夏は夜釣りが定番と思われがちですが、実は日中でもシーバスを狙うチャンスは十分あります。
本記事では、夏のデイゲームに挑戦する魅力や釣れる理由、効果的なルアーや攻め方、注意点までを中級者向けに詳しく解説します。
夏のデイゲームに挑戦する魅力
シーバスといえばナイトゲームの印象が強いですが、実は夏は日中でも十分にチャンスがあります。特に仕事や家庭の都合で夜釣りに出られない方にとって、デイゲームは大きな魅力です。また、夏の明るい時間帯なら視認性が良く、ルアーの動きやシーバスの反応をダイレクトに感じられるため、釣りの上達にもつながります。
さらに、夏はベイトの動きが活発になり、浅場や日影、橋脚まわりなどでもシーバスがフィーディングに入る時間帯が増えます。タイミングと場所、そしてアプローチ次第で、思わぬ大物に出会える可能性も。暑さ対策を万全にしつつ、夏のデイゲームに挑戦してみましょう。
シーバスが日中でも釣れる理由
夏の日中にシーバスが釣れる最大の理由は「水温とベイトの活性」です。夏場は水温が高くなることでイナッコやハクなどのベイトが広範囲に分布し、朝から夕方まで回遊するようになります。それを狙ってシーバスも活発に動き、特定の時間に限定されずに捕食行動をとるのです。
また、都市部や河川では、水深のある橋脚や堤防の影、放水路の近辺など、日陰や流れのあるスポットが夏の日中の避暑地となりやすく、そうした場所を意識して探ることで日中でもバイトを得やすくなります。
水温・日照
夏のデイゲームでは、「水温」「日照」「潮流」の3つの条件を読み解くことが重要です。
まず水温ですが、極端な高水温（30℃以上）になるとシーバスの活性は下がるため、朝夕の時間帯や水通しの良い場所を狙うのが基本です。日照が強くなる昼前後は、橋脚や係留船の陰、シェードになっている壁際など、直射日光を避けた場所にシーバスが潜んでいることが多くなります。
潮流に関しては後で僕の経験を踏まえ詳しく解説します。
実績の高いルアーとアクション
日中のシーバスはスレやすい傾向もあるため、ルアーの選定とアクションが釣果に直結します。以下に、夏のデイゲームで実績の高いルアーとその使い方を紹介し、その中でも特に僕のおすすめのルアーをご紹介します。
バイブレーション
ボトムを中心に広範囲を探れるのがバイブレーションの強み。見切られないように速巻きでリアクションバイトを誘いやすく、特に濁りが入った日中や、ストラクチャー際をタイトに通すと効果的。高速巻き＋ストップ＆ゴーやリフト＆フォールで変化をつけて食わせるのがポイントです。
ポチップ
ミノー（速巻き対応）
速巻きに対応したシンキングミノーは、表層〜中層を手返しよく探れる万能ルアー。明るい時間帯のプレッシャーの中でも、キビキビとした動きでリアクションバイトを誘います。河川の流れに逆らって引く「アップクロス」も有効です。
ポチップ
ポチップ
スピンテールジグ
コンパクトながら強いアピール力を持つスピンテールジグは、夏の高活性時にマッチします。飛距離を活かして広範囲を探りつつ、フォール中のブレードのキラめきで下から食わせることも可能。特にベイトが小さいときに威力を発揮します。
ポチップ
トップウォーター
朝夕のローライト時や、水がクリアで水中ではルアーが見切られてしまうような状況ではペンシルベイトやポッパーといったトップウォーターも良い方法です。ドッグウォークや小刻みなポップで誘い出すと、派手な水面バイトが楽しめます。警戒心の薄い小場所のシャローや流れ込み周辺で使うのがおすすめ。
ポチップ
デイゲームの注意点とあると役立つアイテム
偏光サングラス：水中のベイトやストラクチャーが見やすくなり、目の保護にもなる。
日焼け対策グッズ：アームカバーやネックゲーター、帽子は必須装備。
冷却グッズ：首に巻ける冷却タオルや、水で濡らして使えるベストなどがあると快適。
水分補給：必ず多めに持参し、こまめな補給を意識しましょう。
また、真夏のアスファルト護岸やテトラ帯は照り返しも強いため、足元の安全対策としてグリップの良いシューズやスパイクブーツも用意しておくと安心です。
ポチップ
実釣から得た釣るための大事なこと
ここからは僕が実際に夏のデイゲームをやってきた経験の中で蓄積した、日中に釣るための大事なことだとずっと感じていることをまとめました。
要点だけをまとめ、ポイントなど写真付きで理解しやすい内容になっています。
【目次】
夏の日中に狙うべきポイント
デイゲームで釣りやすい○○ごろ
時間帯と潮周り
まとめ