バス釣りのルアーやラインの結び方の特集です。
バスプロが動画内でくるくる回してやる、出来たらカッコイイ!?結び方から、スナップやサルカンを結ぶ、簡単で早いおすすめの結び方を図解と参考動画を用いてご紹介します。
ページ後半ではPEラインとリーダーを結ぶラインシステムのノットについても解説します。
基本的なラインとルアーなどをつなぐ結び方
バス釣りでラインを結ぶものって何でしょうか?ルアー単体、スナップ、シンカー、サルカン(スイベル)それくらいなものです。
ここでご紹介する3つの結び方、ユニノット、ハングマンズノット、パロマーノットさえ覚えておけば、バス釣りには十分こと足ります!
僕のおすすめの…というよりは、一般的に見ても、もっともバス釣りにおいて多く用いられるている結び方です。
くるくる早い結び方
ハングマンズノット
よくYoutubeの動画でプロのバサーがくるくるってヒョイッといとも簡単そうに結んでるあれです。別名ブリンソンノット。
きれいにしっかり結ぶには少しだけ練習が必要ですが、慣れるとめっちゃスピーディーに素早く結ぶことが可能で、しかも結束強度が高く僕もけっこう頻度高めで使ってます。
動画の最後の方、1分18秒あたりの輪っかにラインを通した直後、本線と支線の両方を軽く引っ張ったあと「本線をゆっくり引っ張り締め上げる」
ここが、ハングマンズノット強度を保ちきれいに結ぶコツです。
「ハングマンズノット」~糸とルアーの結束~|VARIVAS TV
早くて簡単!しかも強い結び方
ユニノット
ラインは結ぶことで本来ラインが持つ強度よりも結束部分の強度が落ちますが、このユニノットは結束強度が約80%と高い強度を保てる結び方です。
非常に簡単で強度があるためにバス釣りの基本的な結び方として多くの方が紹介されている定番の結び方です。
初心者も覚えやすくて、太い紐を使ったわかりやすい実演動画を見つけたのでこちらを見て覚えてください。2,3度練習すればすぐに覚えられます。
【釣り糸】ユニノットの結び方を解説します|シモのワーム研究所
スナップやサルカンの結び方
パロマーノット
片方のアイから、反対側までグルッと本体の仕掛けをまわす必要があるので、大きなルアーには向きません。両側がアイになっているようなスナップやスイベル等で使うと強度は抜群。
やり方はダブルラインをつくりアイに通して輪っかをくぐらせるだけなので非常に簡単そうですが、これやってみるとなかなか上手くいかない…(泣) きちんと結べないと強度も出ないし、ほどけやすくなってしまう原因になります。
コツは2本に束ねたダブルラインがばらつきなく同じ力で同じ場所で結ぶこと!!
どっちか1本だけ結び目がズレたりするだけで見た目もおかしくなり、せっかくの強度も落ちます。太いフロロだとちょっとやり難いです。
ソルトアングラーの方ですがこの方の説明が、失敗してはいけない箇所のツボを抑えていてわかりやすい動画です↓
結び間違えると強度ガタ落ち!?失敗しないパロマーノットの結び方|きじはたこ
ラインが結びやすいおすすめフロロ&ナイロン
シーガー R18 BASS
強くて太いフロロは固くてごわつき初心者にはキャストもしづらい上に、結ぶときにも結びにくい。いくら強度が保てる結び方をしても、結び方が上手にできていなければ台無しです。
けどこちらのR18は海水でも使用できる強度を持ちながら、めちゃくちゃビックリするくらいしなやか。もちろん結ぶときにもラクチン。特にスピニングに使う4lb前後や、ベイトフィネスの~10lbくらいまでのフロロカーボンにはおすすめです!
サンヨーナイロン GT-R ウルトラ
バス釣りのPEとショックリーダーの結び方
FGノット
バス釣りでPEラインを用いる場合にリーダーと組む必要があるラインシシテムの結び方は、もっとも一般的な、FGノットがいちばん簡単で早くて強度もあっておすすめです!
ソルトの世界でも信頼度は抜群!!
PE1.5~2号とか巻くことのあるベイトタックルとかなら青物釣るようなブラッドノットの方が安心感もあるかもしれませんが、結ぶのに若干時間が掛かり、途中で手こずると失敗することもるので、慣れてしまえばFGノットのほうが3倍早く結べるし、簡単です!
もしフィールドでラインブレイクして結び変えなければいけない状況であってもこれなら、ほんと慣れるとすぐに結べます。5分もかかりません。
ルアーやスナップを結ぶ結び方と比べると、何度も練習は必要ですが、他のルアーフィッシングでも十二分に応用できる結び方なのでこの際、習得しておくとあとあと役に立つと思います。
PEラインとリーダーの結び方 FGノット編 |DUEL MOVIE
バス釣りのおすすめPEライン
ラインシステム ザルツ ゼノス X8 バス
結び方で得られる釣りに集中できる時間と安心感
ラインの結び方には、結ぶ箇所や、何と結ぶのか、結ぶラインの種類や強度によって、よりパパッと簡単に済ませられるもので良い場合と、時間を掛けても丁寧に強く結束しなければいけないもの(箇所)も、あるなど適材適所に選ぶ必要があります。
結び方はいくつもの種類がある中でも、このページでは特にバス釣りで使用する頻度の高いラインの結び方についてご紹介してきました。
ここに上げた4種類をまずは覚えるだけでも、かなりバス釣りがいっそう軽快になることでしょう。また、確実に釣りに集中できる時間の確保や、安心感につながり、そのことで釣果も出しやすくなります。
ある程度は練習と、何十回、何百回という積み重ねで体得していくものです。最初は上手くできなくても、いずれは何も意識しなくても出来るようになります。諦めないで試してみてください。