簡単に魚拓ができるデジタル魚拓のおすすめのサービスをご紹介します。
昔は墨と和紙で作っていたものを今はスマホで写真一枚とってしまえばOKに!気になるお値段やわざわざ釣り具屋さんに行かなくてもできるオンラインサービスと携帯ひとつで出来るアプリ、
近くの釣り具店に持ち込み作ってもらうデジタル魚拓サービスをお伝えします。
魚拓ってそもそもなに?

魚拓(ぎょたく)とは、魚を釣った後に、魚の形状や特徴を残すための方法です。
その方法は墨や絵の具を魚に塗っていき
湿った布や和紙を魚の体に押し付けて広げ、鱗や骨格、鰭の形などを、使って精密に転写していく方法がとられていました。
これにより、魚の外見や特徴を保存することができます。
釣果をアングラー本人が釣りあげた実寸大の魚の大きさを記録として残すために利用されます。
また、魚の種類や大きさ、色彩などを研究し、識別や分類にも役立せるために利用もされます。
ただし、JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)などの公式の記録担保として魚拓を使うことはできません。
その場合には協会が定める記録が証明できる規定に基づいて釣果を残しましょう。
デジタル魚拓とは

デジタル魚拓とは、これまで魚の個体そのものに塗料と紙を用いてつくっていた魚拓をスマホなどで撮影したデジタル写真から生成する魚拓のことをいいます。
基になるものがデジタルデータなので、その場所に行かなくてもスマホやPCさえあればそれらを送信、必要な情報を入力するだけで作成してくれる便利なものがデジタル魚拓サービスといわれるものです。
作成後に指定した住所へプリントアウトされた魚拓が届きます。またオプションで額縁などに入れてくれるサービスを提供しているところもあります。
現在ではアプリまであり、ネット上でデータの送信のみで申し込みができるサービスが主流になりつつあります。
これらのデジタル魚拓だと、魚そのものの個体は必要ではないので例えばバス釣りなどキャッチアンドリリースの釣りでも計測と写真さえ撮っておけば魚拓が可能になります。
近所にある一部の釣り具店でも行っていますが、それら実店舗の釣り具店は店へ足を運んでくれなければ営業がなりたたないので、魚本体を持ち込む必要があるなど少し不便です。
デジタル魚拓の値段相場
デジタル魚拓の値段は魚のサイズに合わせた用紙サイズとカラーか白黒か、また用紙を保管性に優れたターポリンなどにプリントもしてくれるところなどでは値段が大きく変わってきます
たとえば25センチ以内のA4サイズの普通紙で通常プリントだと1980円~5000円前後
80センチクラスの大型サイズの魚だと、同じ条件だと5000円前後~約9000円と
サイズだけでも大きく開きがあります。
オンラインデジタル魚拓おすすめサービス
デジタル魚拓サービス【Re:Fish】

デジタル魚拓に革命的なサービスをもたらした今や大物相手のアングラーに大人気のRe:Fish(リフィッシュ)。
カッコイイデザインはもとより、リーズナブルな料金設定にも定評があります。
また和紙だけでなく水をはじきタペストリーなどとしても使用できる素材も用意されており
追加料金を払うことで釣った際に使用したルアーやタックルなどもデザインに含むことができるなど
豊富なオプションも魅力です。
料金:1980円~
納期:約10日
公式HP:デジタル魚拓サービス【Re:Fish】
デジタル魚拓サービス【魚墨】

デジタル魚拓サービス【魚墨】(ぎょぼく)は魚拓本来の和紙や墨に近い質感をだせるサービスです。
また、手持ちで魚の一部が隠れていたり、ひれが閉じていたりしたものでも修正を行い、追加してくれます。
そのほかにも額縁などのオプションがあります。
料金:墨=4980円~、カラー5280円から
納期:
公式HP:デジタル魚拓サービス【魚墨】
デジタル魚拓作成【studio bell&joy】

