釣り立て新鮮魚で味わう炙りたたきのつくり方!香ばしさが食欲そそるお酒もすすむオトナの魚料理

釣り立て新鮮魚が入ったら、刺身で食べるよりも格段に美味しくなる炙りたたきのつくり方のご紹介です。僕のイチオシ料理です!

たっぷり添え野菜とともに食べるのでヘルシーでもありぽん酢であっさりと食べられるので病みつきになる美味しさです。

炙りたたきのレシピ

今回は磯臭いとかよく言われ、あまり好まない人には懸念されるチヌの刺身でイチオシ☆彡の食べ方です。その欠点をものの見事に美味しさを引き出すメリットに変えたのがこの一品☆彡

もともと匂いなんてものが気にならずに好きだったひとは、さらにチヌ(クロダイ)の刺身の虜になること間違いなしの絶品料理のレシピをどうぞ!

磯臭い原因となる皮目をしっかり炙ることで逆に香ばしくなって、皮目を焼くことで旨味が増します!

チヌ以外でもこの料理が合う魚もあるので、最後にご紹介します。

準備しておくもの
サク取りした切り身(皮つき)・・・片身分
青ねぎ(刻みねぎ) 適量
かいわれ 1/3パック
ごま 適量
一味唐辛子 適量
氷水 ガラスボール
ぽん酢 人数分

身のサク取りの仕方は下記のページをご覧ください↓

炙りの基本処理は”皮目”の生かし方:皮目を炙る

炙りたたき、つくり方

皮目を塩で揉んでヌメリと臭みを取った皮目を炙るために金串に指します。
(ガスバーナーがある場合は、この工程を省いてください)

このとき注意したいのが柔らかな身だけを刺してしまうと焼けた皮目が縮んで小さくなってしまいます。

必ず写真のように端の皮目から刺して下の身に食い込ませてから通すようにしてください。

炙りたたき、つくり方

30センチくらいのチヌ(クロダイ)なら金串3本くらい

それ以上なら4本くらいを扇状に突き刺します

こうしないと持つ手に上手く力が入らず均等に火が通らないからです。

炙りたたき、つくり方

基本や強火で短時間です!

それも、何度も身を動かしながらまんべんなく火が当たるようにします。
一箇所で止めると中まで火が通ってしまいますので注意しましょう。

ガスバーナーで炙る場合は、油を塗った焼き魚網などに置いてからバーナーの火を動かしながら炙ります。

炙りたたき、つくり方

炙り終わった直後のチヌです。

この時点で部屋中に香ばしい、何とも言えない、いい匂いが立ち込めます

炙りたたき、つくり方

それ以上中にまで火が通らないようにするためと、身を締めるために

氷水にさらして熱をさまし身を引き締めます。

炙りたたき、つくり方

キッチンペーパーに巻いて水気をしっかり拭き取ります。

やり過ぎると身が温もってしまいますが、残っていると食べた時水っぽくて美味しくないので、しっかりと余分な水分をふき取っておきましょう。

炙りたたき

あとは普通のさしみを引く容量で、短冊切にして皿に並べていきます

↓切り方についてはこちらも参考にしてください。↓

炙りたたき完成

お皿に並べたチヌの切り身の上に用意しておいた刻みねぎとザク切にした貝割れを贅沢にたっぷりと上に載せます。

そこで白ごまと一味唐辛子を振りかけたら完成!!☆彡

釣った魚の炙りたたき

このまま野菜と一緒にぽん酢ですすめてください。

お父さんの焼酎のおともには絶品です!!

お子さんでも食べやすい美味しさですし、上の野菜に水菜や白ネギ、千切り大根などを合わせると
お野菜もいっしょにたくさん食べれてヘルシーな料理にもなります。

炙りたたきが合う魚たち

この章ではチヌを用いましたが、この料理方法が適している魚はほかにもあります。

お馴染みの真鯛やサワラなども美味しくできるほか、私のおすすめは何といってもスズキ(シーバス)です!!

スズキは魚の中でも身と皮目の間に旨味が多く含まれていることで魚として魚屋さんや料理人に知られている魚です。皮目を残した炙りたたきが合わないはずがありません!!

炙りたたきが合うほかの釣り魚

●スズキ
●チヌ
●マダイ
●カマス
●サワラ・サゴシ
●タチウオ
●アコウ・・・など