釣ってきたブリで少し小洒落た南イタリア風照り焼きをつくってみました。
ブリなど大型の青魚は甘辛いたれで焼くと本当に美味しい!普通に照り焼きにしても美味しく食べられますが、それだとちょっと代わり映えしないので
少しだけ背伸びして見た目も味も変わった照り焼きにして、お米とはことなる炭水化物としてポレンタを添えて一緒に食べると格別でした。
材料の準備
材料を確認して準備しておきましょう。
【2人前】
ブリの切り身 80gx2
白ワイン 80cc
生姜スライス 10g
●ソース
バルサミコ酢 大さじ3
メイプルシロップ 大さじ1
はちみつ 小さじ1
●ポレンタ
ポレンタ粉またはコーンミール 80g
水 250cc
塩 3g
バター15g
パセリ 飾り用
ブリでなくても、サイズの小さいハマチ(イナダ)クラスやヒラマサなどでも代用できます。中骨や血合いは取り除き皮目を残した切り身がおすすめです。腹側の身を使う場合も腹骨をスキ取ったほうが食べやすくなるでしょう。
ポレンタの豆知識
ポレンタ粉はとうもろこし粉でお粥状ににして食べるコーンミールのことなので、わざわざポレンタ粉を用意しなくてもコーンミールで大丈夫です。
ただ、とうもろこし粉にも種類があってコーンミールよりも粒の粗いものがコーングリッツでマフィンなどに練り込んで焼くもので、ポレンタには粒が大きく歯触りが悪いので不向きです。もうひとつのコーンフラワーは、小麦粉の代わりにコーンブレッドなどパン生地を作るのに用いられるもので水で練ってもクリームみたいなってしまいポレンタにはなりません。
どうしてもポレンタ粉に拘りたい以外は、コーンミールで代用しましょう。
ブリのイタリア風照り焼きつくり方
切り身を漬け込む

切り身を白ワインを注いだバッドで裏表、両面に浸し、スライスした生姜の上に身の方を下にして並べて漬け込みます。香りづけと臭み消しの工程です。
ラップで密閉してこのまま30分ほど冷蔵庫で寝かせます。
付け合わせ準備
先にポレンタを準備しておきます。

先にポレンタを練って準備しておきます。鍋に粉と塩を先に全量入れて、少しずつ水を加えながら練っていきます
この時に火加減は弱火、焦げ付かないように底の方からよくかき混ぜてください。お粥にして食べるのが本来ですが、ここでは付け合わせなどで硬めに仕上げます。

水をすべて加えたあと↑これくらいにもっさりとしてきたら今回の付け合わせの場合はOKです。

火を止めてバターを加えて、余熱だけで少しずつ溶かしながら混ぜ合わせていきます。全体にバターが溶けて馴染んだらOK、そのまま鍋に入れて置いておきます。
ブリをソテーする

ブリをフライパンで焼いていきます。最初にターナーで押し付けるようにして皮目を先に焼いていくと、あとから切り身が跳ね返らずに均等に焼けるし皮目もパリッと焼けて美味しくなります。

これくらいに焼き色がつき、完全に火が通ったら一度バッドに上げて油切りします。

ソースをつくる

ブリをソテーしたフライパンにそのままソースの材料全部と、ブリを漬け込んだ時の生姜のスライスを入れて少しだけ煮立たせます。
一気に火を入れてしまうと硬くなって魚と絡まなくなるので、この段階では少しだけ火入れするだけでいいです。
バルサミコの酸味を飛ばし、ソースをまったり煮詰めます。
ソースと絡める

油切りしたブリの切り身をソースの中に戻します。切り身を裏返しひっくり返したりスプーンでソースを回し掛けたりしながら照り焼きソースを絡めていきます。

ソースがまったりして切り身全体にまんべんなく絡まったらOK!
器に盛って完成!

器に最初にポレンタを敷き、その上にブリの照り焼きを乗せて、残ったソースを回しかけて天に刻みパセリ(乾燥でも可)を振ったら完成です!!
ポレンタは炭水化物ですから、ご飯やパンを添えなくてもお腹は満たされます。少しずつカットしながらポレンタと一緒に口に入れるとめっちゃ美味しいです。
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通常の照り焼きでもブリは十分美味しいですが、これもそこまで手間でもなくとても美味しい洋風照り焼きです。ちょっとカッコつけて釣果メシつくりたい場合にぜひ挑戦してみてください。
