ブレードジギングを流行らせたパイオニア的ジグ「ジャックアイTG」徹底解説

ブレードジギングにおいて圧倒的な人気を誇っていたジャックアイTGについて

何故これが釣れるのか?

なぜ僕がこんなに推しているのかについて解説します。

このジグに出会ってからも他にもいろんなジグを使ってきた経験を踏まえ

結局ここへ戻ってきたワケを解き明かしていきます。

ジャックアイ TGの特徴

ジャックアイTG
このジャックアイ TGのことを知って使い始めたのはもう、かれこれ7、8年前のこと。

今のようなブレードジギングなんていうしゃれた言葉はなく単にオフショアの近海ライトジギングでサワラが釣れるということで知り合いのアングラーから聞いてはじめたのがきっかけでした。

その時に一緒に使うジグは「これがおすすめだよ!」と教えてもらったのがジャックアイ TGでした。

なんといってもジャックアイ TGのもっとも特筆すべき点はこの極小のシルエットです
タングステンによりなされたこのコンパクトなシルエットは沈ませたい=”重さは欲しいけどシルエットは小さく”したいときにピッタリ!!

ジャックアイTGとほかのルアーの比較
写真はジャックアイTGの80gと同じ重さの他のメタルジグ。同じ重さでもサイズ感がまるで違う

またシルエットだけでなくこのサイズ感のベイトの波動にも似せた、動き過ぎないアクションでさらにマッチザベイト率を高めています。特にマイクロベイトのシーズンなど、派手な動きを好まない個体やベイトのサイズにシビアになった魚を釣りたい時に適しています。

釣れる魚種はサワラやタチウオ青物のブリ(ハマチ、ワラサ、イナダを含む)、ヒラマサ、カツオなどさまざまでオフショアに限らずショアジギングにおいても実績が多数あります。

また、基本ただ巻き(高速巻き)、ストップ&ゴーなどで使うことを主とされているシャクってもダートしない形状になっているのでまっすぐな動きにも反応を示す真鯛にも効果があります。(僕も何度も立証済み)

ラインアップ

ジャックアイTG
サイズは重さの表記で30g~150gの7種類

カラーラインナップはそれぞれのサイズで12種類用意されています。

重さと長さ(サイズ)は

・30g=約45mm
・40g=約50mm
・60g=約57mm
・80g=約62mm
・100g=約67mm
・120g=約71mm
・150g=約76mm

ジャックアイTGのインプレッション

ジャックアイTGのインプレ
僕がずっと使って来た感想の中から主だった特性と注意点をお伝えします。

 

引き抵抗が少ない

まず一番最初にお伝えしたかったことは引き抵抗の少なさです。

僕はブレードジギングをはじめたときからこれを使っていたのですが長くやっていると釣果があたりまえのように出てくると飽きてしまったほかのものも使ってみたくなるのがタックル好きの釣り人の性…ww

例にもれず自分も他のルアーも何度か試してみましたが特にサワラ狙いなどの高速リトリーブでは他のものでは引き抵抗が重たすぎて・・・

すぐにこれに戻ってきました。

 

ブレードフック

ジャックアイTGはもとの袋に入った状態の写真のとおり、フックは装備されていません。自分で着ける必要があります。

ブレードフックの選び方にはいくつか選択肢があります。

①フロントに通常のメタルジグと同じようにアシストフックを装着してリアにはブレードのみ
②ブレードフックを用意してリアに装着。アシストフックなし
③アシストフックとブレードフックを両方装着

このうち僕のやっているサワラ、ブリ、カツオ狙いの高速巻きを中心としたブレードジギングでは②のブレードフックを用意してリアに装着。アシストフックなしがおすすめです。

理由はアシストフックがあると掛かりが良くなることはありますが、その分フォールスピードが遅くなり、巻き速度も遅くなります。

底取りしてから巻いてくる釣りにおいてフォールスピードは手返しが悪くなるし、

高速巻きしたいのに巻き速度がアシストフックによって限定されてしまうのはもったいないからです。

 

高速巻きに最適

もうここまで読んでいただいた方にはお気づきでしょう!

引き抵抗が少なく泳いでくれるので高速巻きがしやすく巻いてる腕が疲れません!

マジでベイトが小さいときブレードジギングに最適です。

 

注意点

決して欠点ではないですが特化された優れた性能を持っているがゆえに注意が必要なことも存在します。

それはこのシルエットの小ささゆえに丸呑みされてしまうこと!!

丸呑みされて何がいけないかというと、ラインブレイクが起こってしまうことです。

歯の鋭いサワラやタチウオに丸呑みされてしまうと必ず口元の歯にリーダーが当たってしまいます。

大型のサワラの場合運が悪いと一発で切られてしまいます。

シルエットが小さいからといって大型が食ってくることも多々あるので

もしこれが心配のようならばサワラなどのラインブレイク対策でプロテクションリーダーなどを結んでおくことをおすすめします。

BLJで困ったらジャックアイTG

僕の中でBLJ(ブレードジギング)において無敵だと思っているジャックアイTG!

悪いところを強いて言うならタングステンなので値段が高いことくらいだと思います。あまりコスパはいいほうだと思いません。

しかしこんな僕でも今なお使い続けているのはその圧倒的な釣果です!

これじゃないと釣れないというか、自分の気持ちの問題なのか釣れるまでの間の安心感と信頼度がまるで違います。

それくらい僕は信頼を持っています。

確かにほかのメタルジグでも釣れたことは何度もあります。それ自体否定できませんがここぞ!というときにやっぱりコレでないと釣れる気がしないのです!

僕が偏ってるのかもしれませんがww

お財布事情が許せばぜひ一度この優れた実釣性能を体感してみてください!

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