目の前にベイトがたくさんぴちゃぴちゃと居てシーバスがライズして明らかに捕食のタイミングなのにも関わらずルアーに食ってこない…。
ライズもしてベイトが居てもルアーに反応しない状況とはなぜなのか?
そんなときの対処法と水中で何が起こっているのかも踏まえて適切な状況把握とそのような状況下で武器になるおすすめのルアーをご紹介します。
まずはボイル、ライズとナブラを理解

シーバスや青物のボイルが起こっているのに釣れないときの原因と打開策を解説するまえにこれらに関係する用語とそのときのベイトとシーバスの状態をおさらいしてみます。
ボイル
シーバスがベイトを水面まで追い込んで水面直下で捕食している状態です。
ライズ
捕食するときに水面を割って飛び上がっている状態。
ボイルだけのときよりも捕食スイッチが完全に入っている可能性が高く、サイズが大きい場合が多いのですが…。
ナブラ
ベイトがシーバスなどのフィッシュイーターに追われて水面を逃げ惑う状態です。
ライズが起きてなくても直下の水中ではベイトボールができていることが多く、その下でシーバスや、青物が捕食している可能性が高いです。
水温が高くなる季節になるとイナッコの群れが鼻先を出して群れで泳いでいるときがありますが、それとは異なり水面をぴちゃぴちゃいわせながら逃げているような状態を指します。
ベイトがたくさん居てライズしてる状況
状況の把握が肝心要!

ベイトがたくさんいてシーバスがライズしてる状況とはもうそのまんまです。
岸際でも沖でもベイトボールが水面に波立ててぴちゃぴちゃしている時は、水面下でシーバスがベイトを追っていてベイトの群れが慌てている状況です。
そこでシーバスがゴッボンッ!!なんてライズしていたらほぼ間違いなくシーバスがそこでベイトを捕食している絶好のタイミングです。
そういう状況を見つけたらすかさずルアーを投入しましょう!と言いたいところなのですが、これまたそう簡単には釣れないのです・・・・・。
いくらベストな位置にキャストしても食ってこないときもあります。
そんな時は大概ルアーの選択が間違っていることが多いです。
そのような状況下では適切なルアーを選ぶことで食ってくる確率を格段に上げる方法があります。このあとそれらが有効になる理由とおすすめのルアーをご紹介します。
⚠間違いやすい勘違いなマッチザベイト
こういった状況下で一番真っ先に頭に思う浮かべるのはマッチザベイトという考え方でしょう。
こうした状況のときにルアーはマッチザベイトと言う観点から、サイズやカラーを真っ先に合わせると思います。僕も最初はそうでしたから。しかし・・・違うんです。
ここが一番の落とし穴なのです!
いくらルアーを近づけたところで、エサがいっぱいある状況ではわざわざ、ヘンテコな動きをするルアーには口を使わない・・・。
たくさんいるのでルアーを見つけることも困難だし、魚からすれば、わざわざルアーを追いかけてまで食う理由がないのです。必然的にルアーは大量のベイトの中に埋もれてしまいます。
ナブラが湧いていたり、ボイルやライズが起こっている時にはマッチザベイトは通用しないと覚えておいたほうがいいです。
ベイトがたくさん居て、もうその時にシーバスが近くで食っているタイミングというのは、マッチザベイトだけではルアーには見向きもされないことがしばしば起こります。
ここは一旦マッチザベイトを忘れて別のアプローチを取っていく必要があります。
ルアーに反応しない魚の目線
ベイトがわんさか居てシーバスや青物がライズしたり、明らかに食っている状況が目の前で起こっているのに何投げてもルアーに食ってこない時というのはどんな状況になっているのか?というと
先ほども言ったとおり、ぶっちゃけハッキリ言ってしまうと、
「ルアー食わなくても近くに美味いもんがたくさんある」からなんです。
もっとわかりやすく言うとベイトの群れの中でルアーが選ばれていないのです。
目の前に美味そうな匂いもするしベイトがたくさん居るのでわざわざ違う動きをするルアーを食う必要がないわけです。
では、どうすればシーバスや青物などターゲットに口を使わせることが出来るのか?
ベイトが居てライズやボイルしてる時の攻略法