釣り好きな芸能人として知られる哀川翔さんなどが利用していることで知られるstudio bell&joy
紙プリントのほか、ターポリンから、アクリル板魚拓も作成してくれます。
またスマホケース用や、Tシャツの印刷も仕立ててくれます。
料金:3500円~(フレーム代、送料別)
納期:
形態:用紙ほかターポリン素材、アクリル板が選択可能。またスマホケースや、Tシャツも可。
公式HP:デジタル魚拓作成【studio bell&joy】
デジタル魚拓印刷サービス【ドゥプリント】

信頼のあるオンラインプリントサービスを提供している印刷さんの魚拓印刷サービス
在籍するデザイナーさんが、魚種に合わせて最適なレイアウトで作成。
釣り人は写真データと場所や釣った人の名前等の釣果情報を送るだけ!
もう、写真で墨の渋い魚拓ができるなんて、今の時代すごい技術ですね。
料金:9900円
納期:
形態:不織布印刷、モノクロorカラー
公式HP:デジタル魚拓印刷サービス【ドゥプリント】
デジタル魚拓 アプリ
デジタク-電子魚拓作成アプリ

スマホから簡単に釣果写真の自動切り抜きをして、モノクロ(墨絵風)を選択でき、もちろん魚種名や日付を記録でき、背景も用意された種類から選べます。
他のオンラインほどのクオリティは望めませんが簡易的な自分だけの釣果記録を手軽に残せます。
過去にデジタル魚拓【GyoTake】というアプリが存在していたようですが、iphoneのAPPストアや、Android用にGoogle playには登録されておらず現在は何か怪しいサイトからしか拝見できていないのでもう廃盤かそもそも機能していないものだったのかもしれませんから
深追いするのは控えておいたほうがよさそうです・・・。
持ち込み型デジタル魚拓サービス
【かめや釣り具】デジタル魚拓

全国のかめや釣具の店舗で、釣れた魚を持ち込んでやってもらうデジタル魚拓サービスです。
墨風からフルカラーで影あり、影無し、磯などの背景をつけてくれたりできます。釣れた魚を持ち込みますが、その場ですぐに持ち帰れるので魚は傷みません。
また、こちらでは墨風、カラー写真風のふたつを比較検討させてくれるサービス(PC画像確認のみ・別料金)もあります。
料金:Sサイズ2500円~XL6000円、XL以上は+5cmごとに200円+
オプション:ルアー・タックルの配置、傷、欠けの修正等(1500円)、デフォルト以外のレイアウト(300円)
公式HP:かめや釣り具デジタル魚拓
【釣り具のポイント】オリジナル デジタル魚拓サービス

釣り具のポイントの店舗で行われているデジタル魚拓サービスです。
一番小さいサイズは30cmクラスの魚から、1mx2mの大物サイズまであるなど、サイズが豊富なことと、一枚に複数魚を入れて作成(別料金)などもあって、お子さんやご家族で釣りを楽しんだ思い出つくりにも気軽に理由できる細やかなサービスが魅力です。
料金:A3(~32cm)2980円~大物2mx1.1m=8500円 以上は要相談
オプション:ルアー配置、傷、欠けの修正等(1100円)、タックル名表記(550円)
公式HP:【釣り具のポイント】オリジナル デジタル魚拓サービス
まとめ
この章ではデジタル魚拓サービスについておすすめをご紹介してきました。釣り人にとって狙った魚の想像以上に大きなサイズが釣れた時ほど、記録に残しておきたいものです。
そうした時に簡単に写真からでも作成が可能なサービスはとても便利です。そのまま近くの釣具店に持ち込んでもいいし、帰宅後にオンライン上で申し込めば簡単にできるほか、今ではアプリもあって墨絵風の昔ながらの簡易的な魚拓写真が無料で入手できるようになっているので、予算や時間にあわせてサービスを選んでご利用ください。


