感度とパワーを併せ持つこれぞチニングにおいて最強リール(当社比…汗;)!
念願のヴァンキッシュをやっと購入しました。
高くて…ずっと躊躇していた念願のリールを新調することに。
出たときすぐに現物を触ってみて「この巻き心地も含めた軽さはチヌの繊細なアタリを感知する感度に直結するはず!」だと感じていてこのたびやっと手にすることになったので、お披露目も兼ねてインプレします。
16ヴァンキッシュ2500Sインプレ
●自重の軽さ

とにかく持った時の第一印象は軽い!!それしか言葉が出てきません!
リールの軽さは感度に直結すると思っていると言ってしまうと、昔はなんでも重たいリール一つで釣っていたベテランさんに怒られそうだけど・・・この2500S番でなんと180gしかない(当時はこれでも軽かった。)
手元に重心を近づけたGフリーボディという独自の構造が実際の重さよりも体感レベルでさらに軽く感じさせてくれるらしいです。
●巻き心地 (マグナムライトローター)

シマノ特有のヌメヌメとした滑らかな巻き心地がさらに進化しもっとヌメヌメというかサラサラ!?とした巻き心地は軽さと剛性感を両立させた新しいマグナムライトローターが採用されておりこれらが一役買っていると思われます…たぶん。
手にした時の軽さと相まってシマノのいう「巻きの軽さはここまできた!」、「自重を超える軽量感。」という説明にも納得がいきます。
ドラグ

僕は3000番も使用していますが総じて軽くて、サラサラした巻き心地などは貧弱な感じがして剛性に不安感を抱くもので…僕も最初はそう感じてましたが、そのもう一つのリールでシーバス70㎝クラスを掛けた時にそんな不安は一気に吹っ飛びました。
ドラグもパワフルでいてスルスルした感じで、ドラグを使いながらもラクラク寄せることができました。
巻き心地が軽いので、ホント「ラクラク寄せる」というのが最も適した表現だと思います。
ハンドル

ハンドルノブが2500番より小さいのから平型スリムノブになっています。
(3000番からはT字ノブでハンドルの長さが5mm単位で長くなる)
T字の部のほうが握った時に力がはいりやすいけど、最近のシマノのベイトリールもほぼこの形でハンドルは交換してもノブはこのまま使っているのでそれほど気にならないです。
むしろ2000番クラスの番手ならばこちらのほうが使い勝手いいかもです。
見た目

フェチなので(笑)後ろから撮ってみました。後ろから見てもやっぱりカッコイイ!
前作のヴァンキッシュの黒を基調としたメタル感も渋いと思っていたけど、ゴールドと紺の配色も高級感があり、伝統的なステラのようなカギ爪跡!?のような彫刻がまた大人な雰囲気で◎。
所有欲まで満たしてくれそう。
ラインストッパー

16ヴァンキッシュは総合的にみてほんとに良くできているのでおすすめですが、ただ一点だけ…ホントちょっとだけ気になるところがあります。
それがここ!ラインストッパー!
矢印みたいな形状になっているのだがこれが今イチ・・・
ひっかけた時の取れにくさを考慮してのこの形なのだろうけど、これがまたラインを通しにくくしかも、一度掛けたら取りにくいww
夜の釣行のときにちょっとイライラする。ま~どうでもいいけど。
16ヴァンキッシュでチニングに最適な番手

ズバリ2500Sだと思います!
使うPEラインも0.6がメインとなるとスプールはS(シャロースプール)がいいし一つ上の3000番だとスプール径が少し大きく最大ドラグも上なのだがチニングには少々オーバースペック(実釣してそれほどかわらないかもしれないけど)
しかもゆっくりボトムを切らさずに巻くのはやはりハイギアよりノーマルギアのほうがいい。
これも、ハイギアならそれなりの使い方でゆっくり巻いてくればいいとかいう話ではない。
私の主観的な意見だが、リールとロッドだけは「大は小を兼ねない」ということ。
逆はあり得る。ライトタックルでチヌがかかるといったことはよくある話だが、大型狙いでメバルが釣れたという話はあまり聞かない。オーバースペックのもので小さい魚を寄せるための動作は苦手ということを覚えておいてほしい。
シマノ 16ヴァンキッシュ 2500S
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