マグバイトから発売されているイワシジグマキスペについて感想とともに
特徴とラインナップ、使い方について解説します。
イワシジグマキスペの特徴
イワシジグマキスペは、立体的に成形されたリアルなウロコ模様を施したボディと、標準装備されたインディアナブレードが特徴のメタルジグです。この組み合わせにより、巻くだけで強力なアピールが可能となり、フィッシュイーターを効果的に誘います。
特に、近年人気の高まっている「ブレードジギング」において、その性能が高く評価されています。
また、シンプルで操作しやすいボディ形状。使い方はネーミングの”マキスペ”のとおり基本は高速のただ巻きであるため、
メタルジグと聞くとシャクったりよくわからないと躊躇しがちな初心者から上級者まで幅広く使用できます。
またターゲットはサワラ、サゴシや青物などの魚種に対応できるジグとなっています。
ラインナップ
30g、40g、60gの3種類のウェイトと8色のカラーバリエーションが用意されており、ターゲットやフィールドに合わせた選択が可能です。
カラーは全部で8種類あり、僕の大好き定番カラーのアカキン、曇り空の濁り潮のときに効果のあるミドキン、
日光が照り付ける晴天直下の水質がクリアな澄み潮の際に有効なマイワシやブルピンなどナチュラルベイト系や
シルバーグローテールなどブレードジギングにおいて
これ欲しい!と思えるカラーはすべて網羅していて複数のカラーをストックして状況に合わせて使い分けができます。
イワシジグマキスペの姉妹品
サワラ釣りに特化されたイワシジグマキスペにはイワシジグシリーズ!?(勝手にシリーズ化w)として姉妹品がいくつかあります。
イワシジグの特徴であるそのまんまイワシな立体的なウロコを一枚一枚貼り付けて再現されたボディはそのままで従来のメタルジグ同様にシャクってジャークさせることでアクションさせて使う兄貴分「イワシジグ」と、
80g、100gの日本海など深場でも使用できる「ヘビーウェイトモデル」。
シルエットの大きいジグには反応を示さない活性が低い時に有効なマキスペのミニマル版!?の「こつぶ」があります。
イワシジグマキスペの釣果
イワシジグマキスペは、釣果実績において非常に優れたルアーで、特に山口県や広島県からアクセスできる岩国沖でのフィッシングでその真価を発揮しています。この地域は多様な魚種が狙えるフィールドとして知られ、サワラやハマチ、ブリ、さらには真鯛まで幅広いターゲットが存在します。
イワシジグマキスペは、これらの魚に対して非常に効果的なアピール力を持ち、そのリアルなウロコ模様とブレードの反射が魚の捕食本能を刺激します。特にサワラゲームでは、その誘引力とともに、飲み込まれにくい構造がルアーロストを防ぎつつ、高い釣果をもたらすと評判です。
また、岩国沖での実績を考えると、青物狙いの釣り人にとってイワシジグマキスペは欠かせない選択肢と言えます。サワラやハマチだけでなく、真鯛がも釣れるため、思いもよらぬ嬉しい外道に出会えることも大きな魅力です。
底物狙いの真鯛攻略にもそのリアルな動きが効力を発揮し、状況に応じた多様な使い方が可能です。
イワシジグマキスペは、釣果を最大化する信頼のルアーとして、多くのアングラーから支持されており、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。その実績と汎用性の高さから、岩国沖での釣行における必須アイテムとして位置づけられています。
小さいジグが主流なのに釣れる
そう岩国沖から広まったブレードジギングは行くとわかりますが、そこでサワラなどが追っている群れのイワシはほとんどが5~6cmほどの小さいカタクチイワシです。
ですから現地ではタングステンのシルエットの小さいルアーが重宝されていますが、
これでも釣れるんです!!
ベイトのサイズよりも大きくても釣れちゃうんです!
僕も遊漁に乗って周りはみな小さいジグを使って釣っているのに自分だけイワシジグマキスペを投げては巻きを繰り返し最初は半信半疑でしたが釣れました。
けっこう船上で1,2位を争う大きさのデカいサワラを仕留めましたから、サイズは気にしなくてもいいです。
長いジグなりのメリットも
小さいジグが主流になっていますが、長いジグでも釣れるし長いジグには長いジグなりのメリットも存在します。
それがラインブレイクの回避です。
大型のサワラの吸い込みバイトで丸吞みされてリーダーがサワラの鋭い歯に触れてラインが切れてしまうことがあるんですが、
このイワシジグマキスペの場合はボディが長いので丸吞みされにくく、ちょうど歯のあたりにボディが来るのでラインを切られてしまうことを減らせます。
サワラ狙いのブレードジギングでこのメリットのアドバンテージはかなり大きいと思います。
コスパが高い!
このイワシジグマキスペは値段がブレードフックもアシストフックもついて60gでも1本税込み1,265円!!
タングステンだとフックなしボディのみでも2000円前後するのでかなりお得です。
何度も言っているようにサワラのブレードジギングの本拠地の岩国沖ではホント小さいメタルジグを使っている人が多いですが、これら重さもあってシルエットの小さいジグってタングステンが多く値段がめちゃくちゃ高い!
ここが難点でもあり底取りしてから釣るので根掛かりすることもあるし、先ほど説明したように歯で切られてしまうこともありどちらも無くしてしまいます。高いジグをロストすると財布にも痛いw
安くて釣れるというコスパの高さは嬉しいです。これからブレードジギングをはじめようとする初心者の方にもおすすめです!
イワシジグマキスペの使い方
イワシジグマキスペの使い方は、そのシンプルさと効果の高さが特徴です。基本的な操作としては、まずルアーを一旦底までしっかりと着底させ、そこから高速巻きを行います。この動作により、ルアーがまるで小魚が逃げ惑うかのようなリアルな動きを見せ、ターゲットとなる魚の捕食本能を刺激します。この方法は特に青物狙いに効果的で、サワラやハマチ、ブリなどに対して高い実績を誇ります。
さらに、このルアーの大きな利点は、操作の簡単さです。複雑なシャクリやジャーキングが苦手な方でも、ただ巻くだけで十分なアピール効果を発揮できるため、初心者や操作に自信のないアングラーにも扱いやすい設計となっています。加えて、ブレードが標準装備されていることで、巻くだけで強力なフラッシング効果が得られ、魚を引き寄せる力をさらに高めます。
また、特定のアクションに縛られず、アングラーのスタイルやターゲットに応じて自由に使えるのも魅力です。高速巻きに加えてスローリトリーブやストップ&ゴーを組み合わせることで、多様な状況に対応でき、さまざまな魚種を狙うことが可能です。