シーバスアングラーから圧倒的な支持を集めるメガバスの「カゲロウ(KAGELOU)」。店頭で見かけることすら珍しいほどの超人気ルアーですが、「なぜそんなに釣れるの?」「どのサイズから買えばいい?」と疑問に思う方も多いはずです。
そこで本記事では、シリーズの核となる汎用性抜群の「124F」と、タフコンディションや足場の高い場所で強さを発揮する「MD 98F」の2機種を徹底インプレ!
実際にフィールドで使い込んで分かった飛距離やアクション、デイゲームでの有効性、さらには失敗しない人気カラー・限定カラーの選び方まで詳しく解説します。この記事を読めば、カゲロウの性能を100%引き出し、シーバスゲームの打率をグッと上げることができるようになるでしょう!
絶大な信頼度と人気の理由

カゲロウがこれほどまでにアングラーを惹きつけ、絶大な信頼を得ている背景には、性能の高さだけでなく、現代のシーバスシーンにマッチした「3つの付加価値」があります。
- 久保田剛之氏による徹底的な監修 シーバスゲームを熟知した久保田剛之さんが、現場でのテストを幾度も重ねて作り上げたという「バックボーン」が、アングラーに絶対的な安心感を与えています。プロのこだわりが形になったルアーだからこそ、信じて投げ続けられる強みがあります。
- メガバスの最新技術が惜しみなく注がれている 美しい造形美やカラーリングに加え、メガバスが誇る最先端のルアーテクノロジーがこれでもかと詰め込まれています。所有する喜びを満たしてくれる機能美は、モノへのこだわりが強い若い世代にとって大きな魅力です。
- 「入手困難」という希少性がSNS世代の心を掴んだ 店頭で見かけることすら難しいその希少性が、SNSに慣れ親しんでいる若年層のシーバスアングラーの熱に火をつけました。「手に入らないからこそ欲しい」、「カゲロウで釣ったメモリアルな1匹をシェアしたい」という心理を刺激し、現在の熱狂的な人気とステータスに繋がっていると思います。
僕がなぜ、このように思ったのかというと、僕たちの世代では同じシーバスルアーのシャローランナーのカテゴリでいうと絶対的にコ○モ SFだったし、今なお現役だし、未だに釣れると評判の人気ルアーだからです。
カゲロウの存在を自分で確かめてからも、釣れるという観点で基本的な性能はどっちも五分だと思ったので、人気の秘密はブランディングとSNS世代に訴求したトレンドが大きく影響していると思った次第です。

メガバス カゲロウの主なラインナップと使い分け
カゲロウシリーズには、ターゲットのベイトサイズやレンジに合わせた代表的な4つのモデルが存在します。それぞれの基本スペックと、効果的なシチュエーションを解説します。
カゲロウ 100F
春先のハクパターンやバチパターンなど、シーバスのベイトが小さいタフな状況で無類の強さを発揮するダウンサイジングモデルです。小気味よい小刻みなロールアクションで、シャローに差すスレたシーバスを違和感なく食わせることができます。
全長:100mm / 重量:12.4g / フック:#5×2
カゲロウ 124F

シリーズの核となる、最も汎用性が高いオリジナルモデルです。河川、干潟、港湾部などあらゆるフィールドにマッチし、パイロットルアーとして大活躍します。イナッコや落ちアユなど、中型ベイトを捕食している状況ではまずこれから投入するのがセオリーです。
全長:124mm / 重量:22g / フック:#4×3
カゲロウ 155F

コノシロやボラ、落ちアユなど、大型のベイトフィッシュを偏食しているシーンで圧倒的な存在感を放つビッグサイズです。大きなボディでありながらも、カゲロウ特有の繊細な揺らぎアクションを継承しており、ランカーシーバスを狙い撃ちできます。
全長:155mm / 重量:38g / フック:#2×2
カゲロウ MD 98F
タフコン時の救世主!

オリジナルよりも一段深い、最大約0.8mのミドルレンジを攻めることができるミッドダイビングモデルです。強風時や足場の高い堤防、あるいは急なカケアガリをタイトにトレースしたい状況など、通常のシャローモデルでは引きにくいタフコンを打破してくれます。
現在はMD(ミッドダイバー)にも125Fと156Fもラインナップされています。
全長:98mm / 重量:12g / フック:#5×2
メガバス カゲロウのインプレ
僕が普段のフィールドで使った「カゲロウ 124F」、「カゲロウ 155F」と「カゲロウ MD 98F」。この2機種の実釣から見えてきた、驚異的な実戦性能を詳しくレビューしていきます。
飛距離
LBO IIが生み出す圧倒的なキャスタビリティ

カゲロウを使って誰もが驚くのが、その圧倒的なキャスタビリティです。
メガバス独自の重心移動システム「LBO II」の恩恵により、キャスト時にはウエイトが瞬時に後方へ移動し、逆風や横風を切り裂くような美しい飛行姿勢をキープします。
オリジナルモデルの124Fは22gの重量も手伝い、広大な干潟や大河川でも爽快なロングキャストが可能です。一方、12gと軽量なMD 98Fもベアリングの内蔵によってブレずに低弾道でピンポイントへ吸い込まれていきます。
さらに着水後はウエイトが磁着で瞬時に前方の定位置へと固定されるため、巻き始めの一歩目から完璧に立ち上がってシーバスを誘い始めます。
アクション

