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スモールマウスバスが釣れる場所はどこ?国内の主要エリアと初心者でも釣るためのポイント選び方

「川の虎」とも称されるその強烈なファイト、そしてラージマウスバスとは一線を画す神出鬼没な生態。

「一度その引きを味わったら、もうラージには戻れないかもしれない……」

そんな風に語るアングラーが後を絶たないのが、今回の主役であるスモールマウスバスです。

しかし、いざ「スモールを釣ろう!」と思っても、「どこにいるのか」「どうやって場所を選べばいいのか」でつまずいてしまう方も多いはずです。

そこで本記事では、国内のスモールマウスバス生息エリアから、効率よく魚に出会うためのポイント選びのコツまでを凝縮して解説します。

さらに、攻略に欠かせないタックルやルアーについても深掘りしていくので、ぜひ最後までチェックしてください。

スモールマウスとラージマウスとの違い

スモールマウス,ラージマウスとの違い|スモールマウスバス,釣れる場所,ポイント,釣り方

スモールマウス攻略のカギを握る生態を把握から!

スモールマウスバスを狙う上で、まず頭に叩き込んでおかなければならないのが、私たちが慣れ親しんでいる「ラージマウスバス」とは全く別の生き物だと考えることです。

「同じバスなんだから、似たような場所にいるでしょ?」という思い込みは、スモール攻略において最大の壁になります。主な違いを整理してみましょう。

「カバー」よりも「流れ」を好む

ージが障害物(カバー)に身を隠して獲物を待つのに対し、スモールは積極的に「流れ」の中に身を置きます。酸素量が多く、ベイトフィッシュが流れてくる場所を好む傾向があります。

「泥・藻」よりも「岩・砂利」が狙い目

底質(ボトム)の好みもはっきり分かれます。ラージは泥底やウィード(水草)を好みますが、スモールは圧倒的にハードボトム(岩、石、砂利)を好むのです。

低水温への適応力

ラージでは活性を落とす低水温期でも、スモールは比較的元気に動き回ります。そのため、クリアで冷たい水が流れる河川や、標高の高い湖が絶好のフィールドとなります。

執念深い「粘り」のファイト

スモールマウスの最大の特徴は、そのパワーです。サイズからは想像できないほどの瞬発力と、何度も突っ込む粘り強さ。この引きに魅了されるファンが後を絶ちません。

このように、スモールマウスバスは「より冷たく、より流れがあり、より硬い場所」を好む魚です。この習性を理解するだけで、ポイント選びの精度は格段に上がります。

スモールマウスバスの主な生息エリア

生息エリア|スモールマウスバス,釣れる場所,ポイント,釣り方

福島県や長野県のビッグレイクは、スモールマウスバス釣りの歴史を作ってきた「聖地」とも呼べるエリアです。水質がクリアで景色も美しく、ボートフィッシングが主流ですが、おかっぱりで楽しめるポイントも点在しています。

桧原湖(福島県)

日本屈指のスモールマウスレイク。標高が高く、夏場でも涼しく釣りが楽しめます。2026年も大規模なトーナメントが開催されるなど、その魚影の濃さは健在です。

野尻湖(長野県)

桧原湖と並ぶ双璧。急深な地形が多く、ディープ(深場)の釣りが発達しています。

河川の激戦区・関東エリアの主要河川

入間川・荒川(埼玉県)

都心からのアクセスが良く、非常に人気の高いフィールド。テトラ帯や橋脚周りが一級ポイントです。

鬼怒川・小貝川(茨城県・栃木県)

広大なフィールドで、流れの強いエリアに筋肉質なスモールが潜んでいます。

多摩川・相模川(東京都・神奈川県)

