シーバスロッドの初心者向けおすすめのご案内ページです。
僕自身が始める前に悩んだり失敗した経験を活かし、これからシーバス釣りをはじめる初心者に最適なロッドの選び方をわかりやすく解説し、
それらの条件に見合った厳選した初心者向けのシーバスロッドをご紹介します。
シーバスロッド、最初の1本のお悩み解決
シーバス釣りを始めようと思ってロッドを探してみたものの、種類の多さに戸惑っていませんか？
長さ、硬さ、価格、メーカー……。釣具店やネットショップを見れば見るほど、「結局どれを選べばいいの？」と迷ってしまう初心者の方はとても多いです。
実際、シーバス釣りは最初のロッド選びで楽しさが大きく変わる釣りでもあります。よくあるのが、「とりあえず安いロッドでいいか」と選んだ結果、ルアーが投げにくかったり、すぐに疲れてしまったりして、釣りそのものが楽しくなくなってしまうケースです。
反対に、最初から扱いやすいロッドを選べば、キャストも決まりやすく、シーバス釣りの面白さをすぐに実感できます。
とはいえ、初心者のうちから細かいスペックや専門用語を完璧に理解する必要はありません。シーバスロッド選びには**「これだけ押さえておけばOK」という無難な基準**があり、その条件を満たしていれば大きな失敗はほぼ避けられます。
この記事では、これからシーバス釣りを始めたい初心者の方に向けて、
・ロッドの基本的な選び方
・初心者が扱いやすい長さや硬さ
・迷ったときの無難な考え方
をできるだけ分かりやすく解説していきます。そして後半では、そうした条件をすべて満たした初心者向けに本当におすすめできるシーバスロッドを厳選して紹介します。
「まずはロッドを揃えて、早くシーバス釣りを楽しみたい」そんな方が、この記事を読み終えたあとに迷わず1本を選べることを目標にしています。難しく考えすぎず、まずは一緒にシーバスロッド選びの基本から確認していきましょう。
初心者が知っておきたいシーバスロッドの基本
シーバスは河川や港湾、サーフなど、比較的広い場所で狙うことが多い魚です。そのためシーバスロッドは、ルアーを遠くまで投げやすく、なおかつある程度のサイズの魚にも対応できるように設計されています。この「飛ばしやすさ」と「安心感」のバランスが、シーバスロッド最大の特徴です。
特化せず幅広いルアーに対応できるものを選ぶ
シーバス釣りではミノーやバイブレーション、ワームなど、さまざまなルアーを使います。シーバスロッドは、こうしたルアーの重さや種類の幅が広く、1本で色々な釣り方に対応できるのも初心者に向いているポイントです。
他の釣り種との代用は!?
「バスロッドやエギングロッドで代用できないの？」と思う方もいるかもしれません。確かに釣れないことはありませんが、ロッドの長さやパワーが合っていないと、キャストが不安定になったり、ルアー操作がやりにくくなったりします。
最初の1本だからこそ、無理に流用せず、シーバスロッドを選ぶ方が結果的に楽しく、上達も早いです。
初心者におすすめのロッドの選び方
長さ
初心者が最初に選ぶなら9.0～9.6ft前後のロッドが無難です。この長さは、シーバス釣りで最もスタンダードとされており、さまざまなフィールドに対応できます。9ftのロッドがおすすめな理由はとてもシンプルです。
まず、ルアーを投げやすく、十分な飛距離を出しやすいこと。河川や港湾部では、あと数メートル飛距離が伸びるだけで、届くポイントが大きく変わることも珍しくありません。長すぎず短すぎない9ft台は、初心者でもキャストが安定しやすいバランスの取れた長さです。
一方で、8ft台の短めロッドは取り回しが良い反面、飛距離が出にくく、初心者には少し物足りなく感じることがあります。逆に10ftを超えるロッドは、遠投性能は高いものの、重くて扱いづらく、長時間使うと疲れやすいというデメリットがあります。「最初は釣り場が決まっていない」「河川も港もどちらも行ってみたい」という方にも、9ft台は非常に便利です。
1本で幅広いシチュエーションをカバーできるため、最初の1本として失敗しにくいと言えます。もちろん、慣れてきたら釣り場に合わせて長さを使い分けるのも楽しいですが、それはもう少し経験を積んでからで十分です。
