バス釣りPEラインのおすすめ12選!効果的に取り入れ釣り方の幅を広げる方法

バス釣りPEラインのおすすめをご紹介いたします。

これまではあまり使用されることが少なかったPEラインも昨今では取り入れる人が増えてきてプロの方でも多くの釣果をその実用性を立証しています。

使うことで得られる可能性や太さの決め方、スピニングとベイトごとの適した選び方も一緒にバス釣りPEラインのおすすめをお伝えします。

バス釣りにPEラインが導く可能性

フロロやナイロン一辺倒の人にぜひ試してもらいたいPEライン
これまでバス釣りで使用されるラインといえばナイロンやフロロカーボンが主でしたが、

著名なプロのバサーもPEラインを積極的に取り入れ、昨今SNSの普及に伴い広く拡散され知名度も増してきています。

決してほかのラインの歴史を塗り替えるようなものでもはありませんが、他とは異なる性質をもっているので、使い分けることで釣り方の幅が広がり、引き出しが増やせます。

PEラインの特徴

PEの特徴をざっくり説明すると…

●軽くしなやか
●直線強度に優れている
 =伸びが少なく感度が抜群
●線径が細い
 =軽いルアーでも飛距離アップ

これらを加味すると、例えばスピニングでのフィネススタイルの軽いノーシンカーや、沈ませたくない水面を引いてくるグラビングバズなど釣りのときにフロロよりもPEラインのほうが断然有利になります。

水中の状況にもよりますが(ウィードがない、ストラクチャーが少ないなど)、冬場などボトムのみをトレースするときに、底の地質感知や、ハイプレッシャーの微弱なバイトも感じ取れる能力にPEラインは優れています。

デメリットも

とはいえPEラインにもメリットばかりではありません。当然デメリットもあります。

×比重が軽く水に浮きやすい
×直線強度はあるが摩擦に弱い
×しなやかなのでベイトの時ライントラブルが増える(スピニングとの相性抜群)

比重が軽いので浮きやすくてフォール速度は落ちます、さらにトップウォーターの場合だとリーダーのほうが重くなり操作を誤るとルアーがラインを拾ってしまうことがあります。

また、PEラインの最大の弱点といわれる摩擦に弱いということが一番に挙げられます。ストラクチャーの中を果敢に撃ち込んでいく釣りのバス釣りにフロロやナイロンが主役になっていた理由です。

ですがこれらも現在のメーカー各社のPEラインは各段に耐摩耗性も向上しており、太さ(号数)の選び方によっても克服できます。

バス釣りPEラインの太さの決め方

バス釣りはスピニングとベイトと釣り方によってタックルを分けます。
これによってPEラインの太さも変わってきます。

それぞれの釣り方に応じたリールの違ごとに太さの目安について解説します。

スピニング編

バス釣りでスピニングを用いるときはほとんどの場合、軽いリグでも細いラインを使用してキャストが可能な得意分野を生かし、
ワームのノーシンカーや、軽量ジグヘッド、スモラバなどで用いられます。

そのため出来る限り細くて軽いリグでも遠くへ飛ばせるものがよく、またストラクチャーの際などでミドストしたいときに岩やスタンプに擦れることもあるので、あまり細すぎるものはおすすめではありません。

バス釣りでスピニングの場合の太さの目安は…
0.4号~1号

0.4号だと障害物に触れることの少ないホバストだけとかに限定されますから、汎用性を考えるのであれば0.6号からがいいと思います。

スピニングの”軽いリグで細いラインを使用し遠くへ飛ばす”という、利点を生かすのであればこれくらいの太さが適しています。

ベイト編

逆にベイトタックルを使用する場合は摩擦に強い太いラインを使用し、ゴミ溜めやウィードの中を強引にスピナベを通すパンチングをしたり、ヘビーカバーなどいりくんだレイダウンの隙間を縫うように撃ち込んでいくときには太いラインをつかえるベイトタックルが有効です。

そういった場合は1.2号とか2号以上。

太すぎると思った方もいらっしゃると思いますが、これくらいないとちょっと横からの擦れに対して不安が残ります。

ただ同じベイトでもベイトフィネスの場合は1号前後がおすすめです。

スピニングは0.6~
ベイトフィネスなら0.8号前後が目安
ヘビーカバーやビッグベイトなら2号~

バス釣りPEラインの適したカラー

PEラインのカラーをバス釣りの人は気にするひとが多くいます。

先に答えをいうと、トップやホバスト以外でラインごと沈ませて使用する場合はグリーンやブラウン、スモーク(グレー)などがいいと思います。

これは水の濁りに関係しています。ソルトの場合だとピンクやライトグリーンでもアングラーの視認性が良くなりますが、汽水域でもほぼ水がクリアな状況で光が差し込むためにかえって水の中では目立っていないと思われます。

その逆にバス釣りの場合は、釣りする場所の水の色は濃い緑色や茶色のです。

ルアーで例えるとマッディーな状況でマットタイガーやチャートカラーをアピール力が増すという理由で使いませんか?

ほら^^!、それが答えです!!

