船釣り用の電動リールのおすすめをご紹介します。
大きいサイズのターゲットや数釣りをしようと思うと船に乗り沖へ出て釣る船釣りがよく、オフショアの船の真鯛やイカ、タチウオ、ヒラメ、根魚、青物までの釣りは電動リールが盛んに使われています。
選び方から、目移りしてしまいそうになる実績十分の選りすぐり最新電動リールのおすすめをご案内いたします。
船釣りで電動リールが普及している理由
【疲労軽減】
電動リールを使うような船釣りでは真下に落とす落とし込みやバーチカルジギングから、底の奥深くから斜めに引いてくる釣りで巻いてくる距離が長いです。
また、60cmを超える大鯛やタチウオのドラゴンなど比較的大きな魚を釣りあげることももあり、引きを強く感じることがあります。手動のリールで大物を釣ると、長時間のリーリングやリールを巻き上げることが必要です。
電動リールは、このような負担を軽減し、釣り師がより短時間で多くの魚にコンタクトすることが可能になります。
【回収が楽ちん】
船からの釣りは深場を攻略する釣りです。深い水深で釣る必要があります。深海釣りでは、魚を引き上げるために多くの力と時間が必要ですが、電動リールはこの作業を効率的に行うのに役立ちます。
誘いや引いてるときは底からタナまでを往復させるだけでいいですが、魚を掛けてからと、エサの付け替えのときの回収がスムーズになりより肝心な釣りの時間を多くとれるようになります。
【操作が簡単】
電動リールは力を必要としないため、体力や経験に自信のない釣り師にも釣りの機会を提供します。これにより、初心者の方はや高齢の方など体力に制約のある人にとっても、長時間のリーリングの繰り返しによる負担が減らせるため幅広い年齢層の人々が船釣りを楽しむことができます。
ただし、電動リールは高価であることがあり、一部の釣り師には手動のリールを好む人もいます。また、釣りの楽しさと挑戦を追求する人にとっては、手動のリールを使用することが魅力的であることもあります。したがって、電動リールの利用は個人の好みやニーズに依存する要素も含まれています。
電動リールを使うときの注意点
【バッテリー依存】
電動リールはバッテリーで動作するため、バッテリーが切れた場合や充電が不足した場合に使用できなくなるリスクがあります。長時間の釣行や深海釣りの場合、電源を開放してくれていない遊漁船では充電装置なども持参する必要があります。
【楽しさが半減】
これはルアーマンに多いと思います、魚を釣る目的だけでなくそれまでの落としてテンヤやジグにアクションを入れたりしながら巻いてくる一連の動作をまでを楽しみたいタイプのアングラーはその楽しみが半滅してしまいます。
電動リールを使用すると、釣りの一部であるリールを巻く楽しみや魚との力強い闘いが減少します。一部の釣り師にとって、手動のリールを使うことが釣りの本質であると感じることがあります。
【電気系統のメンテナンス】
電気系統が関わるためそれらのトラブルが起こることもあり得ます。
電動リールは技術が進化しているため、機器の操作や保守に関する知識もある程度は必要であり、トラブルが発生した場合、修理やトラブルシューティングにも知識と時間が必要です。
【重くなる】
一部の電動リールは手動のリールよりも大きく重いことがあり、釣り用具の持ち運びに制約を与えることがあります。特に移動が多い釣り師にとっては、携帯性が問題になることがあります。
【高価であること】
電動リールは手動のリールに比べて高価です。購入費用やメンテナンス費用が高くつくことがあります。これは予算に制約のある釣り師にとって問題になることがあります。
これらのデメリットは、個々の釣り師の好みやニーズに依存し、どのタイプのリールが最適かは個人によって異なります。釣りの目的やスタイルに合わせて、手動リールと電動リールを選択する際に検討しておきましょう。
電動リールのおすすめ
近海のターゲットを中心とした船釣りに適した小型、軽量な電動リールを主に厳選しました。
どれも実績十分の釣れるリールの名機で、目映りしてしまいますが、この中からお気に入りの一台を見つけさえすれば、あとはご自身次第で釣果は約束されているようなものではないでしょうか。
ダイワ 21シーボーグ 300J / 300JL
レオブリッツとの違いはマグシールドの防水機能がついてること。モーターの違いはあれど最大巻き上げ力と巻上速度はメーカーの公表値は同じでほぼ互角。
渋いブラックに統一されたデザインも二重丸。こちらもDIWAアプリとの連携したモバイルセッティングが可能な新タイプ。
| 自重(g) | 560 | 最大ドラグ(kg) | 16 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 70 | 巻糸量(m) | PE/1.5-450 |
| ベアリング数 | 12/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 150 |
ダイワ 23レオブリッツ 200J / 200JL
タチウオテンヤや真鯛、ヒラメ、甘鯛、アジ、イカや根魚に対応できるライトモデルの200番サイズ。BRITZモーターと、液晶カウンター、デプスアラームなど基本性能はそのまま。
手動の際も滑らかな巻き心地を実現。電動使用時とは別にカウンターに表示付き。モバイルセッティング対応機種。
| 自重(g) | 480 | 最大ドラグ(kg) | 16 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 55 | 巻糸量(m) | PE/1.5-450 |
| ベアリング数 | 12/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 150 |
ダイワ 23レオブリッツ 300J / 300JL
軽量化と最大巻き上げ長70cmで、ドラグは最大で13kgという2023年の最新電動リール。アングラーの意のままに動作を伝達能力に定評のあるBRITZモーター搭載。
DAIWAアプリをご自身の携帯に入れペアリングすることでアプリでメンテナンス管理や機能の設定ができるという超先鋭的な次世代型。
| 自重(g) | 540 | 最大ドラグ(kg) | 13 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 70 | 巻糸量(m) | PE/3-400 |
| ベアリング数 | 12/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 145 |
ダイワ 23レオブリッツ S500JP
イカ、タチウオから大型青物やキンメやムツなど中深部までの深海を探れるパワーを持ち、コストパフォーマンスにも応えるハイパワーモデル。北海道ではマダラやアキアジなどにも実績あり。
1台でイカからタチオウ、根魚~ブリクラスの青物まで狙いたい方におすすめです。
| 自重(g) | 800 | 最大ドラグ(kg) | 16 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 55 | 巻糸量(m) | PE/5-400 |
| ベアリング数 | 8/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 135 |
ダイワ 24シーボーグ 100J / 100JL
タチウオテンヤやタイラバ、ヒラメ、カワハギ、イカメタルやアジなど基本的なターゲットはこれ1台でOK。軽量コンパクトなエアーモンスター仕様。近海ターゲットにおいて軽さは正義です!
