バス釣りのラインおすすめフロロ13選!太さは何lb?選び方とバスで主流になった理由と使うことのメリット

バス釣りにおいて欠かせない存在となっているラインのフロロカーボンのおすすめをご紹介します。数あるラインの種類の中でもなぜこれほどまでに支持されているのか、疑問に思ったことはありませんか?

今回は、フロロラインが主流とされる理由から、その特徴、太さの選び方~さらにおすすめアイテムまで、実釣に役立つ情報をわかりやすく解説していきます。

バス釣りフロロラインが主流な理由

フロロカーボンラインは、現在のバスフィッシングにおいて最も使用されているラインの一つです。その理由は、フロロラインが持つ以下のような特性が、バス釣りの多様なシーンにぴったり合致するためです。

高い感度でアタリがわかりやすい

フロロラインは伸びが少なく、水中でのルアーの動きやバスのバイト(アタリ)をダイレクトに手元へ伝えてくれます。特に底を攻めるリグ(テキサスリグやダウンショットなど)では、感度の高さが釣果に直結します。

比重が高く沈みやすい

フロロカーボンは水より重く、ナイロンよりも早く沈む特性があります。これによりボトム狙いやレンジコントロールがしやすく、スローに攻める釣りにも向いています。

耐摩耗性が強く、障害物周りに強い

バス釣りではカバー(ウィード、岩、立木など)を攻める場面が多く、ラインが擦れることがよくあります。フロロはこの摩耗に強く、ブレイク(ライン切れ)のリスクを減らしてくれます。

水中で見えにくい

フロロラインは光の屈折率が水に近く、水中で目立ちにくいため、バスに警戒されにくい利点があります。クリアウォーターやプレッシャーの高い釣り場でもナチュラルに誘えます。
これらの特徴から、フロロラインはバス釣りのベースラインとも言える存在となっています。特に「感度」「沈みやすさ」「強度」のバランスに優れており、初心者から上級者まで広く使われている理由がここにあります。

フロロラインのメリットとデメリット

バス釣りで使われるラインは現在フロロカーボンラインが主ですが、ほかのナイロンやPEラインのほうが適している場面もあるなどそれぞれに長所と短所があり、釣り方やフィールドによって使い分けることで、釣果にも差が出てきます。

そこでフロロラインは、どのようなシチュエーションに向いていて、どんな特徴があるのかを理解していきましょう。

メリット

伸びが少なく感度が高い
水に沈みやすくレンジキープがしやすい
耐摩耗性が高くカバー周りに強い
水中で目立ちにくい(ステルス性)

デメリット

巻きグセ(ヨレ)がつきやすい
やや硬めで扱いにくさがある

向いている場面

底を取るリグ(テキサス、ジグ)
カバー撃ち
クリアウォーターでの繊細な釣り

フロロラインの太さ・ポンド選び方

バス釣りにおけるフロロカーボンラインの太さ・ポンド数(lb)の選び方は、使うリグや狙うポイント、バスのサイズによって最適な選択が異なります。

ライトリグ(ダウンショット、ネコリグ、スモラバなど)

4~6lb

繊細な誘いやクリアウォーターでのプレッシャー対策に向いています。アタリも取りやすく、自然なアクションが出せるので、サイトフィッシングやハイプレッシャーなフィールドで効果的です。

ミドルクラスのリグ(ノーシンカー、ライトテキサス、ジグヘッドワッキーなど)

6~10lb

扱いやすさと強度のバランスが良い太さで、オカッパリからボート釣りまで幅広く対応できます。迷ったらこのレンジから選ぶと間違いが少ないです。

ヘビーカバー撃ちやビッグベイト使用時

12~20lb以上

カバーに潜むデカバス狙いや、重いルアー・ビッグベイトを使う場合は、ライン強度を重視しましょう。特にカバー周りではラインが擦れやすいため、太めのフロロが安心です。

実釣に合わせたライン選びが大切

同じリグでも、釣り場の状況(岩場、ウィード、透明度、カバーの濃さ)によって適したラインは変わってきます。基本の目安を押さえつつ、実際のフィールドで試しながら自分なりのベストを見つけていくことが大切です。

バス釣りのおすすめフロロライン

ダイワ モンスター ブレイブ Z 160m

ダイワの人気バス用フロロライン。モンスター級のビッグバスともファイト出来るほどの強度とクセの少ないしなやかで扱いやすさが評判です。このしなやかさは飛距離と感度にも直結しており多くのリピーターが多いのも納得のラインです。

