ヨイチ99ライト インプレ！弓矢のごとく射抜く飛距離と適した場所の使い方

カッ飛びシンペン！アイマのヨイチ99ライトのインプレです。

弓矢のごとく飛ぶと言われるその飛距離は本物か？

使い勝手は？ほかの兄弟分との使い分けなどをお伝えしていきます。

ヨイチ99はこんなルアー

アイマ（ima）の「ヨイチ99」は、シーバスゲームで圧倒的な飛距離を誇るヘビーシンキングペンシルです。

その飛距離性能は、まるでメタルジグ並みで、広範囲のポイントを攻める際に強力な武器となります。このルアー名は、戦国時代に弓の名手として名を馳せた那須与一（なすのよいち）に由来し、彼の正確無比な弓技をイメージさせる飛距離の素晴らしさを体現しています。

ヨイチ99は、従来のシンキングペンシルの特長であるドリフトやストップ＆ゴーといったテクニックに加え、優れた飛距離と浮き上がりの良さを兼ね備えています。

特に今回インプレに用いた「ヨイチ99ライト」は、よく飛び、よく沈むにもかかわらず、浅場（シャロー）の攻略を得意とする設計で、多様な状況に対応可能です。

ヨイチ99は3兄弟

ヨイチ99シリーズにはヨイチ99、今回インプレするヨイチ99ライト、ヨイチ99バリスタと3種類があります。

全長：99mm、フック：#3、リング#4
は共通

厳密にいうとこのアイマが発売するヨイチは99以外のサイズの違うものを入れると5人兄弟

ほかに、80mmのヨイチ80と、ヨイチ70ダイエットがあります。

　

3種の使い分け方

オリジナルのヨイチ99は、大河川やサーフでのシーバス狙い、磯でのヒラスズキ攻略に最適。力強い飛距離と安定したスラロームアクションで、広範囲を効率的に探ることができます。

一方、ヨイチ99ライトは5gの軽量化によりレンジがやや浅くなり、スラロームアクションが控えめになっています。そのため、河川、河口、干潟などのシャローエリア攻略に適しており、繊細なアプローチが可能です。

さらに、ヨイチ99バリスタはウエイトを増やすことで飛距離を大幅に向上させ、広いサーフや荒れた磯でのシーバスやフラットフィッシュを狙う際に真価を発揮します。それぞれの特徴を理解し、フィールドやターゲットに合わせた使い分けで、釣果アップを目指しましょう！

ヨイチ99ライト インプレ

　

フックがデカい!!

これアイマのシーバスルアーに共通することですが、ボディの割にフックサイズが大きいものが採用されています。

これはデカいシーバスをターゲットにした証であり、釣れることを意味していると僕はずっと思っています。

デカいのが掛かっても心配がいりません。

　

弓矢のごとく飛ぶ飛距離

これはマジで飛びます！

ほんとカッ飛ぶのでいつもの間隔でキャストすると

逆に狙い定めたところよりも奥へ飛んで行ってしまうことにもなってしまうため最初は注意が必要ですｗ

　

フォール姿勢が水平

フォールはほぼ水平にゆっくりと沈んでいきます。

シーバスはこのときにあまり尻下がりにならないほうが見切られにくいと僕は思っているので

これは特筆すべき点だと思います。

　

浮き上がりが良い

この重たさのシンペンの中では着水してから巻き始めの立ち上がりがいいです。

飛距離に特化されたシンペンにありがちな飛ぶけど沈みやすくボトムをコツいてしまうような状況でも

独特の浮き上がりやすい性能でしっかりボトムスレスレをキープしてくれます。

　

水中を感じる引き抵抗

昔のシンペンはほぼほぼアクションがI字というかほぼ棒で、ほとんどリトリーブ中に感じる抵抗などなく

水の中の状況を把握しずらかったのですが、ヨイチ99はヘッドに独特のカップを備えていてそこで水流を受けることでわずかな抵抗を生み出し水の中の情報をアングラーに伝達してくれます。

ドリフト時のターンやカレントの切れ目の判断のしやすさは大きなアドバンテージになります。

　

アクション

公式のホームページ上ではアクションはワイドスラロームとありますが、ワイドというほど尻が大きく触れているわけでもなく

振り幅の狭いスウィングかと思われます。

まぁシンペンらしい控え目なアクションといえばそうなのですがスラローム系として使うとちょっと面喰うかもしれません。

　

泳ぎ姿勢

流れの緩い場所だとゆっくりとスローリトリーブではやや尻下がりの姿勢になってしまっていますね。

これはどうなのかなぁ…。。。

ただしミディアムリトリーブで巻いてくるとほぼほぼ水平に。これくらいのリトリーブ速度がベストかなと。

これを考えるとドリフトする場合には、かなり流れが強い河川がよく、

もしくは磯のサラシの中などスローな展開ではないところのほうが使いやすいかもです。

ヨイチ99ライトに適した状況

実釣してみて自分が感じた適した使い方は、

ここまで解説してきた性能

などを踏まえたうえでざっくりとまとめると…

なときにもってこいのルアーだと思います。