バリバスSWソルトウォーターナイロンのインプレです。
気になる硬さとしなやかさと伸びなどを検証してお伝えします。
ソルトウォーターの釣りにおいてメインラインをナイロンにしようか迷われてるアングラーのお役にたれればと思います。バリバスソルトウォーターナイロンのインプレをどうぞ!
バリバス ソルトウォーター ナイロンの特徴

比較的新しいリニューアルされて間もないナイロンラインです。
これまでにもバリバスからソルトウォーター用のラインが発売されていましたが、それが今回リニューアルされたものとなっています。
バリバスらしい適度なハリのある高い強度を持ったナイロンで、性質上、吸水してしまい劣化しやすいとされるナイロンですが初期の性能が長続きする高い耐久性も持ちあわせています。
ソルト用なのでラインカラーは海中でのステルス性能を発揮できるクリアブルー。
もちろんナイロンやフロロではあたりまえの並行巻きスプールで糸つぶれなく出荷されています。
ラインナップは0.8号(3lb)~5号(20lb)の10種類の太さが用意されています。長さは1.5号(6lb)までが100m巻きで、2号から上が150m巻きになっています
【ラインナップ】0.8号(3lb)~5号(20lb)の10種類
【巻量】1.5号(6lb)までが100m巻。2号から上が150m巻。
ソルト(海水域)でメインラインをナイロンにするメリット
PEラインが全盛期のソルトウォーターの中でナイロンをメインラインとして使うことのメリットとデメリットを解説します。
特徴を生かした使いわけをするためにナイロンラインの特性から、ソルトウォーター(海水域)でメインラインをナイロンにすることで得する使い方をお伝えします。
メリット
・ノットを組む必要ない
・クッション性が高い=吸い込みが良い⇒ミスフッキングを減らせる
・高切れ防止性能(高伸縮率・クッション性)
①ノットを組む必要がない

PEラインのときのようにリーダーとのラインシステムを組む必要がないので、釣り場に到着してからも根掛かりしてノットごとなくなったとしてもすぐに元の状態に戻せることが最大のメリットです。
ただし根掛かりしたあとや、釣行前には必ずラインの先端を確認してください。PEほど摩擦に対して弱くはありませんが、フロロほど丈夫ではありませんから、魚掛けた後とかのラインチェックはナイロンラインでも行ってください。
②伸びる=クッション性能が高い

ナイロンはほかのどのラインの種類よりも直線の伸びる率が高いのでクッション性能に優れています。その伸びる性能を生かして、バラシやすいトップウォーターのリーダーに用いると良いです。実際僕もそうしています。
バス釣りのバサーの間ではこの認識を持っているアングラーは多いです。
伸びることにより吸い込みがよくなり、甘噛みやついばみバイトなどでも、ミスフッキングも減らせます。
③高切れ回避

青物キャスティングゲームやシーバスのビッグベイトゲームなど大型の重たいルアーをフルキャストし続けているとPEの場合、ノットの箇所が傷んできて高切れしてしまうことが起こりえます。
この高切れは釣行ごとにラインシステムを組み替えるなど適切な対応をしていても、キャストの回数が多くなってしまった日など、1度の釣行だけで突如として起こりうるため前もって防げないときもあります。
重たく大きなルアーとなると高価なものが多いので高切れして吹っ飛んだら財布にもやさしくありません。そこでクッション性に優れたナイロンラインを使用することでこの高切れを、ほぼゼロになるまで大幅に減らすことが可能になります。
デメリット
もちろんメリットばかりではありません。当然のことながらナイロンラインにもデメリットは存在します。
主なデメリットを挙げると…
・吸水性があるので劣化しやすい。特に海水域の塩水に弱い。
・紫外線に弱く日中使うと劣化しやすい。
・伸びるので感度は落ちる
・飛距離は最低ランク
これらが挙げられます。
紫外線や吸水性についてはUVコーティングなどが施されている、ソルトでのお使用を考慮したものもあり、それらを選ぶことである程度は防げるし、最近のナイロンラインは、耐久性能も以前よりはだいぶんアップしています。
ただそれでもほかのラインと比べると初期の性能が維持できる期間は短く、はやめの交換が必要なことは言うまでもありません。
また、伸びるのでクッションが働いてしまい直線的な感度の伝達能力は低くなります。
これらのデメリットまでも理解したうえで、ナイロンラインをソルトウォーターのルアー釣りに選ぶとメリットを大いに活用することが可能になります。
バリバス ソルトウォーター ナイロン インプレ
それではこちらからは実際にリールに巻いてみて釣りをしてみたインプレです。
ナイロン特有の性能を生かして最近流行しているビッグベイトシーバス用にベイトリールに太い号数のバリバス ソルトウォーター ナイロンを巻いてみました。
インプレに使用したのはラインナップの中でいちばん太い5号20lbを使用しました。
糸巻量
150m巻きだと太いと余ることも