初心者には9.0ft～がおすすめ
8ft台だと釣り方によっては物足りなく感じる場面も
9.6ftを超えると慣れが必要
タイプ(硬さ)
初心者が最初に選ぶなら、**ML（ミディアムライト）かM（ミディアム）**を選んでおけばまず失敗しません。
MLはやや柔らかめで、軽めのルアーも投げやすく、魚が掛かったときにバラしにくいのが特徴です。キャスト時にロッドがしっかり曲がってくれるため、力を入れすぎなくてもルアーを飛ばしやすく、初心者でも扱いやすい硬さと言えます。
一方、Mはシーバスロッドの中でも標準的な硬さです。ミノーやバイブレーションなど、使用頻度の高いルアーを幅広く扱え、流れのある河川やサイズの良いシーバスにも安心して対応できます。
「最初から少しだけ余裕を持たせたい」という方にはMもおすすめです。
逆に、MH以上の硬いロッドは、重たいルアーや大型の魚を想定したモデルが多く、初心者にはやや扱いづらく感じることがあります。ルアーが飛ばしにくかったり、操作が難しく感じたりすることもあるため、最初の1本としてはあまり向いていません。
迷ったときは、「よく使われている」「標準的」という基準で選ぶのが一番です。MLかMを選んでおけば、シーバス釣りの基本的なルアーはほぼカバーできます。
初心者はMLまたはMから
テーパー(調子)は気にしすぎなくてOK
ロッド選びを調べていると、「ファーストテーパー」「レギュラーテーパー」といったテーパー（調子）という言葉を目にすることがあります。これはロッドの「どの部分がよく曲がるか」を表したものですが、初心者のうちはそこまで神経質になる必要はありません。
なぜなら、市販されている初心者向けシーバスロッドの多くは、誰でも扱いやすいバランスに設計されているからです。キャストしやすく、ルアー操作もしやすい、いわば「無難で使いやすい調子」に仕上がっています。
もちろん、テーパーによって細かな使い心地の違いはありますが、その違いをはっきり感じられるようになるのは、ある程度釣りに慣れてからです。最初の1本では、「長さ」と「硬さ」が合っていれば十分シーバス釣りを楽しめます。初心者のうちは、深く考えすぎず、扱いやすさ重視で選びましょう。
初心者向けは安いシーバスロッドでいい!?
ロッドの長さや硬さがある程度イメージできてくると、次に気になるのが価格帯ではないでしょうか。シーバスロッドは数千円のものから数万円を超えるものまで幅広く、「安い方がいいのか、それとも少し奮発すべきなのか」と悩むポイントでもあります。
初心者の方にまず伝えたいのは、高級ロッドを無理に選ぶ必要はありません！
確かに高価なロッドは軽さや感度に優れていますが、その違いをしっかり体感できるのは、ある程度釣りに慣れてから。最初の1本としてはオーバースペックになりがちです。
あまり安過ぎるものはおすすめ出来ませんが、そこで初心者におすすめしたいのが、1万円前後～2万円以内の価格帯です。このクラスになると、軽さやバランスが大きく改善され、キャストのしやすさも格段に良くなります。耐久性も十分で、最初の1本として長く使えるモデルが多いのも特徴です。
また、この価格帯は各メーカーが力を入れているゾーンでもあり、選択肢が非常に豊富です。
定番モデルや評価の高いロッドが揃っているため、「失敗しにくい」という点でも初心者向けと言えます。
これまでの初心者向けシーバスロッドの条件まとめ
ここまで解説してきた内容を、初心者向けに分かりやすくまとめておきましょう。最初の1本として選ぶシーバスロッドは、難しく考える必要はありません。
無難な条件は、
・長さ：9.0～9.6ft
・タイプ：ML～M
・価格帯：1万円前後～2万円以内
この3点を押さえておけば、シーバス釣りを始めるうえで大きな失敗はほぼありません。
河川や港湾など、さまざまなフィールドに対応でき、ミノーやバイブレーションといった定番ルアーも問題なく扱えます。
実際、市販されている初心者向けシーバスロッドの多くは、この条件を基準に設計されています。
あとは「どれを選ぶか」だけです。
シーバスロッド初心者向けおすすめ
これまでの条件をすべて満たし、初心者が安心して選べるシーバスロッドを厳選して紹介します。「これを選べばまず間違いない」という視点で選んでいるので、ぜひ自分に合う1本を見つけてみてください。