ダイワ スティーズ フロロ X’LINK クロスリンク 120m

スピニングやベイトフィネスには細い5ポンド前後のフロロを多用します。けどその細さだと強度が足りないなど悩みを一挙解決してくれたラインがこちら。これまで欲しい強度の1~2段階ポンドを下げても強さを感じます。こうした使い方の場合、同じダイワのフィネスブレイブよりもこちらがおすすめ。

ダイワ BASS-X フロロ 240m

バスフィッシングのライン部門で絶大な信頼度を誇るダイワからの安いエントリータイプの大量巻きフロロラインです。80mなら3回、フィネスなシャロースプール等に60mずつだとすると4回巻ける長さがあり大手メーカーならでは安心度もあります。

シーガー フロロマイスター 300m

僕のまわりの若い子たちに使っている人が多い印象のシーガーのフロロマイスター 。こちらもバス釣りのみならずソルトのフロロカーボンラインでは絶大な人気を誇るシーガーブランドの価格を抑えた大量巻きライン。上位品ほどのしななやかさはないものの強度は十分。ラインにお金をかけたくないのならこれで間違いなしです。

シーガー R18 BASS 240m

どこの釣り具店にも数あるポンドが常にいくつも用意されている人気商品。シーガーの製品はとにかくしなやかで巻き癖がつきにくく扱いやすく強度もしっかりしているので迷ったらまずこれから試してみてください。決してハズレではないです。

シーガー R18 フロロリミテッドハード BASS 80m

シーガーのハードカバー撃ちなどに適したバリカタ仕様。とはいえ14lb以下ならばシーガーらしいしなやかさも感じるバス用フロロのハイクラスラインです。少し固めなのでゴワつきやすいフロロラインにも慣れている中級者以上向きだと思います。

ラインシステム ザルツ インディケーター フロロカーボン 91m

視認性が高くロッドアクションなどアングラーの手元で行う操作性が特徴のフロロラインです。もちろん強度もあり、スプールへの馴染みも良好でしなやかで扱いやすさも兼ね備えています。

バークレイ バニッシュ レボリューション 150m

昔からあって今なおバサーに愛されているバークレイのフロロカーボンラインです。ハリのあるタイプでフレッシュウォーターでは珍しい150m巻きも一番使うリグのベイトなら75mずつ巻けば2回まけるなど使いがっても良くコスパも高くことが愛用者が多い理由でしょう。

サンライン シューター FCスナイパー HG 320m

新しくなったFCスナイパーはサンラインの独自の技術によるプラズマライズを搭載。直線強度と抜群の耐摩耗性とともに安定したラインの送り出しと操作性を兼備しているバサーからの信頼度も熱い。80m巻きボビンもありますが、何度かに分けて使うなら320m巻きがお得です。

ジャッカル レッドスプール 80m

ジャッカルの知名度の高い人気フロロカーボンライン「レッドスプール」。バス釣りだけでなくソルトでのビッグベイトなどでも愛用者もいるほど表面の特殊コーティングによる強度を手に入れています。

東レ ソラローム エクスレッドtypeNS 100m

さすがカーボン素材メーカー品質の質の高い、強度、しなやかさ、クセのない扱いやすさの揃ったフロロラインです。これもかなり強度があって従来使っていたポンド数より1段落としても安心して使えるほどです。12~16lbまでは1ずつ5段階に細かく分かれているのも適切な号数を選びやすい。

東レ ソラローム ビッグバス フロロ 100m

フロロでもしなやかなラインが主流になりつつある中でも、ビッグバス用と名打たれているだけあって硬め。ある程度のハリのあるタイプです。オーバーハングラインを引っ掛けて吊るし釣りをする際にも安心して使える強度を持っています。

シマノ マスティフ FC 90m

なぜか周りでも使っている人をあまり見かけませんがシマノ派のバサーに最後になってしまいましたがバス用フロロのマスティフFCはいかがでしょうか。

フロロラインの強みを活かして、確かな一匹を~

バス釣りにおいてフロロカーボンラインが主流である理由は、単なる「流行り」ではなく、その性能がバスとの駆け引きに非常にマッチしているからです。感度の高さ、沈みやすさ、摩耗への強さといった特性は、ルアーを操るうえで信頼できる武器となります。

ナイロンやPEと比較しても、フロロならではの安心感と万能性は大きな魅力。さらに、太さやポンド数を適切に選べば、より繊細で実戦的な釣りが展開できます。今回紹介した特徴や使い分けを踏まえて、ぜひ自分に合ったフロロラインを見つけ、次の一投に自信を持って挑んでください。ラインひとつで、バスとの距離がぐっと近づくはずです。