バス釣りの場合フィールドが違うので水の色に馴染ませるステルス性を重視するのであれば深緑系、茶系になります。

ソルトでよく見かけるフラッシュグリーンやピンクでもアングラーからの視認性はアップし、操作性は上がると思うのであまりステルス性を重視しない場合はそれでもいいかと思います。

バス釣りPEラインのおすすめ

サンヨーナイロン GT-R プレミアムPE

バスなど淡水域の釣りでのナイロンラインで他を圧倒する実績と信頼度を誇るサンヨーナイロンからのPEラインです。国産製法の8本撚り。直線強度と高浮力を実現。

バスのトップから、ナマズ、雷魚等の4号以上の太いPEを用いたビッグフィッシュゲームでも使っている人が多いです。

ダイワ UVF タトゥーラ センサー×8+Si2

ダイワのバスフィッシングタックルのブランドとして定着しているタトゥーラのPEライン。PEラインらしい感度としなやかさを持っているのでスピニングでの使用におあすすめです。

撚った原糸の細い8本撚りPEですが、耐摩耗性にも優れパワーフィネスにおすすめ!

YGKよつあみ Xブレイド オルトロスPE WX8 ゾーンフィネス

Xブレイド オルトロスPEシリーズの中核を担うゾーンフィネス。あらゆる状況や、さまざまなリグやプラグの使用にもオールマイティーに使いこなせる総合力を兼ね備えてたスタンダードPE.

どれにしよう方はまずこれから試してオルトロスPEシリーズの扱いやすさを体感してみてください。

YGKよつあみ Xブレイド オルトロスPE WX8 ゾーンカバー

オーバーハングなどにわざと引っかける吊るしや、ライトプラグでヘビーカバーへ撃ちこ際に

線径の細いPEラインで飛距離を確保しながら、障害物からバスを引きずり出す耐摩耗性をも持たせたパワーフィネスに特化されたPEです。

YGKよつあみ Xブレイド オルトロスPE WX8 フィネスシャングリラ

バス釣りフィネス専用PEライン。Xブレイドの持つ特筆すべき点である超極細で圧倒的な飛距離と低伸度を実現しています。

ややハリを感じるしなやかさのなかにもあるコシがPEのライントラブルを極限まで少なくさせるために役立っています。

サンライン シューター・ステューター

手に馴染むような上質な滑らかさにより、ガイドでの抵抗も減らしキャストアキュラーも向上し、パンチングやちょうちん釣りの際にも摩擦による破断を防止する耐摩耗性を誇ります。濃い茶色~深い緑のようなバスが身を隠すストラクチャーに同化するカラーリングも絶妙です。

エバーグリーン バスザイル PEフリップ&フロッグ

PEライン特有のしなやかさと強度を両立させたバスザイルは、通常の原糸よりも太く(基準に準拠したXブレイドと比べると倍以上)、普段からPEを使っている人にはかなり太いと感じますが、それだけ直線的な引っ張り強度と横からの耐摩耗性があります。ヘビーカバーへのアプローチからその場から引きずり出す強度を持っています。

ラインシステム ザルツ ゼノス X8 バス

バス用のPEラインでは珍しいシルバーカラーが基調の高品質8本撚りPEラインです。8本撚りなので比べると耐摩耗性が4本撚りより劣ると思われますが、その分直線強度は増しておりあまりハードカバーに潜らせて使わない場合は、ビッグベイトの高切れ防止には適しています。

ラインシステム ザルツ バス ハード PE X8

価格が割と安目でありますが、安いラインにありがちな編み込み方が不揃いであったりすることなどはなく、クオリティが保たれている信頼度がありコスパが高いPEラインです。ラインカラーもシルバーで、普通にソルトでチニングなどと併用している人もいます。

シマノ パワープロZ

ハードブルが出るだいぶ前からあった知る人ぞ知る名作PE。日本よりも海外で人気のベイトで扱いやすく、耐摩耗性に優れた4本撚りPEライン。バス釣りだけけでなくソルトでもベイトタックルを使用したとき操作性が良くライントラブルが少ないことでよく用いられます。

ハードブルと同じ防弾チョッキにも使われる強い素材を使用してあり、耐摩耗性もさることながら、直線引っ張り強度はハードブルより格段に高いので大事なルアーを高切れで無くしたりはしませんww

シマノ ピットブル G5

PEの欠点でもあった軽いリグやプラグでは水面に浮いてしまうことを防ぐために淡水用に高比重に設計されたPEラインです。
そのため着水後のフォール中でも無駄な糸ふけを作らずフリーフォールが可能。しかも値段が安くて150mで1500円前後で購入でき、ベイトで使うなら半分の75mずつで2回に分けても十分な容量なのでコスパもいい!バス釣り用の高比重PEラインなら、これおすすめです。

デュエル アーマード F+ Pro BASS

こちらはPE素材のポリエチレンを撚る際に中心にフロロカーボンを使用した全く新しい視点から生まれたラインで、横からのPE最大の弱点である根ズレによる摩耗を軽減しています。

厳密にいうとPEではありませんが、僕も現在1.5号をメタニウムに巻いて個人的に使用しており、おすすめです!

PEラインを使いバス釣りの可能性を広げよう!

過去に、減水したリザーバーで露出した木々に複雑に絡まったラインを取ろうと思ってみると太い5号くらいはあろうかPEラインが絡めっているのを見た時、僕はその頃からPEを使うバス釣りはYoutubeなどで見てたので実際に使っていましたが、一緒に連れていってもらった知り合いが「バスでPEなんて(笑)、何釣る気なんだ」って鼻で笑っていたのを思い出し、今になってほ~らみろ!といった気分に浸っていますww

ラインにもそれぞれに得意不得意があり、どれがバス釣りに最適かではなく、釣り方やタックル、ルアーに合わせていくのが正解だと思います。僕の知り合いのように自分自身の時代錯誤に気づかず偏った選び方だともったいないです。ぜひPEラインを用いてバス釣りの幅を広げてください!