ソルトウォーターのスピンテールジグのおすすめをご紹介します。
シーバスやフラットフィッシュ、青物まで釣れる釣り方=使用して海で釣れる魚種などを解説し、汎用性の高いソルトウォーターのスピンテールジグのおすすめセレクトをお伝えいたします。
- スピンテールジグで釣れる魚
- スピンテールジグとブレードジグの違い
- ソルトウォーターでおすすめスピンテールジグ
- シマノ エクスセンス サルベージブレード ハイアピール 13g/25g
- シマノ ソアレ ライズショット ブレード 10g/15g
- ブルーブルー シャルダス 14/20
- ブルーブルー メタルシャルダス
- コアマン パワーブレード 13/20/30
- マドネス バクリースピン 15or20
- マドネス バクリースピン TG
- ベイトブレス 湾ベイト 15/29/40
- ジャクソン 鉄板ブレード
- デュエル ハードコア ソリッドスピン
- メガバス エクスクルー X-CREW 21g/30g/40g
- アルファタックル クレイジー ソルトスピンテール 16g
- アイマ スピンガルフ ネオ
- アイマ SW230V ガウル
- コーモラン PRAIAL ソルトスピン 18g
- デュオ レアリス スピン SW
- スピンテールジグの使い方
- まとめ
スピンテールジグで釣れる魚

スピンテールジグで釣れる魚はフィッシュイーターである(小魚を主食にしている魚)魚にその重たいメタルジグのアクションとスピンブレードの強力な波動とフラッシングで魚の捕食本能のスイッチを入れます。
フィッシュイーターである魚ならば、釣れる魚はほぼ無限大。
ソルトウォーターのシーバスでは、過去に海水域のデイゲームで強いことが認められ多用されるようになり、近年ショアからの青物にも有効になってきています。
もっとライトな釣りでは、汽水域の河川でもチニングでも釣れますし、7gサイズなど比較的軽めのものを選べば、ライトタックルでも思いのままに使用が可能です。
スピンテールジグとブレードジグの違い
スピンテールジグ
スピンテールジグは、コンパクトなジグボディの後方にブレードが装着されたルアーです。ボディ自体はほとんど動かず(例外もあり)、後ろで回転するブレードがフラッシングと波動を生み出して魚にアピールします。シルエットが小さく遠投性にも優れているため、広い範囲を効率よく探りながらナチュラルに食わせられるのが魅力です。特にシーバスやフラットフィッシュや真鯛に青物などに高い効果を発揮します。
ブレードジグ
ブレードジグは、ジグ本体やヘッドに小さめのブレードを組み合わせたルアーで、ボディ自体がローリングやバイブレーションをしながら泳ぎます。ブレード単体のフラッシングに頼るのではなく、ボディアクションとブレードの輝きを組み合わせることで魚を誘うのが特徴です。スピンテールジグに比べて存在感が大きく、多彩なアクションを演出できるためより深い水深や濁りやサラシが入っている状況に強い傾向があります。
比較項目 | スピンテールジグ | ブレードジグ |
---|---|---|
ブレードの大きさ | 小~中サイズのブレードが主流。コンパクトで目立ち過ぎない。 | 小~大まで幅広く、モデルによっては存在感のある大きめブレードを装着。 |
ボディのアクション有無 | ボディはほとんど動かず、ブレードのみでアピールする設計。 | ボディ自体がローリングやバイブレーションを起こし、動きで誘う。 |
ブレードのフラッシング(回転) | ブレードの回転によるフラッシングが主なアピール要素。 | ブレードのフラッシングはあるが、ボディの動きと組合せて強くアピール。 |