シーバスの捕食本能を刺激する絶妙なアピール
カゲロウの代名詞とも言えるのが、頭部のハイドロカップが水を受け流すことで発生する、独特な可変ロールアクションです。
ただ巻きするだけで、水流の変化に応じてゆらゆらと自発的に泳ぎのフラつき(ヨレ)を発生させ、スレたシーバスの捕食スイッチを強制的にオンにします。
124Fはスローリトリーブでの繊細な揺らぎが秀逸で、瀕死のベイトを見事に演出。対するMD 98Fは、ボディサイズがコンパクトになった分、ピッチの細かいタイトなロールアクションを見せてくれます。
どちらも手元にしっかりと引き抵抗を伝えつつ、見切られにくい絶妙な「食わせの間」を勝手に作ってくれるのが強みです。
得意なレンジ

「カゲロウ 124For155F」と「カゲロウ MD 98F」は引いてこられる「レンジ(遊泳層)」が明確に異なるため、状況に合わせた死角のないローテーションが可能です。
124Fと155Fはシャローランナーなため、得意レンジは水面直下から約20cm。シャローエリアの根掛かりを恐れずに引くことができ、表層を意識して上を見上げている高活性なシーバスを下から突き上げさせる釣りに最適です。
一方で、最大約0.8mまで潜るミッドダイビングモデルのMD 98Fは、風や波で表層が荒れてルアーが飛び出してしまう状況や、足場の高い堤防から足元までしっかり引きたい場面で真価を発揮。124Fと155Fでは通せない一枚下のレンジをタイトに攻め抜くことができます。
デイゲームでの有効性
シーバスの目が効くデイゲーム(日中の釣り)において、カゲロウは非常に強力な武器になります。
日中はルアーが見切られやすいのが難点ですが、カゲロウ特有の「水流変化で自発的に発生するヨレ」が、見切る隙を与えずにリアクションバイトを誘発します。
124Fや155Fを使う場合は、やや速めのリトリーブで水面直下をテンポよく探り、独自のハイドロカップが生み出すフラッシングで広範囲から引き寄せる釣りが効果的。
一方、日中に魚が一段深いレンジに沈んでいると感じたらMD 98Fの出番です。最大約0.8mまで潜る特性を活かし、日差しを嫌ってストラクチャーの陰や底付近に隠れているシーバスの目の前へ、タイトなロールアクションで通すことで、タフコンディションの昼間でも口を使わせることができます。

釣果アップになる基本操作とドリフトのコツ

カゲロウの性能を最大限に引き出して釣果を爆発させるための基本操作は、極めてシンプルです。基本は「スローなただ巻き」で十分に釣れますが、河川や干潟などの流れがあるエリアでは「河川のドリフト」を取り入れることで、異次元の釣果をもたらしてくれます。
ドリフトのコツは、流れのヨレやカケアガリに対してルアーを斜め上流(アップクロス)にキャストし、ラインのたるみを取る程度の超デッドスローで流すこと。
カゲロウは、わずかな水流でもしっかりとLBO IIが戻ってアクションが立ち上がるため、流れに乗って弱ったベイトが斜めに横切っていく様を完璧に演出できます。
124Fで表層を流しても反応がない状況では、MD 98Fに切り替えて「一段下のレンジで流すドリフト」を試してみてください。これまで口を使わなかった居着きの大型シーバスが猛烈にバイトしてきます!!

カゲロウのカラー選び

カゲロウはその人気ゆえにカラー展開も非常に豊富です。状況に合わせて最適なカラーを選ぶことが、シーバスの釣果をさらに伸ばす鍵になります。
実績多数!絶対に持っておきたい人気カラー
メガバスのカゲロウシリーズで外せない「人気カラー」といえば、やはり視認性とアピール力が抜群のチャート系です。特に定番の「どチャート」や「GG ゴールドライム」は、夜間や濁りの入った状況でもシーバスへ強烈に存在感をアピールできるため、ボウズ逃れの実績カラーとして絶大な人気を誇ります。
また、真冬に久保田さんがランカー釣ったMDの「アカキン(廃盤カラー)」も人気でした…。
見つけたら即買い?希少な限定カラー
カゲロウには、特定の釣具店が企画したオリジナルカラーや、展示会・福袋などでしか手に入らないプレミアムな「限定カラー」が数多く存在します。
久保田さんがデザインしたカラーや、地域の特有ベイトに合わせた別注カラーなどはどれも実釣性能が高く、マニアの間ではステータスとなっています。
店頭やネットで見かけること自体が極めて珍しい希少モデルなので、もし幸運にも出会えた際は迷わず即バイトしておくことです! 「買っておけばよかった…」の後悔はキツいですから。「また買ってしまたw」という後悔のほうが、後からフリマに出品したりなんとでもなりますから。^^
現代の絶対的エース「カゲロウ」を使いこなそう
メガバスのカゲロウシリーズは、その圧倒的な実釣性能と信頼度から、現代のシーバスシーンにおいて欠かせない絶対的エースルアーです。
今回はシリーズを牽引する2機種にスポットを当ててインプレしてきましたが、表層を果敢に攻められる汎用性抜群の「124F or 155F」と、足場の高い場所や一段下のレンジをタイトに引ける「MD 98F」の2つがあれば、日中・夜間を問わず大半のシチュエーションを攻略することができます。
サイズごとの明確な使い分けを意識し、実績の人気カラーや希少な限定カラーをローテーションに組み込みながら、ぜひ記憶に残るメモリアルなシーバスをキャッチしてください。カゲロウを信じて投げ続ければ、あなたのシーバスゲームがよりエキサイティングなものになるはずです!
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