今回の釣果メシは釣ってきた白身魚とこの時期旬の冬瓜を煮物にしてみました。
ほぼほぼ白身魚ならなんでも応用が可能です。だしをたっぷり含んだ冬瓜と皮目に焼き目を付けた香ばしい魚がさっぱりとしていてオトナのお酒のお供にも最適です。
冷やしても美味しい季節を感じる魚料理のつくり方をご案内します!
この料理に合う魚種
冬瓜自体があっさりとした味でみずみずしく約95%が水分で低カロリーな野菜のため、クセのない淡白な白身魚が適しています。
今回のつくり方は一度魚の皮目を焼いて香ばしさを加えるので、新鮮であればサゴシや20cm以下のアジにも適しています。
真鯛
ヒラメ
すずき
キジハタ
ガシラ(カサゴ)
チヌ
鮭やマス類
*サワラ
*アジ
*は新鮮であればです。あと脂の乗りが適度であればです。
「冬瓜」なのになぜ旬は夏?
冬瓜は名前に「冬」が入っていますが、実際の旬は6月~9月を指すズバリ夏野菜なのです!
ではなぜ冬瓜(とうがん)と呼ばれているのか名前の由来は、夏に収穫したものを丸ごと冷暗所で保存すると、冬まで長持ちすることから、こう名付けられたそうです。
皮が分厚く、中の水分が保たれやすいため、常温でも長く日持ちする特徴からきているらしいです。
材料の準備
今回は白身魚に釣ってきたチヌを用いました。上で紹介した白身なら釣ってきた魚でなくても応用が利くので試してみてください。意外と具材は非常にシンプルです。
【2人前】
白身魚(今回はチヌのカマ) 切り身 80gx2
酒 少々
冬瓜 1/4(約350g)
水 250c
本だしかつおだし 3g
みりん 50cc
淡口醤油 30cc
生姜 少々
いつも言っていますが、こういったシンプルな魚料理ほど魚の下処理(臭み消し)と、ひとつひとつの工程を丁寧に行うことが非常に重要になってきます。
本だしかつおだしはド定番のこちらです! やっぱりいろいろ試してみて、僕はこれが一番美味しく感じます。
白身魚と冬瓜の煮物つくり方
まずは一番手間のかかる、冬瓜の下準備からはじめましょう。
冬瓜の種を取り皮を剥く

冬瓜を分量分カットしたら、スプーンで真ん中の種の部分をくり抜いて種を取り除きます。

続いて皮を写真のように剥いていきます。ピーラーでやると簡単にいきます。
あまりやり過ぎると、表面の鮮やかな黄緑色が発色しなくなるので写真くらいの薄く残っているくらいがベストです。
角切りにする

種を取り皮を適度に剝き終えたら、3~4cm大の角切りにしていきます。
レンジで下ゆで(蒸し)

角切りにカットした冬瓜を耐熱ボウルに入れて電子レンジ、500wで5分ほど先に5分目ほど火入れしておきます。
これは煮汁で火を通し過ぎると型崩れし溶けてしまい、色もなくなってしまうのを防ぐためです。
魚にだしを含ませるのと、だしに魚の旨味を乗せるために強火で煮ていくときに冬瓜だけ溶けてしまわないように予め先に火入れしておき、あとの工程をサッと仕上げます。
ここまで出来たら次は魚の下準備です。
白身魚の皮目を焼く

綺麗にさばいた白身魚のカマもしくは切り身(骨付きでも結構)を用意したら、身側に日本酒を少量振りかけて、皮目を上にして焼き台に乗せて皮目だけを焼いていきます。
皮目をやくことにより香ばしい香りが加わり、余分な脂が取り除けるためそのまま煮汁に入れて煮るより魚独独の生臭さが軽減されるからです。
冬瓜を煮る

魚の皮目を焼いてる間に冬瓜を先に煮だしはじめます。
皮目を焼いた魚を加えさらに煮る

魚の皮目が焼けたら冬瓜を似ている鍋に入れて、一緒に煮ていきます。
魚にも冬瓜にもこの時点で6~7分目までは火が通っている状態です。火の通し過ぎに注意しながら魚にもだしの風味を乗せると同時に魚の旨味をだしや冬瓜にも落としていきます。
魚を投じてからこの間約5~10分程度です。火が通ったら出来上がりです!
器に盛り付けて完成!

お皿に冬瓜と魚を盛り付け、上から煮汁をはったら完成です!
このまま煮汁に付け込んだまま冷やしておいて、冷たくしても美味しく頂ける料理ですので、暑い日にもぴったりの夏の旬を味わうことができます。
純和風のちょっとしたこじゃれた小料理屋さん風の料理が出来上がるので、パパの焼酎や日本酒の粋なあてとしても十分楽しめる逸品です。ぜひ試してみてください。