両者の違いは「アクションの主体」と「アピールの仕方」にあります。スピンテールジグはボディはあまり動かず、ブレードの回転による光と波動がメインのアピール手段です。コンパクトで食わせに強く、プレッシャーがかかった魚にも効果的です。
一方ブレードジグは、ボディのローリングやバイブレーションそのものが魚を誘い、加えてブレードのフラッシングで存在感を高めます。
つまり、スピンテールジグはシンプルに「ブレードで見せて食わせるルアー」、ブレードジグは「ボディアクションとブレードを組み合わせて強くアピールするルアー」と言えます。
さらに言えば、ブレードジグというカテゴリの中にスピンテールジグも含まれると捉えられることが多く、両者を状況で使い分けることで釣果を伸ばすことができます。
ソルトウォーターでおすすめスピンテールジグ
迷ったらコレ!ソルトで万能!汎用性が高い推奨セレクト
上記ではスピンテールジグが多用される主な魚種に特化してご紹介してきましたが、ここからはソルトウォーターを中心にさまざまなターゲットに使うことができるおすすめのスピンテールジグをご紹介します。
シマノ エクスセンス サルベージブレード ハイアピール 13g/25g
テーリングを抑えた新世代スピンテールジグ
シマノの本来のアクションを損なわずに飛距離を伸ばすことを成功させた独自のAR-C重心移動アイの機能によって、遠投能力とスピンテールジグのアピール力を発揮。この機能を生かすにはスナップ使用が前提。
フロントに着いたアイが潰れたような形状のものはワイヤーバンパーと呼ばれボトム感知能力を高めたもの。スピンテールジグではこれまで成し得なかった箇所まで拘り抜いたおすすめルアー。

シマノ ソアレ ライズショット ブレード 10g/15g
よりテールがシェイプアプされたソアレシリーズのブレードは尺アジやサバなど小型青物にを中心に真鯛などに効果を発揮するライトゲーム全般モデル。ワンサイズ大きい24g/31gも用意されていてそちらはより深場を攻め根魚などに適しています。

ブルーブルー シャルダス 14/20
潜らない表層を浮かせて使えるスピンテールジグ
もう言わずと知れた釣れる表層系スピンテールジグ。シーバスやチヌなどめっちゃ釣れるし、ほかとの使い分けも出来、表層攻略だけでなくシャローでも使えるため、ひとつは持っておきたい間違いなく1軍ルアーです。
重さは2種類あり、20gのほうがファットボディで浮力があり14gよりもレンジが入ります。

ブルーブルー メタルシャルダス
スピンテールジグはボトムのルアーという従来の概念を覆す、かつてなかったシャロー(水面直下)を引けるスピンテールジグとしてデビューした先代のシャルダスの進化形
スピンテールジグの持つ小型の食わせ能力とアピール力に、遠投性能を持たせたもの。トレブルフックをアシストフックに交換するなどすると真鯛や青物にも対応できる。

コアマン パワーブレード 13/20/30
元祖スピンテールジグの王様!
スピンテールジグのおすすめを語るのに決して外せないのがパワーブレードの存在。
釣れるということで一時代を築きあげ、”シーバスのデイゲームはスピンテールジグ”という概念を切り開いたパイオニアでもある。だからして信頼度は抜群で、しかも本当に釣れる。

マドネス バクリースピン 15or20
ボディだけでなくブレードもシリコン製で回転時に警戒心を生む金属音を軽減してくれ、まるでベイトが発するようなナチュラル波動を生み出します。特にスレたシーバスに有効でヒラメやキジハタ、青物にもベストマッチします!

マドネス バクリースピン TG
ソフト素材のシリコンで出来たボディとブレードの自然なアピールはそのままに錘をタングステンにしたことで重さを12gもあるのにサイズを4.5cmと小さくすることに成功したTGモデル。
これがベイトはめっちゃ小さいからルアーも小さくしたいけど飛ばない…。そんなマイクロベイトパターンの時期に効果テキメン!! これまでシーバスでバクリースピン6を使用していた人にぜひおすすめです!

ベイトブレス 湾ベイト 15/29/40
かつて湾奥シーバスで一世風靡した湾ベイトの実力はいまでも健在。ピンスポットへのキャストアキュラシーと、ワンフックのテーリングしにくいスピンテールジグのため、ただ巻きのみならず、岸壁でのテクトロやリフト&フォール、ボトムまで着底させてからの巻き上げなど他のものでは躊躇する釣り方も可能なので、これ1本で通せることも釣れる理由です。

ジャクソン 鉄板ブレード
青物用ではないけど、ボディが鉄板ということで根の粗いポイントや地磯からでもガシガシ打ち込めるので青物にもこちらをおすすめしたい。
重さはショアジギングに使用するならば、シャローであれば20g、ドン深のサーフや、堤防からなら28gのどちらか。

