人気のシーバス用バイブレーションミニエント57Sのインプレです。
ラインナップと釣れるおすすめカラーを考察し、実釣で得た有効な使い方と実釣の感想をお伝えしていきます。
パクリ!?ルアー何ていう噂もあり、その点についても自論を述べたいと思います。
ミニエントの特徴

ダイワのシーバス専用ブランド「モアザン」シリーズから登場したバイブレーションルアー「ミニエント」は、“湾奥のプリンス”として知られるプロアングラー大野ゆうきさんが監修したこだわりのアイテムです。
最大の特徴は、ロッドを縦にジャークするだけで左右に大きくスライドさせられる「3Dダートアクション」。この独自の動きは、シーバスの捕食スイッチを強烈に刺激します。
さらに、ただ巻きでもハイピッチかつ幅広い波動を生み出し、あらゆるシチュエーションで活躍できる点も魅力です。
薄型ソリッドバイブが主流となる中で、ミニエントは弾丸のように丸みを帯びたボディ設計により、横風をものともせずに遠投可能。シャッドバイブレーションという独自のカテゴリーに位置付けられる存在であり、従来のバイブレーションでは攻めきれなかったシーンに新たな攻略法を提示してくれるルアーです。
ミニエントのラインナップ
ミニエントには57mm(11.5g)の57Sと、70mm(20g)の70Sの2つのサイズが用意されています。
70Sのほうが先に登場!?したのかもしれませし、70mmサイズというのはシーバスシーンにおいてはスタンダードですが、ミニエントでは扱いやすさという点で57Sの人気が高いように感じています。
僕の周りで使っている人の多くも57Sだけしか見かけたことないです。僕も今回インプレするワンサイズしか持っていません。
ダイワ モアザン ミニエント 57S
全長:57mm 自重:11.5g フック:#10
ダイワ モアザン ミニエント 70S
全長:70mm 自重:20g フック:#6
ミニエント57Sのおすすめカラー

カラーのラインナップは発売当初と現在を比べると変わっています。現在新品で購入する場合に入手できるカラーでおすすめを言うと、デイゲームではクリアコントラストⅡかハッピーレモン、ナイトゲームではアデルナイトコノシロや不夜城炎上がミニエント57Sの僕のおすすめカラーです!
水がクリアなときのベイトライクを狙うならイワシやブルーファイヤーイナッコ。昼夜問わずどれか1本だけでいうとイチゴみるく(レッドヘッド)もおすすめです。
ミニエントはパクリ!?
ミニエントと言うとSNSやネット上では「パクリ」というワードも一緒に散見されています。実際のところはどうなのかはわかりませんし、僕はいちいち調べてまで知りたいとも思いませんでした。いいルアーであることは確かなことなので正直どっちでもいいですw
ミニエントをまんまパクったような中華製のルアーはア〇ゾンで見かけたことありますが、それくらいですね。パクリだと言われる元のルアーのことはよく知りません。ですから逆に言うと元のルアーが素晴らしいけど認知度が低いルアーだとして、それを生産量の多い大手メーカーがパクって広く認知されるようになり⇒多くの人が釣れるようになったのならそれは、それであり!というのが自論です。
ミニエント57s インプレ

フォール
フリーフォールの場合大きな揺らぎではなく、フリフリしながら沈んでいきます。若干フォール中のアピールは弱めだと思いますが、無駄なラインを拾ったりするトラブルは減らせそうです。
テンションフォールだとそのまま手前にス~ッと沈んでいく感じです。こちらの方がミニエントには向いて言いそうな気がします。立ち上がりの良さにもいい影響を及ぼしそうです。
飛距離
カタログスペック的には弾丸ボディで強風下でも飛ばせるみたいなこと書いてありますが、正直そこまでカっ飛ばせる感覚はないです。ただし小粒で11.5gあるミニマルサイズの見た目に反して決して飛ばないルアーではありません。
そこそこ…と言いますか、ミニエント57Sを使う状況で求められる飛距離は十分に備えていてるということです。
ただ巻きアクション
バイブレーションのもっとも基本的な使い方であるただ巻き、もしくは速巻きでのアクションはハイピッチでワイドなバイブレーションです。特に突出した性能ではありませんがバイブレーションとしては普通に使える基本性能です。
前傾姿勢で小刻みにブルブルと左右にボディを震わせながら泳いでいきます。テールの振り幅がやや他のソリッドバイブよりワイドになっている気がします。
小型でもブルブル感が手元まで伝わるのでただ巻きでも使いやすいです。
ダートアクションンが秀逸!
なんといってもこのミニエントはこの3Dダートと呼ばれるダートアクションです。これがまたダートしやすい!
使うロッドのタイプにもよると思いますが、ミノーなどのジャーキングのようにロッドを少し横斜めに傾けなくても、任意のレンジまで沈めたらそのままロッドを立てたまま軽快にパ~ンッ、パ~ンッと縦に跳ねさせるとキレイに左右にダートします。
これがマジ釣れるアクションなのです。
ミニエントの使い方
ミニエントの使い方として一番の有効活用する方法はやっぱり”ダートさせて使う”です”!!
バイブレーションとしての基本的な性能は持ち合わせていますが、このミニえんとでなければいけないという異質なものではないので、普通にただ巻きで使うのであれば特にこれでないといけないものではありません。
中層~表層のレンジをダートさせて誘う
やはりキレのある鮮やかなダートアクションを生かして使いたいルアーです。これがほかのルアーではあまり真似できない秀逸なアクションで、いちばんミニエントの使い方として適しているし、実際釣れます。
使いどころ
時間帯は昼夜問わずどっちもイケる!
では、どういったシチュエーションでダートさせて使うと釣れるのかというと、岸際(岸~1m以内)の岸壁、もしくは潮が下がった後のシャローの岸際にベイトが追い込まれているような河川や河口の状況のときなどです。
ドンッと水深のある岸壁でも、徐々に下がっていく河川岸際のどちらの場所でも岸から離れ過ぎず、ダートさせたときに1m以内のコースをトレースしてくるイメージでダートしていくと下からシーバスが飛び出してきます。
潮がだんだんと緩くなってきて、シーバスがベイトを追わなくなってきてるなと感じる状況でもひねり出せるアプローチ方法
岸際
潮が下がってる時のシャローの岸際
岸から離れ過ぎず岸~1m以内をトレース
このダートで潮止まりでもひねり出せるアクション
ミニエント57Sの岸際ダートで足元の魚を狙おう!
いかがでしたか?ここを読んでいる皆さんはミニエント57Sについて興味をお持ちの方だと思いますが、僕のインプレを見てどんなバイブレーションかイメージがついたのではないでしょうか。
他とは異なる使い方=ただ巻きでは食ってこない状況で食わせたいときに得意のダートアクションで誘ってみてください。
ここで教えようか迷ったほど釣れる使い方まで惜しみなくお伝えしました!ぜひ使ったことのない方はその類まれな性能を実感してみてください。