夜のサーフでシーバスやフラットフィッシュを釣るための注意点と必須アイテム

どうして難易度が高いというのか?

それは狙いやすさと釣りやすさという点で見て同じ夜でもほかの河川や港湾部の釣りとは、いろんな状況が異なるから、いつも通りにやみくもにランガンを繰り返し、非常に確率が低くなんといっても疲れるしキケンもいっぱいです。

身体だけ酷使してまったく釣れないという悲惨なこともありえます(経験済)

目の前は大海原といった状況でどこをどう狙っていくのかその場の地形の確認やその時の風や波足の長さなど…。いろんな状況が複合的に合わさってやっと「釣れる」ようになるのが夜のサーフゲームです。

そんなサーフで夜に釣果を出すための押さえておきたい大事な点をまとめました。

夜のサーフゲームで注意すべきお約束3つ

注意すべきお約束3つ|夜のサーフゲーム

①明るいときに下見(特に干潮時の底の地形)

ページの最初に貼ってある画像をもう一度見てください。

これは海岸沿いに外灯や建物の明かりがたくさんある場所で、こういった場所はほとんどが海水浴場だったりする場所なので、シーバスやフラットフィッシュを狙うような場所ではこのように夜でも明るい場所なんて、そう多くはないのが現実。

実際にはこんな感じ…↓

夜の視界が狭いサーフ|夜のサーフゲーム

自分で身に着けているライトを照らして半径2~3mくらいが限界。
遠く離れた場所に誰か人がいても物影が見えるくらいで近づいて来るまでわからない。(これがけっこう怖いw)

てなわけで、夜のサーフは水面とか波とかサラシの状態とか見えにくい。それならまだしも遠浅なのか、すぐ近くからエグれている場所なのかとか入って満ないとわからないとか危険すぎます!

昼間の明るいうちに地形だけでも確認しておきましょう。

ライトで水面を照らさない

そんなこんなでサーフでシーバス狙うときは夜釣り用のライトは必須アイテムですが、

が、しかし間違っても水面をライトで照らして見たりするのは当然NG

ときどき海岸や港湾部で釣りをしている人の中に、近くに止めた車のヘッドライトを灯している人たちがいるが、こんなのも論外。ゼッタイやってはいけません。

せっかくのシーバスも人影に気づき逃げてしまいます。

見える人には見えちゃうアレ!情報

サーフに限ったことではなく、釣り種もシーバスに限らずブラックバス狙いの野池やダム、田舎の河川の上流付近とかいろいろ数多く行くとたまに何か違和感を感じる場所に遭遇することってありませんか?

自分はあまりそういったものを敏感に感じるタイプでは決してない。にも関わらず…

やたら冷たく重たい空気に包まれているベタ凪の海岸。。。
真っ暗で誰も周りに人や建物がないのになぜか人の声が聞こえる磯まじりのサーフ。。。
半袖で来たのに何故か背中だけサブいw 暑い真夏の夜の砂浜。。。

などなどwww

釣果にはまったく関係ないですが、気になる人には気になるので、一応書いておきました。

あとで聞いてみると「あの場所は…」なんて有名な○○スポットだったってところもあるから、事前に情報を仕入れておくと気持ち安心するかもしれませんね^^;

夜のサーフで狙う時間帯

いくら急深のサーフでもある程度(少なくとも50cm以上)の水深があるほうが釣りやすい。満潮がらみの時間帯がいちばんいい。夕マズメの満潮前後ならなおよし。

夕マズメなんで当たり前かもしれないけど、日が沈み始めてから2時間くらいがいちばん釣れる時間帯だと思われます。

夕マズメは、真っ暗にならないうちから入れるので近辺の状況を確認しやすいのもメリットです。

夜のサーフゲームで釣れやすい場所

サーフで釣れるシーバスのベイトは、ハゼやキスなど砂地に多くいる小魚がメインになっている場合もあります。
(外洋に面しているような大場所の場合時期になるとサヨリとかコノシロの場合も)

ベイトが確認できるなら確実にその場所で粘ってっみても釣れる確率が高いけど、サーフでベイトの存在を目視できることは少ないです。

それもそのはず、河川のように上から水面を見るのではなく水面を平行にしかも浅いほうから眺めるだけなのでベイトを確認しずらいからです。

【1】潮通しが良く潮が打ち寄せている場所を探す!