デュエル ハードコア ソリッドスピン
ボディは樹脂製。リアフックにはスイベルを配しブレードとフックが干渉しにくいような設計とボトム感知を高めるワイヤーなど現代のスピンテールジグに求められる要素がすべて備わっています。
サーフでのヒラメにも使えるヒラメカラーが充実しているのも嬉しい。

メガバス エクスクルー X-CREW 21g/30g/40g
大河川や河口のシーバス、サーフのフラットフィッシュのような広大なフィールドに適合するよう飛距離と使い勝手に拘ったまさにソルトでスピンテールを多用するシーンでのドンピシャスピンテールジグ!これまでメタルジグでしか届かなかった場所へも送り込めます。

アルファタックル クレイジー ソルトスピンテール 16g
安い&釣れる!まさにコスパ抜群!
1個600円ほどで買えるシーバス用スピンテールジグでコスパ抜群!何を隠そうこのページの一番上の写真はこのコットンキャンディカラーで釣れた60cmのシーバス。次の写真はレッドゴールドでチヌ!! 財布に優しく釣れる。重さはほかにも29gがあるけど河川のシーバスには16gが扱いやすいです。

アイマ スピンガルフ ネオ
ボディの大きさよりも小さいウィローブレードをまとったアイマのスピンテールジグの新ヴァージョン。
空気抵抗に配慮されたボディは水中でも引き抵抗が少ないので初心者だとルアーの水中の状態を感じ取りにくいが、繰り返しランガンを行う場合には有利。

アイマ SW230V ガウル
独特の形状をしたブレードによって「水を受けて回転するも抵抗を抑え」リアテールに左右に飛び出したフィンは姿勢を安定させるためのもの。
この二つの利点を得て、高速巻きはもちろんのこと、スローに巻いて来ても安定した泳ぎでしっかりアピールするように考えられたもの。
居るとわかっているピンポイント周辺をゆったり見せながら使いたいときにかなりおすすめ。他のスピンテールジグとの使い分けができるのもおすすめの理由です。

コーモラン PRAIAL ソルトスピン 18g
スピンテールジグのような沈むルアーの類は総じて根掛かりがつきもので、決して財布には優しくないけど、安い価格のものなら安心して使える。ガンガン使い倒して釣ってしまいたい人におすすめ。

デュオ レアリス スピン SW
いかにもソルトのシーバスを意識したマットチャートやレッドヘッドなどのカラーが用意されたレアリススピンの海水域使用に特化したソルトウォーターリミテッドカラーバージョン。
デカいシーバスほどスレていてあまり派手なアピールには口を使わないものの、小型のルアーのスローリトリーブで警戒心を解き、ブレードの波動と反射でバイトに持ち込む!

スピンテールジグの使い方
デイゲームにめっぽう強いから日中のド定番!
スピンテールジグはアピールが必要な、濁り潮のときや日中太陽がサンサンと照らされていてターゲットがボトムに落ちているときのボトム攻略に威力を発揮します。
使い方は簡単!投げて任意のレンジまで潜らせたらあとは、巻くだけ。ただ巻きで高いアピールをしてくれるのがスピンテールジグを使う最大の理由。
もしくはハイプレッシャーな状況ではリフト&フォールも有効。ただしこの場合ラインとブレードが絡んでしまうことに注意しましょう。
まとめ
スピンテールジグはソルトウォーターで大活躍します。特に日中に太陽が水面を照り付けるデイゲームで威力を遺憾なく発揮してくれます。活性が高いシーバスやヒラメ、マゴチが居る状況にはもちろんのこと、ナブラが湧いていてベイトがわんさか居るような状況でルアーには反応しない青物対応などに効き目バツグンです!
またほかのミノーやバイブレーションでも食ってこない時に投入するとあっけなく釣れると言こともあります。アピールが強いのでスレさせるのも早くなりますが、状況の見極め次第で下記実に魚を遠くから呼び寄せてくれるルアーがスピンテールジグですのでぜひ使ってたくさん釣りあげてください。