OGK ソルトバサー SG-4 SBS496ML
軽量ミディアムライト設計で幅広いルアーに対応するシーバスロッド。オールラウンド性能が魅力で、港湾部や河川など様々なフィールドで楽しめます。軽量感があり、初めての一本にも扱いやすいスタンダードモデルです。
メジャークラフト ファーストキャスト シーバス FCS-902ML
初心者にも優しい価格と操作性を両立したモデル。軽めのルアーを中心に扱いやすく、キャストやルアー操作の練習にも最適です。初めてのシーバスゲームでも安心して使えるおすすめシーバスロッドです。
ポチップ
メジャークラフト NEWソルパラ シーバスゲーム SPSB-902ML
ライトからミディアムウェイトのルアーに広く対応する万能タイプのシーバスロッド。オカッパリからウェーディングまで楽しめ、粘りのあるブランクで掛けた魚をしっかりキャッチ。コスパ重視で選ぶ初心者にもおすすめ。
ポチップ
シマノ ソルティーアドバンス ショアモデル シーバス/サーフ S90ML
サーフから河川まで扱いやすい汎用性が魅力のシーバスロッド。シマノ独自の設計で軽快なキャストフィールと安心感ある曲がりを両立し、初めてシーバスを狙う方でもストレスが少ないおすすめモデルです。
ポチップ
シマノ ムーンショット S90ML
初心者向けに設計された汎用ロッド。軽量ルアーから中量級まで対応し、キャスト〜巻きまでのシーバスにも操作性が良好です。初めての1本として選びやすく、エントリーユーザーにも扱いやすい設計で安心感があります。
ポチップ
シマノ エンカウンター S90ML
シーバスゲームの入門用として人気の高いモデル。扱いやすい長さと軽さで、幅広いルアーに対応し、港湾部や河口域など初歩的な釣り場で活躍します。初めてのロッドを選ぶ初心者にも評価が高いモデルです。
ダイワ シーバスフラットX 90ML
港湾部や河川などのオールラウンドな釣りに対応するシーバスロッド。ブレーディングX構造によりネジレを抑え、キャスト性能と操作性を高めています。エントリーユーザーでも扱いやすく、シーバス釣りの幅を広げてくれるモデルです。
ダイワ スカイハイ 90ML
初心者でも軽快に扱える90ML設計のシーバスロッド。カーボンモノコックリアグリップ搭載で感度と操作性が向上し、キャストが楽になります。シーバスだけでなくフラットフィッシュやライトショアジギにも対応できる汎用性の高さが魅力です。
アブガルシア クロスフィールド XSFS-932ML
幅広い釣りに対応するマルチユース設計の初心者向けロッド。軽量で扱いやすく、ミノーからバイブレーションまで違和感なく使え、様々な釣り場で楽しめます。初めてのシーバスロッドとしても安心できる一本です。
ポチップ
アブガルシア ソルティースタイル シーバス STSS-962ML-KR
初心者が手に取りやすい価格帯ながら、湾岸や河口域まで幅広く対応するシーバスロッドです。ミノーやスピン系ルアーにもしっかり対応し、操作性と扱いやすさを両立。初めての一本に選びやすいおすすめモデルです。
ポチップ
釣れる1本を選んで、シーバス釣りを楽しもう
シーバスロッド選びは、最初こそ難しく感じますが、実は押さえるポイントはとてもシンプルです。長さは9ft、硬さはML～M、価格帯は1万円前後～2万円以内。この基準を知っていれば、初心者でも安心して1本を選ぶことができます。
大切なのは、「完璧なロッド」を探すことではなく、まずは扱いやすい1本でシーバス釣りを始めてみることです。実際に投げて、巻いて、魚を掛ける。その体験の中で、自分に合うスタイルや好みが少しずつ見えてきます。
今回紹介したおすすめロッドは、どれも初心者が最初の1本として選んでも後悔しにくいモデルばかりです。気になるロッドが見つかったら、あとはルアーとリールを揃えて、ぜひフィールドへ出掛けてみてください。
シーバス釣りは、始めたその日からワクワクできる釣りです。最初の1本を手にした瞬間から、あなたのシーバスフィッシングはもう始まっています。ぜひお気に入りのロッドと一緒に、シーバス釣りの楽しさを味わってみてください。