砂浜なのに砂利や無数の貝殻が散乱している場所、砂浜なのに常に水に浸かっているところでも底が小石になっているとことか間違いなく潮の通りが激しい場所なのでベストなポイント。

【2】磯場のような大きな”サラシ”が発生している場所

日本海側に行くと結構あったりする絶好の一級ポイント。浜の波打ち際から2メートル以内で急深になっている波が打ち寄せたときにそのくぼみに波が当たってドンッと立ち上がった波が海面に打ち付けられ弾け散るような波が起こる場所。

【3】浅瀬のサラシが大きく出る場所

右見ても左見ても永遠砂浜のような場所でも浅瀬の底に横に地形がえぐれている場所があり、波がぶつかりサラシが起きているのが浅瀬にある場合、シーバスがいる可能性大のポンント。

【4】初心者には常夜灯、ベタ凪

ベタまで行かなくても凪の穏やかなサーフのほうが初心者向きです。

シーバスだって(砂浜で狙うフラットフィッシュも)食ってくるのは海が荒れているくらい時のほうがいいにに決まってますが、なんせ危険も多くて難易度が高いです。

常夜灯が灯っているサーフも狙いどころが定まりやすく、海面の状況を確認しやすいので初心者向き。

いきなり真っ暗な夜のシーバスでやる前に常夜灯のある場所で練習してからステップアップしたほうがいいです。

夜のサーフゲーム必須アイテム3つ

ヘッドランプ

夜釣りには必須アイテムで、シーバス狙うルアーマンなら持っていない人はいないと思うけど、ない人はこの際に揃えておいても損はないです。必ず夜の釣行なら必要になってくる場面がこれからたくさんある。

最近の僕のおすすめはキャップライト!帽子にクリップで着けられるのでかさ張らないし頭や首にかけけることないので邪魔になりません。

フラッシャー

ウェーディングするアングラーの人にはお馴染みかと思いますフラッシャー。自分の視界を確保するものではなく、周りに気づいてもらうためのももです。

夜のサーフでも必須です。

フローティングベスト

これあったほうが絶対いい!

いるんですよね港湾部の陸っぱりでもこれつけてない人。若い人に多いかも。

なんで着ないんだろ?恰好が悪く見える?ちゃんと連れてる人ってタックルもきちんと揃っていたりすることに気付いてほしい。

自分などはシーバス狙っているのにベストも着ずにランディングネットも持ち歩かない人を見ると
「釣れていない人なんだろうな…。」と思ってしまう。

ウエーダー

これはサーフだと着ていない人もいるけど、波風の強く、急に深くなるサーフだと身に着けておいたほうが安全です。
足元が波にさらわれると、とてもキケンなので上記のフローティングベストと合わせて用意してください。

サンダルと海パンで釣ってる人いるけど、アブナイし、しかも視界の限られる夜なんてキケン過ぎます

夜のサーフゲームまとめ

夜の釣りは昼間よりも釣れやすくなる時間なのでサーフでも同じように思えますが、ご覧のとおり少し勝手が違います。広大なサーフからベイトが回遊してくる場所、シーバスやヒラメなどターゲットの魚が居着きやすい場所を事前に把握しておくことが重要になってきます。

また昼間でも大切なウェーダーなど装備はもちろん夜はなおさら必要だと感じています。それに加えてライトなども必須です。何かと準備すること、するものが多いのが夜のサーフゲームです。

ただし仕事終わりとか、この時間帯でしかいけない人も多いかと思いますし、狙って釣れないわけではありませんから、ここで解説した項目を覚えておいてチャレンジしてみてください!