16アルデバランBFSXG インプレ!キラキラしたメタルチックな外観とは逆の繊細な釣りに適したベイトフィネス

16アルデバランBFS、インプレ

いぶし銀の渋めのルックスと時代を超越した高性能!ここまで進化した!ベイトフィネスの性能。

バス釣りにおいて昔は軽いルアーの操作性や遠投性能はスピニングの独壇場であったものの、今では優れたベイトフィネス専用のリールがたくさん出ています。

各メーカーがこぞってベイトフィネスを出してきている中ではもひときわ異彩を放つ16アルデバラン BFS XG。

こちらのベイトリールについて詳しくインプレします。

渋い見た目!

見た目、16アルデバランBFS、インプレ

ベイトフィネスではありませんでしたが旧作のアルデバラン51をさらに研ぎ澄ました感じのシャープな印象。ガンメタリックのカラーリングがチョー渋いです☆彡

釣り具なんてものは所詮男のオモチャですww

どうせ使うなら機能はもとより、お財布事情さえ許せば所有欲までも満たしてくれるもののほうが、釣れた時の満足感も増すというもの!僕はけっこう見た目も購入の際に大きなチェックポイントになります。

軽量ボディ

軽量ボディ|16アルデバランBFS,インプレ

持った印象はとにかく軽い、前作のアルデバラン50と比べても、5gほどさらに軽くなっている130gに仕上がっています。自分の知っているベイトリールの中で最軽量です(2018年当時)。

軽さは時として、剛性感とかに不安だという人もいます。作りが安く思えてくるものですがここが最近は素材ひとつにとっても進んでいて、僕たち素人が考えるレベルくらいのことはとっくの前にクリアされているということに繋がると思います。

そのひとつがシマノ独自の「HAGANEボディ」。これは依然からあったシマノ独自の強化カーボンCi4+よりも歪みに強い金属製のボディ。

ブレーキシステム1

FTBマグネットブレーキシステム|16アルデバランBFS,インプレ

このアルデバランの一番の魅力はこのフィネスに対応したブレーキステム。
スプール自体とブレーキシステムを完全に切り分けてスプールの軽量化が図られています。
マグネットの磁力が回転しながらちょうどよいブレーキをかけてくれるシステム。

近距離のピンポイントに送るピッチングや振りかぶるオーバーヘッドキャストまで追従しちょうどいいブレーキ性能をその時どきで発揮してくれます。

これはどんな釣り方でもライントラブルを軽減してくれそうですよね。

昔のベイトリールと比べたら最近のベイトリールはほとんどバックラッシュしにくくなったと感じますが、ここまで進化したのかと感心してしまうほどのとても優れた機能です。

ブレーキシステム2(マグネット)

マグネットブレーキ|16アルデバランBFS,インプレ

出荷時には片側3個ずつ、合計6個のマグネットが装着されています。

付属のマグネットを装着すれば最大8個まで増強でき、空気抵抗が大きいルアーや風の強い時などに安定性を確保することも対応可能になっています。

ベイトリール初心者ならすべて装着してフルブレーキから練習していくことをおすすめします。そのほうがトラブルが少なくて済むはずです。

ブレーキシステム3(軽量スプール)

軽量フィネススプール|16アルデバランBFS,インプレ

リールをよくカスタムしているひとならご存知かもしれないこのスプール形状。昔はわざわざ別売りのものを購入してつけていたものを思い出しますね。

余分なぜい肉ををそぎ落として軽くして、軽いルアーでもスムーズにラインが放出(回転)するようになるために役立っています。

ブレーキシステム3(ブレーキダイヤル)

ブレーキダイヤル|16アルデバランBFS,インプレ

外部についているダイヤルを回して、このブレーキを調整すると、スプール内部に配置されたマグネットが左右に移動し、マグネットの効力を制御する仕組みになっています。

メカニカルブレーキとの設定のバランスも個人で一度投げてみて、フルにした状態から徐々に落としていっって調整するやり方がベターです。

ハンドル

ハンドル|16アルデバランBFS,インプレ

いつもベイトリールをインプレするときに必ず話題にするハンドル。

標準で42mm(84mm)のハンドルがついているのですが、これが私の場合短すぎて気になるからして、またこのハンドルだけカスタムします。※当時はハンドルだけ良く変えていました。今はリールのカスタムしなくなりました。年をとったものです(泣)

ドラグ

ドラグ性能|16アルデバランBFS,インプレ

最大ドラグは3.5kg。前作のアルデバラン50の4.5kgと比べると1kgほど弱く(軽く)なっています。これはベイトフィネス専用設計になったBFSだからだと思われます。

どうなんだろう?ドラグは大物とのファイトを考えれば必要だけどこの辺の判断がむずかしい…。

ベイトリールの特性上、片手でクラッチのオンオフができるので例えドラグがフルロックでも引っ張られたときに都度クラッチを切ってやりながらやりとりすれば何も問題ないのでドラグが多少軽くなってもあまり気になりません。

まとめ

今回のインプレはちょうど僕自身が病気で入退院を繰り返していた頃だったので釣りには行っても短時間で写真を撮るほどではなく実釣インプレとはいきませんでしたが、なんとなくでも16アルデバランBFSの良さを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

シマノ 22アルデバラン BFS XG