今回23アンタレスDC MDに巻きましたが、リール本体のカタログスペック上でもナイロン20lbで100mなので、50m余ってしまいます。
最初半分の75mずつ2回に分けてもいいかなと思ったのですが、鉄板バイブやジグだとそれくらいは余裕で飛ぶのでソルトで75mじゃちょっと短いし、DC MD(モンスタードライブ)のゲーム、ビッグベイトなどの使用を考えると20lbは欲しいし…。
ということで100mだけけっこうぎつぎつに巻きました。残りはチニングなどのライトソルトのリーダー代わりにでも使います。
大きめのベイトリールに太いラインを巻くとなるとソルトの場合は100mは欲しいのでそれの使用を念頭にするのであれば、ラインナップに200mがあればソルトアングラーには嬉しいかもです。
触った感触はバリカタ

手で触ってみた感触はかなり丈夫です。適度なハリがあって硬い印象。
硬さだけで言うとちょうどバス釣り用のフロロカーボン並みの硬さを感じました。それよりかはしなやかさはあります。
これはけっこう耐摩耗性に優れていると思います。
しなやかさ
しなやかさは選ぶ太さ(号数)による

投げてみた時のキャストフィールはPEとたいして差を感じないです(飛距離は別。後述します)
ス~ッと出ていく放出は気持ちよいです。
ただ巻いてくるときに若干ゴワつきを感じましたね。なんか1巻きごとにキュッと締まる感覚というか表面が硬いのは間違いないですね。
今回自分が選んだ太さは20lb(ラインナップ中いちばん太い)だったからかもしれませんが、しなやかさはあまり感じられませんでした。
今回のようなビッグベイトゲームでの使用をメインに考える場合用途から外れますが、しなやかさを優先させたい場合は一段落して4号(16lb)でもいいかもしれません。
自分の場合はこのまま20lbでいくつもりです。
飛距離は○○

やはりナイロンライン。実測値で計測して比べたわけではありませんが飛距離はさすがにPEほどは出ないですw
ただ今回DCリールだったのでもちろんブレーキモードはナイロンモードでの飛距離です。
このような選定だったからかもしれませんが、PEと比べたら感覚的に若干詰まる印象があるだけで、そこまで距離的には大きな開きはない印象ですが、やっぱなんかスコ~ンッと抜けるような感覚は感じません。
ベイトでは慣れがいるかも

公式発表では癖がつきにくく、リールへの糸馴染みがよいとされていますし、癖はつきにくかもしれませんが、太さ(号数)の大きいものだと、かなりしなやかさは弱いのでスプールが少し回転しただけでブワ~ッとラインが浮きあがってきます。
これももっと細い号数のものであれば特に問題ないかもしれません…(汗)
自分の場合はバス釣りのときにフロロもベイトとスピニングの両方で使うので硬くて勝手に盛り上がってくるラインにも少しは耐性がありますが、PEに慣れてしまっている人は、少し慣れが必要かもしれません。
バリバス ソルトウォーター ナイロンまとめ
今回のようにビッグベイトゲームで、これを使うことのメリットはやはり強度による高切れ防止という目的と、トップペンシルなどでのバラシを軽減させるためのナイロンの伸びることによる吸い込みのよさを活用するためにはこうした高い強度を持ったナイロンラインの使用も大いにありですね。
メリットも多いので今回のようなベイトタックルでのビッグベイトゲームや、ノットを組む必要がなく耐摩耗性も生かして根ズレや根掛かりが多発しやすいロックフィッシュゲームに向いてると思います。
ここでバリバス ソルトウォーター ナイロンのことをまとめます。
・ほかのナイロンよりは強度が高く長く持ちそう
・その分硬さ=適度なハリがあり硬め
・号数が細いものを選べばしなやかさも
・ソルトのビッグベイトやロックフィッシュゲームに