住宅街のすぐそばを流れるポイントでも、40cmオーバーの良型が飛び出す夢のあるエリアです。

広がる生息域

かつてはラージマウスの独壇場であった琵琶湖の北湖や、淀川でもスモールマウスの釣果報告が増えつつあります。

また、岐阜県の長良川でも河川の流れがある場所を中心に、生息範囲が広がっています。

釣れるポイント選びのコツ

ポイント選び|スモールマウスバス,釣れる場所,ポイント,釣り方

スモールマウスバス探しで絶対に外せないキーワードは、ズバリ「流れ」と「ハードボトム(硬い底)」です。この2つが重なる場所を探すだけで、魚に出会える確率は飛躍的に高まります。

① テトラ帯(消波ブロック)

川スモール狙いで最もポピュラーかつ強力なのが、テトラ帯です。複雑な流れの変化を生み出し、エビや小魚といったベイトが豊富に溜まります。また、スモールが強い流れから避難して休憩する「ポケット」にもなります。

テトラの「際(きわ)」や、テトラによって生まれた「反転流(流れが逆巻いている場所)」をタイトに狙ってみましょう。

② 橋脚の「ヨレ」

川を横切る橋の柱(橋脚)は、一級のポイントです!

柱に流れが当たることで、その下流側に「ヨレ(流れが緩む場所)」が発生します。スモールはこのヨレに潜み、上流から流れてくる獲物を待ち伏せしています。

橋の影と流れのヨレが重なる場所は、真夏の日中などでも魚が供給される「黄金スポット」です。

堰(せき)の下・流れ込み

水が勢いよく落ちている場所や、支流が合流するポイントです。

水が叩きつけられることで酸素が豊富になり、魚の活性が非常に高くなります。特に夏場や雨上がりなど、水に動きが欲しい時はここ一択です。激流のど真ん中ではなく、そのすぐ横にある「少しだけ流れが緩んだ場所」にルアーを滑り込ませるのがコツです。

ここまで紹介したポイントは、いわば「スモールの教科書」的な場所ですが、実際の川ではさらに細かな状況判断が求められます。

「岸際のどこを歩けばいいのか?」「水位が変わった時はどうする?」といった、より踏み込んだ河川攻略のノウハウは、下記の記事で詳細に解説しています。併せてご覧ください↓

川スモール特有の”流す”という釣り方

湖(止水域)でのバス釣りに慣れている人が川のスモールマウスに挑む際、最も戸惑うのが「ルアーを動かしすぎてしまう」ことです。川のスモールをサクッと攻略するための最大のキモは、「流す」釣りにあります。

川に生息するスモールマウスバスは、常に上流から流れてくる獲物(川虫や弱った小魚)を意識しています。そのため、人間がリールを巻いて「不自然なスピード」でルアーを動かしてしまうと、一瞬で見切られてしまうことが多いのです。

「自ら動かす」から「流れに任せる」へ

川のスモール攻略で最も大切な考え方は、「ルアーを流れに同調させる」ことです。

まず、上流側にアップストリームにキャストします。狙いたいポイントよりも少し上流側へ=斜め上にキャストします。

長す釣りで肝心なのは、ラインメンディングです。リールを巻いてルアーを引っ張るのではなく、糸ふけ(ラインのたるみ)を取る程度のスピードで、ルアーが自然に転がり流れ漂うさまを演出します。

ここで「違和感」を消すことが大事で、流れと同じ速度で移動するルアーに対し、スモールは「あ、エサが流れてきた」と確信して深くバイトします。

この「流す感覚」をマスターすれば、他のアングラーが口を使わせられなかったスレた個体も、驚くほど素直に反応してくれるようになります。

最強メソッド「ドリフト」

この「流す釣り」を極限まで突き詰めたのが、ドリフト釣法です。 ただ流すだけではなく、流れの筋(流芯)から外してヨレに滑り込ませたり、ボトムの石にわざとコンタクトさせたりと、非常に奥が深いテクニックです。

「具体的にどうやって糸を操作すればいいの?」「扇状に探るってどういうこと?」と疑問に思った方は、ぜひこちらの詳細解説をチェックしてみてください↓

スモールマウス攻略のタックル

タックル|スモールマウスバス,釣れる場所,ポイント,釣り方

スモールマウスバスは、30cmクラスであっても同サイズのラージマウスより一段上の引きを見せます。さらに、川の流れが加わることでラインやロッドにかかる負荷は想像以上に大きくなります。