| 自重(g) | 375 | 最大ドラグ(kg) | 7 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 54 | 巻糸量(m) | PE/1.5-200 |
| ベアリング数 | 13/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 130 |
ダイワ シーボーグ G200J / G200JL
G=高耐久3年保証のモーター搭載&感度にも貢献する軽量化が図られた人気のシーボーグ200Jをさらに進化させたタフモデル。シャクリモードにすれば電動ジギングにも対応!
ある程度のパワーと、耐久性を求めるならこちら。もちろんアプリとの連携でモバイルセッティングも可能。
| 自重(g) | 520g | 最大ドラグ(kg) | 10 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 65 | 巻糸量(m) | PE/1.5-450 |
| ベアリング数 | 14/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 155 |
ダイワ シーボーグ G300J / G300JL
こちらも高耐久モーターを搭載したシーボーグGの、タチウオやイカ、真鯛はもちろん、ブリやカンパチ~ビンチョウ、キハダにも対応した300番。クエ(アラ)などの大型根魚にも対応しています。
| 自重(g) | 575g | 最大ドラグ(kg) | 16 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 83 | 巻糸量(m) | PE/4-300 |
| ベアリング数 | 18/1 | 常用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 146 |
シマノ 21フォースマスター 200 / 201
パーミングしやすい形状の上にリール上部に設置されたタッチドライブにより両手を使わずしてもアングラーの意のままにスピード調整、
ロック、アンロックがとても容易でありこの操作は群を抜いてます!!
シマノの技術!?液晶にファインドットLCDにより日中の日射しの当たる中でも見えやすさは抜群にいい。
| 自重(g) | 395 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 66 | 巻糸量(m) | PE/1.5-150 |
| ベアリング数 | 9/1 | 実用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 148 |
シマノ 20フォースマスター 600
200のパーミング時の握りやすさやタッチドライブや画面の見やすさはそのままにさらに頑強になったイメージのフォースマスター600
シマノ魚探アプリ「探見丸」と接続可能で船釣りの可能性が一段とアップします。
もちろんタチウオ釣りに欠かせないカウンターやフォールレバーは当然搭載されています。
| 自重(g) | 490 | 最大ドラグ(kg) | 10 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 67 | 巻糸量(m) | PE/2-300 |
| ベアリング数 | 8/2 | 実用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 148 |
シマノの電動リールと連携できるアプリ【探見丸】
その他の釣りに役立つアプリは↓
タチウオの電動リールで安いおすすめ
タチウオ釣りをするのに電動リールの良さは十分理解していて欲しいけど高くてて中々手が出せないという人に!タチウオ釣りにおすすめの安い電動リールのおすすめがこちらです。
シマノ 19プレイズ 600
高価である電動リールの中ではシマノのミドルクラスに位置するブレイズは故障が少ないことでも定評のあるシマノ電動リールの優れた基本性能はそのままに、釣りすることだけに絞って余分なものを排除してプライスダウンさせたもの。
出来るだけ予算は抑えたいが、信頼のある製品をお探しの方におすすめ。
| 自重(g) | 470 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
|---|---|---|---|
| 最大巻き取り長(cm) | 59 | 巻糸量(m) | PE/2-300 |
| ベアリング数 | 5/1 | 実用巻上速度 (m/分)1kg負荷 | 155 |
中古はおすすめじゃない!?
タチウオ釣りの電動リールを中古で購入することにはいくつかのリスクがあります。
一番懸念されるのは電気系統の状態の不確実性です。使用されてきたものであるため、その状態は一概にはわかりません。機械的な部品の摩耗や故障が隠れている可能性があり、購入後に修理や交換が必要になることがあります。
中古の電動リールは前の所有者がどのように扱っていたか不明です。不適切な使用や保管条件の悪さにより、リールに潜在的なダメージが蓄積されている可能性も否定することはできません。
したがって、タチウオ釣りの楽しさを最大限に引き出すためには、信頼性の高い新品の電動リールを検討し、長期的な投資として考えることがおすすめです。新品のリールは性能が高く、安心して使用できることが保証されています。
電動リールを手にして本格タチウオ釣りを味わおう!
タチオウ釣りで電動リールを使い始めるともう手動リールでの釣りには戻れません!釣り初心者の方やエサ釣りを主にやられている方は特にこの傾向が強く出ます。
電動リールの魔法に魅了され、タチウオ釣りがこれほど楽しく簡単になるなんて信じられません。電動リールを手にすれば、一瞬のうちに糸を巻き上げ、大物タチウオを楽々と釣り上げることができます。
もはや釣りの楽しみが倍増し、竿を振る楽しみだけでなく、釣果を堪能する喜びも増します。電動リールの力強いサポートを受け、釣りの魔法を体験しませんか?一度試すと、手放せなくなること間違いなしです!
タチウオに適している手巻きリールはこちらのページでおすすめをご紹介しています↓
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