シーガー フロロマイスター300のインプレです。
フロロカーボンラインで絶大な信頼を得ているシーガーのラインナップの中では下から2番目のクラスでその分価格が抑えられているので性能が十分であればかあんりコスパは高いはずです。
巻いてみた時のクセや硬さ、そこからの実釣を踏まえた飛距離や操作性など使ってみた感想をお話します。
シーガーフロロマイスター300とは?

ラインの大人気メーカーのシーガーから発売されているフロロマイスター300とは、従来のフロロカーボンラインの基本特性はそのままに、ルアーフィッシング用に値段を抑えて入手しやすい価格にしたメインラインとして使えるお手頃商品です。
値段が安いのので特にこれからバス釣りをはじめられる初心者などにとってベイトリール用のフロロとしては非常にコスパの高い製品になっています。
ただ…安いぶん「それなり」の部分もあり、いいことばかりだけではありません。
メリットもデメリットも両方。悪いところも隠さず踏まえながらインプレをしていきます。

シーガー フロロマイスター 300
マーキングシール付き

また、大きなボビンに300mが巻かれており、ベイトリールに巻くのにちょうどよい長さの75mごとにマーキングシールが貼られているので、いちいち巻くときにデプスチェッカー等ではからなくても
きっちり4回分に使い切ることができ、非常に使うアングラー目線で考えられた良い商品です。
ただし、均等整列巻きではありません。これくらいの価格のものなのでいたしかなたいでしょう。これによるデメリットについては後程お話します。
シーガーフロロマイスター実釣インプレ

ここからは実際にベイトリールに巻いてみて実釣した感想です。
バス用に14lb、ソルト用フィネスに8lbを用いて釣りをしてきました。
ゴワつき感

硬い…値段相応
まずボビンからリールに巻きつけて。ちなみにシーガーのフロロカーボンラインは以前からR18フロロリミテッドを長く愛用していました。
最初リールに巻いたときは何ら問題を感じませんでしたが、実際に釣りをしはじめてキャストしてみると…
8lbの場合硬くて無駄にブワ~ッとラインが出ていき気をつけておかないとバックラしやすくなります。
ちょっと硬いですかね。14lbの場合はそれほどでもないですが、8lb以下だと硬くてしなやかさはあまり感じません。
ラインナップにある4lb~8lbくらいまでだとR18フロロリミテッドのほうがしなやかで扱いやすくていいです!!
太めの10lb以上ならR18と比べてそんなに差を感じないかったので値段を考えるとフロロマイスター300のほうがいいのかなという印象です。
まーこれは値段を考えると、細いラインではポンドの強度を保たせえるためには硬くせざる得なかったのでしょう。だから太くなるほどしなやかに感じたのだと思います。
●8lb以下は硬い
●10lb以上、太くなるほど良くなる(コスパが高い)
スピニングには不向き

8lb以下の細いほど硬さが硬いということもあり、これはスピニング向きではないです。
だってバス釣りにしてもスピニングにわざわざフロロ巻くときって4とか5lbですよね?8lb以下です。
これだと硬くてスピニングでは明らかに扱いにくいです。その場合はR18をおすすめします。
強度と耐久性
リーダーの変わりは・・・
整列巻きではないので若干ラインが最初から潰れてしまっている可能性もあり
そのためかどうかはわかりませんが、若干クセがつきやすく感じました。
また直線強力は弱く負荷のかかる重たいルアーのフルキャストを繰り返す場合、頻繁なラインチェックは必要かと感じます。
耐久性については、劣化したなととか自分が感じたり、ある程度の期間を使用したあとに頻度に交換しさえすればよくて、
価格が安いので頻繁に変えても財布には優しいと思います。
コスパ最高!
やっぱり安いは正義!!
なんといいっても300m巻きで1000円前後で買えるフロロカーボンラインはやはりコスパは高いです。
いろいろ今回のインプレで、価格重視のためにそりゃ上位ラインと比べると劣る部分もあります。
デメリットまでもお話しましたが、それでも人気があるわけは、そのような欠点をわかったうえでもコスパが高いことに他なりません。
【総評】シーガーフロロマイスターインプレまとめ
僕はあまり裕福な生活しているわけではないけど、釣り具にはある程度お金かけてもいいもの使いたいと思っているタイプでしたからことバス釣りのフロロラインもこれまではそれなりのものを使っていた自負があります。
けど使っているうちにもっと安くて頻繁に交換できるいいラインはないものかと思った時に真っ先に思いだしたのがフロロマイスター300でした!
よくYouTubeでも使っている人見ていて「これいいのか?」とずっと半信半疑でしたが使っていてびっくり!人気なのも納得がいきました。
それは高価なものと比べるとしなやかさなど劣る部分もありますが、値段以上でコストパフォーマンスは高いです。あとは使い慣れていればなんら強度も問題なく、なんせなくなってもどこの釣り具店にも置いてあるので困った時にもすぐに入手しやすいなど身近な感覚もおすすめです。メリット、デメリットを理解していれば初級者~上級者まで使えるフロロカーボンラインです。

