、もう少しテクニカル。
動作では無く水中でのルアーのイメージが頭の中で描けていることが釣れるカギになる。
”いったん止める!”これが肝心要!!
2,3秒止めた後少しだけロッドをあおり巻き始めると食ってくる。必ず止めること!!
止めたときにゆったりと流れに乗るサスペンドタイプか、またはゆったりと沈むスローシンキングが任意のレンジ保ってくれるのでやりやすいです。
護岸沿いのチヌ(クロダイ)が居ついていそうな場所で止めてやるのが効果的な使い方。
チニングにおすすめのサスペンドタイプのプラグルアーはこちら↓
アイマのK-太サスペンド、チヌには58サイズがいいと思いますが、写真のように77でも食ってきます。僕はどちらもベイトのサイズ、時期によって使い分けしています。
人気のソウルシャッドもサスペンドなので良いのですが潜るので、表層やシャローでも扱いやすくこちらがおすすめです。
釣り難いとされるデイゲームでチニング釣果アップ
ライトゲームの中でも比較的大型の魚で、引きも強くファイトも楽しめるため人気のチニング。ほかの釣り種と同様に日中よりも夜の方が釣れる確率は高いのですが、チヌは他の魚よりも個体数が多くデイゲームでやってる人が多いのも特徴です。
とはいえ年々チヌもハイプレッシャー化してきていて簡単には釣れないターゲットとなっていることも事実です。
そんな中でもこれらリアクションバイトを誘発する釣り方は今もって有効な釣り方となっています。日中に釣果アップを図りたいのであれば必須のテクニックです。覚えるまでのこのページを何度も見返して体得してもうあと1,2匹もっと釣れるように技術を磨いてください。