「ルアーに反応しない時の魚の目線」の箇所で説明したシーバスの状況をもう一度思い出してみてください。
要点だけおさらいすると、その時のシーバスや青物は…
・エサを追いかけギラギラしてる
それなのにルアーには反応しないのは…
・一つだけ変な動きのルアーはほっといてもエサにありつける
からです。
その中でも一つだけのルアーを選んでもらう必要があるのです。その時の捕食行動に合わせて、こちらがアジャストしていかないと口を使ってくれません。
目立たせる
それを攻略するためにはまずルアーをたくさんいるベイトの中から目立たせる必要があります。
冷静に考えてみるとそうですよね?
人間だって匂いもして美味しそうなごちそうが目の前にたくさんあるのに、わざわざプラスチックや金属でできた模造品を口にしようとは思いません。
とにかくルアーだけを選んでももらわないといけないので目立たせる必要があります。
効果的になるメソッドがルアーをハイアピールにすることなのです! サイズも少々違っていても大丈夫です。要するにマッチザベイトとは真逆を取るのです。
リアクションバイトを誘う
ルアーの存在を際立たせ「なんかアイツほかとは違うぞ!」と思わせたら、今度はそれに口を使わせなければいけません。
それには目立たせたうえでリアクションバイトを誘います。
ベイトとは明らかに異なる動きだと見切られてしまうような、いつもの状況とは真逆と思ってもらってもいいです。
アピール力の高い波動の強いルアーを使って群れの中でもひときわ目立たせ、まずは見つけださせて、
「まずあいつを仕留めないと!」と思わせて追わせます。
派手なアクションのルアーには、美味そうなベイトがわんさか居てもう食べたくて!食べたくて!仕方なくなっている食い気たっぷりのシーバスや青物などフィッシュイーターは本能的に反射的にに食らいついてきます。
「元気のいいアイツから食っとくか!」と、
ルアーに口を使わざる得ない状況に追い込んでいくのです。
おすすめルアー
ブリブリ!ウォブリング系強アピールルアー
シーバスハンターなら誰もがひとつは持っている強アピールのミノーです。強アピールであれば何でもいいと思いますが僕の実績あるおすすめをご紹介します。
これでほぼ食わせられます!!
一番のおすすめは↓
ラパラ CD9
1つ目は実績共に十分ラパラのカウントダウンの9。もうこれは強アピール系ミノード定番です!僕は未だに必ず1つはルアーケースの中に入っています。それくらい信頼しているルアーです。
食い気が満載なシーバスに効果テキメン!! サイズはCD9を基本に、あまり飛距離が必要なくベイトのサイズが小さい時、ターゲットがチヌのときはCD5。
ジップベイツ ザブラミノー 99S-SR
一押しはラパラCD9なのですが、なんせ飛びませんw 捕食してる場所やベイトの群れが離れている場合、もう少し飛距離が欲しい時にはこれ!これも派手なウォオブンロールで強い波動を起こすアピール系のミノーで、出た当初はラパラのカウントダウンになぞって「飛ぶラパラ」なんて言われてた伝説ミノーです。
遠くのナブラの奥へ送りたい場合や、飛距離も出せ、立ち上がりも良いのでボートシーバスのピン撃ちでも威力を発揮します。
シマノ サイレントアサシン 99SP
サイレントアサシンにはF(フローティング)と、S(シンキング)、SP(サスペンド)とありますが、その中でも「もっとブリブリ泳ぐタイプが欲しい」との要望から3作目にして登場したものが、サイレントアサシンのSP(サスペンド)です。
強いウォブリングアクションで飛距離もでるし、狙った先のベイトボールの近くで止めてもレンジをキープしてくれ、なおかつフラッシュブーストで止めても明滅アピール! サイズは一番応用が利く99がベターです。
コアマン パワーブレード PB-20
最後はブレードで強波動でアピールするスピンテールジグです。たまたまパワーブレード使って投げていたデイゲームの時に突然はじまったボイル。
沖のブレイクあたりだったので飛距離も考えてそのままキャストするとあっさり!一投目で釣れてしまいました。少し沈み過ぎるかなと思ったので、ロッドを立て気味にして浮かせてレンジコントロールしてやると食ってきました。
喰いそうで喰ってこない時はルアー選びがキモ
みなさんいかがでしたか?このようにベイトがたくさんいてシーバスが捕食している時は一見すると何投げても食ってきそうな気がしますがいつとは違う視点でルアーを選ばなければ口を使ってくれません。そういったタイミングは釣行を重ねていると突如現れ予想がつかないものです。
日頃からこれらの知識も蓄え、このような状況に備えてルアーを準備しておき滅多に訪れないチャンスを生かせるようにしておきましょう。