釣果を伸ばすためには、パワー負けせず、かつ繊細なバイト(魚の食いつき)を逃さないための専用タックルバランスが鍵となります。

スピニングタックルが基本

初心者から中級者まで、まずはスピニングタックルをメインに据えるのが正解です。 スモールが好む小型のワームや軽量なルアーを遠投し、なおかつ繊細なドラグ性能で強烈な走りをいなすには、スピニングが圧倒的に有利だからです。

UL(ウルトラライト)からL(ライト)クラス。ティップ(穂先)は繊細で、ベリーからバット(竿の胴から根元)にかけてはしっかり粘るものが理想です。

2000番から2500番クラス。特に「ドラグの滑り出しの良さ」が肝心になってきます。スモールの急な突っ込みでラインが切られないよう、信頼できるリールを選びましょう。

必ず獲るためのもっと深いタックル選び

「具体的にどのメーカーのどのモデルが自分に合っているの?」と迷う方も多いはず。スモールマウスの特性を熟知した上でのロッド・リールの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

感度、長さ、硬さ。リバースモールから湖のディープ攻略まで網羅した厳選ガイドになっています↓

スモールマウスバスのおすすめロッド

命運を分けるのはドラグ性能。スレたデカバスの突進を止めるための、最高の一台を見つけてください↓

スモールマウスバスのおすすめリール

必勝ハードルアー&ワーム

場所、ポイント選び、そしてタックル。ここまで準備が整えば、最後は魚に口を使わせる「ルアー」の選択です。

スモールマウスバスはラージマウス以上に目が良く、ルアーを見切るのが非常に早い魚です。一方で、自分のテリトリーに入ってきたものに対して猛烈にアタックしてくる攻撃性も持ち合わせています。ここでは、数あるルアーの中でも「これだけは持っておきたい」という必勝アイテムを絞り込んで紹介します。

スモールマウスバスのベイト(エサ)は、その場所によって「小魚(シャッドやミノー)」「エビ・カニ(甲殻類)」「川虫」など多岐にわたります。その時々の状況にアジャストさせるのが理想ですが、「どうしても1匹釣りたい!」という時に頼りになる最強のラインナップが存在します。

「反則級」に釣れるルアー

スモールマウスはその習性上、特定のルアーに対して異常なほど反応を示すことがあります。特に、マイクロサイズのプラグや、独特の波動を出すルアーは「餌よりも釣れる」と言われることもしばしばあります。

「今日は絶対にボウズで帰りたくない」「周りが釣れていない中で自分だけ引き出しを増やしたい」という方は、こちらの記事で紹介している“反則ルアー”を忍ばせておいてください。

▶ [スモールマウスバスの反則ルアーおすすめ]

投げて巻くだけ、あるいは放っておくだけで魚を連れてくる。そんな反則級のアイテムを厳選しました。

川スモールには「エサ」に近いワームも!

特に河川での釣りにおいて、ワームの選択は釣果を左右する最大の要因です。強い流れの中でも姿勢を崩さず、スモールの好む「エビ」や「ボトムを這う小魚」をリアルに演出できるかどうかが分かれ目となります。

川スモール独特の「ドリフト」にも対応し、スレた個体にも思わず口を使わせる至高のワームガイドがこちらです↓

▶ [川スモールマウスの最強ワーム厳選ガイド]

定番のカットテールから、川特有の複雑な流れを味方につけるホッグ系まで。現場で本当に実績のあるワームだけを紹介しています。

スモールマウスバスの未来を守る

スモールマウスバス釣りは非常に楽しいものですが、日本国内では「特定外来生物」に指定されています。

釣れた場所によってはリリースに関する厳しいルールがあること、そして何より「他の水域へ生きたまま持ち運ばない」というルールは絶対です。この素晴らしいファイターと長く遊び続けられるよう、ルールとマナーを守って、最高の一匹を手にしてください!

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