今回の釣果メシはすずきをポワレにして地中海風のトマトソースで仕上げてみました。
50,60㎝ほどの食べ頃サイズのシーバスが釣れた時に、ぜひチャレンジしてほしい魚料理です。他の魚でも代用でき、比較的簡単に地中海風を味わえる料理なのでこの機会につくり方を覚えておくといいでしょう。
地中海風料理とは
地中海風料理とはイタリア、ギリシャ、スペイン、モロッコなど地中海沿岸の国々でオリーブオイル、新鮮な野菜・果物、魚介類、豆類、ハーブをふんだんに使うのが特徴で、シンプルかつ素材の味を活かした爽やかな料理に仕上がります。赤身肉はほぼ食べず新鮮な魚介類が手に入りやうしことから、これらが好んで食べられています。
バターの代わりにオリーブ油を使うことが多く、特に白身魚などポワレもトマトやハーブを添えただけのシンプルなものがつくられています。
今回の紹介する料理はそれを少し日本人でも食べやすいようトマトソースにしてみました。
ポワレとは
ポワレ(poêlé)はフランス料理の調理法で本来であれば「蒸し焼き」を意味しています。ですが、現在では”外側をカリッと中をふっくら仕上げる料理全般”がこう呼ばれています。
本来であれば肉や魚の皮目を焼いのちにフライパンごとオーブンに入れて蒸し焼き状態にしたり、フライパンにフォン(洋風万能だし)を注ぎ入れフタをして蒸し焼きにするなど、「蒸し焼き」のことを指していました。いまでは少し認識が違うようです。
材料の準備

【2人前】
すずき 切り身 80gx2切れ
塩こしょう
薄力粉
オリーブ油 大さじ3
●ソース
ダイストマト 200g
にんにく 6g
黒オリーブ 適量
乾燥オレガノ 小さじ1
パセリ 飾り用
今回オリーブはオリヴァネーラという品種を用いました。オリヴァネーラは黒オリーブの一種でして、少し小ぶりですが身が柔らかく少し苦みがあって大人の味わいのするオリーブです。通常ある種抜き黒オリーブの水煮などとは味わいがケタ違いです!
ただ入手できるところが少ないので手に入らなければ、通常のもので代用しましょう。
すずき以外でも代用できる魚
これは淡白な白身魚の料理なので、白身魚ならタラやヒラメ、アイナメやハタなどでもOK。サワラでも美味しいでしょう。
逆に青魚や白身でも脂が乗り過ぎて身が水っぽいカレイなどは不向きです。
すずきのポワレ・地中海風トマトソース作り方

すずきの切り身に火を通りやすくし、味が馴染みやすくなるように皮目に切り込みをいれます。そのあと両面に軽く塩こしょう振りかけ下味をつけておきます。
このときににんにくをスライスしておきましょう。
粉をはたく

塩こしょうが済んだら、焼いたときにカリッとした表面にして中の旨味を封じ込めるために両面に軽く粉をはたきます。この章では何度もいっていますが粉臭さを残さないつけるではなく「はたく」です。薄衣にしましょう。
フライパンを熱する

フライパンを熱し分量分のオリーブ油を入れ火にかけ、スライスした、にんにくを加え中火で熱しオリーブ油に香りづけしていきます。
魚を皮目から焼く

にんにくがきつね色になり、香りが立ち込めてきたらすずきを皮目から焼いていきます。その際に写真のようにターナーで押さえつけながら焼くと、
先に丸まってしまわずまんべんなく皮目を焼くことができます。

にんにくはこのままにしておくと焦げてしまうため、途中で取り出しておき、後ほどソースのときに使えるよう別皿においておきます。
裏返してアロゼしながら焼く

アロゼ(Arroser)とは材料を焼く際にスプーンなどを使って熱い油脂や肉汁を食材にかけ続けるフランス料理の技法です。
皮目が焼けたら裏返してスプーンでオリーブ油掬っては掛けながら、火を通していきます。

火が通ったらバッドに移しておきます。
ソースを仕上げる

すずきを焼いたあとのオリーブ油が残っている状態で、先ほど一度取り出しておいたにんにくスライスと、ダイストマト、黒オリーブを加えて熱します。
水分が完全に消えてしまわないように、少しもったりとしてくるくらいがベスト!塩こしょうで味を調えます。
焼いた魚が覚めてしまわないようにソースはサッと手早く仕上げましょう。
器に盛りつけて完成!

魚を器に盛って、あつあつのソースを回しかけ天にパセリを飾ったら完成です!
ほにかに香るにんにくとたっぷりのオリーブ油の風味がトマトの酸味とバランスの取れた爽やかな味に仕上がりました。これは間違いなく白ワインやシャンパンととご一緒に
凵c(・∀・ ) カンパーイ.
バゲットを添えてソースをつけながら食べても美味しかったです。


